TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024099876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023003474
出願日2023-01-13
発明の名称異物検査装置
出願人住友金属鉱山株式会社
代理人個人,個人
主分類G01N 21/85 20060101AFI20240719BHJP(測定;試験)
要約【課題】コンベアのベルトの色によらず使用できる簡素な構成の異物検査装置を提供する。
【解決手段】コンベアにより搬送される検査対象物を受け取り、検査対象物を通過させる傾斜面を有する傾斜部と、傾斜面を通過する検査対象物を撮像する撮像部と、撮像部によって撮像された画像に基づいて、検査対象物における異物の有無を判定する制御部と、を備え、検査対象物が撮像される際に検査対象物とともに撮像される傾斜面における被撮像領域は、検査対象物と同色により構成されている、異物検査装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンベアにより搬送される検査対象物を受け取り、当該検査対象物を通過させる傾斜面を有する傾斜部と、
前記傾斜面を通過する前記検査対象物を撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された画像に基づいて、前記検査対象物における異物の有無を判定する制御部と、を備え、
前記検査対象物が撮像される際に当該検査対象物とともに撮像される前記傾斜面における被撮像領域は、前記検査対象物と同色により構成されている、
異物検査装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記被撮像領域は、前記異物と異なる色により構成されている、
請求項1に記載の異物検査装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記撮像部により撮像された画像を、前記検査対象物について想定される色情報と前記異物について想定される色情報に基づいて設定された閾値を用いて二値化処理をすることより、前記検査対象物における前記異物の有無を判定する、
請求項2に記載の異物検査装置。
【請求項4】
前記傾斜面は、前記検査対象物の自重を利用して当該検査対象物を通過させる傾斜角で配置されている、
請求項1に記載の異物検査装置。
【請求項5】
前記撮像部により撮像される前記検査対象物に対して、ライン状の光を照射するライン照明部をさらに備え、
前記ライン照明部と前記撮像部は、それぞれ、その照射方向と撮像方向が、前記傾斜面と直交する方向となる位置に配置されている、
請求項1に記載の異物検査装置。
【請求項6】
前記検査対象物は、金属により構成されており、
前記傾斜面の少なくとも前記被撮像領域は、前記検査対象物と同じ金属により構成されている、
請求項1に記載の異物検査装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記検査対象物が異物を有すると判定したときは、前記コンベアの動作を停止させる、
請求項1に記載の異物検査装置。
【請求項8】
異常を報知するアラームをさらに備え、
前記制御部は、前記検査対象物が異物を有すると判定したときは、前記アラームを作動させる、
請求項1に記載の異物検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、異物検査装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
コンベアにより製品を搬送する際に、コンベア上で製品に対し異物混入の検査が行われることがある。このとき、製品とコンベアの背景を同色にして異物を検出しやすくすることは知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-85251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、製品の色とコンベアのベルトの色とが異なる色である場合、既存のコンベアをそのまま使用することができず、コンベアの大がかりな改造が必要となることがある。
【0005】
本発明の目的は、例えば、コンベアのベルトの色によらず使用できる簡素な構成の異物検査装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
コンベアにより搬送される検査対象物を受け取り、当該検査対象物を通過させる傾斜面を有する傾斜部と、
前記傾斜面を通過する前記検査対象物を撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された画像に基づいて、前記検査対象物における異物の有無を判定する制御部と、を備え、
前記検査対象物が撮像される際に当該検査対象物とともに撮像される前記傾斜面における被撮像領域は、前記検査対象物と同色により構成されている、
異物検査装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、例えば、コンベアのベルトの色によらず使用できる簡素な構成の異物検査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係る異物検査装置100の検査対象の一例である電気ニッケル1の概略構成図である。
図2は、電気ニッケル1を製造する際に用いる母板10の概略構成図である。
図3は、コンベア200と本発明の一実施形態に係る異物検査装置100の概略側面図である。
図4は、本発明の一実施形態に係る異物検査装置100における傾斜部20の平面図である。
図5は、本発明の一実施形態に係る異物検査方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<検査対象物の構成例>
本実施形態において異物混入の検査が行われる検査対象物は、例えば、直径約20mmの円盤状のボタン型をなす電気ニッケル1である(図1参照)。
【0010】
<検査対象物の製造方法例>
ボタン型の電気ニッケル1は、円形電着面を有するカソード(以下、「母板」ともいう)を用いて、電解採取により製造される。以下、図2を用いて、母板10の構成例について説明した後、電気ニッケル1の製造方法例について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

甲神電機株式会社
電流センサ
11日前
株式会社小野測器
測定器
14日前
株式会社小野測器
検出器
14日前
アズビル株式会社
差圧計
8日前
アズビル株式会社
差圧計
9日前
アズビル株式会社
調節計
14日前
株式会社アトラス
計量容器
今日
大和製衡株式会社
組合せ秤
8日前
株式会社チノー
気体流量調整機構
3日前
株式会社チノー
気体流量調整機構
3日前
株式会社トプコン
測量装置
1日前
株式会社トプコン
測量装置
14日前
アズビル株式会社
圧力センサ
8日前
アズビル株式会社
圧力センサ
3日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
14日前
株式会社ミツトヨ
変位測定器
8日前
アズビル株式会社
圧力センサ
3日前
株式会社カネカ
検出システム
14日前
株式会社島津製作所
分光光度計
3日前
東レ株式会社
選択結合性物質固定化担体
8日前
エスペック株式会社
環境形成装置
8日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ素子
14日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ素子
14日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ素子
9日前
日本碍子株式会社
センサ素子
9日前
上海海事大学
河川水位監視システム
1日前
日本碍子株式会社
センサ素子
9日前
個人
レーザ距離計の計測用フォルダ
2日前
株式会社島津製作所
熱分析システム
3日前
セコム株式会社
適応装置
9日前
マレリ株式会社
推定装置
7日前
パイロットインキ株式会社
温度管理システム
7日前
ローム株式会社
半導体集積回路
7日前
エスペック株式会社
温度槽及び試験方法
3日前
個人
レーダ反射断面積計測用装置
8日前
TDK株式会社
磁気検出システム
1日前
続きを見る