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公開番号
2024098324
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-23
出願番号
2023001760
出願日
2023-01-10
発明の名称
均平作業方法、均平作業システム及び情報処理装置
出願人
国立大学法人鳥取大学
,
株式会社トプコン
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/02 20240101AFI20240716BHJP(計算;計数)
要約
【課題】作物収量を向上させる均平作業方法、均平作業システム及び情報処理装置を提供すること。
【解決手段】均平作業方法は、情報処理装置が、農作業装置から、圃場における作土高又は作土深に関する第一作土情報、及び、第一作土情報に対して圃場における位置を対応させた農作結果情報を取得する工程と、情報処理装置が、農作結果情報のムラである生育ムラ又は収量ムラを抑制するように、農作結果情報と相関を有する第一作土情報のパラメータを用いて、過去の作物の農作結果が相対的に良好であった位置の農作結果を抑制する第一処理、及び、過去の作物の農作結果が相対的に良好でなかった位置の農作結果を促進する第二処理の一方又は両方を実行することにより、第一作土情報から次回の第二作土情報を求める工程と、を含む。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置を備えた均平作業システムにおける均平作業方法であって、
前記情報処理装置が、農作業装置から、圃場における作土高又は作土深に関する第一作土情報、及び、前記第一作土情報に対して圃場における位置を対応させた農作結果情報を取得する工程と、
前記情報処理装置が、前記農作結果情報のムラである生育ムラ又は収量ムラを抑制するように、前記農作結果情報と相関を有する前記第一作土情報のパラメータを用いて、過去の作物の農作結果が相対的に良好であった位置の農作結果を抑制する第一処理、及び、過去の作物の農作結果が相対的に良好でなかった位置の農作結果を促進する第二処理の一方又は両方を実行することにより、前記第一作土情報から次回の第二作土情報を求める工程と、
を含む均平作業方法。
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【請求項2】
前記情報処理装置は、前記第一処理及び前記第二処理を、前記相関の高いパラメータが前記作土高である場合は前記作土高の調整により実行し、前記相関の高いパラメータが前記作土深である場合は前記作土深の調整により実行し、
前記情報処理装置が、前記第二作土情報の作土を得るために、農作業装置の代掻き条件を求める工程をさらに含む、
請求項1に記載の均平作業方法。
【請求項3】
前記均平作業システムは表示部を備え、
前記情報処理装置が、前記第一作土情報、前記農作結果情報、前記第二作土情報及び前記代掻き条件を、各々高低マップにより前記表示部に表示させる工程を含む、
請求項2に記載の均平作業方法。
【請求項4】
前記農作結果情報は、生育情報又は収量情報を含み、
前記作土高、前記作土深、前記生育情報及び前記収量情報は、それぞれ、田植え装置の田植え時、施肥装置の施肥時、及びコンバインが作物の収穫時に、各装置に搭載されたセンサを用いて取得した情報であり、
前記代掻き条件は、均平作業装置の設定条件として利用される、
請求項2又は請求項3に記載の均平作業方法。
【請求項5】
農作業装置から、圃場における作土高又は作土深に関する第一作土情報、及び、前記第一作土情報に対して圃場における位置を対応させた農作結果情報を取得し、
前記農作結果情報のムラである生育ムラ又は収量ムラを抑制するように、前記農作結果情報と相関を有する前記第一作土情報のパラメータを用いて、過去の作物の農作結果が相対的に良好であった位置の農作結果を抑制する第一処理、及び、過去の作物の農作結果が相対的に良好でなかった位置の農作結果を促進する第二処理の一方又は両方を実行することにより、前記第一作土情報から次回の第二作土情報を求める、
情報処理装置を備える均平作業システム。
【請求項6】
農作業装置から、圃場における作土高又は作土深に関する第一作土情報、及び、前記第一作土情報に対して圃場における位置を対応させた農作結果情報を取得し、
前記農作結果情報のムラである生育ムラ又は収量ムラを抑制するように、前記農作結果情報と相関を有する前記第一作土情報のパラメータを用いて、過去の作物の農作結果が相対的に良好であった位置の農作結果を抑制する第一処理、及び、過去の作物の農作結果が相対的に良好でなかった位置の農作結果を促進する第二処理の一方又は両方を実行することにより、前記第一作土情報から次回の第二作土情報を求める、
情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、均平作業方法、均平作業システム及び均平作業装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、圃場を耕起させるための装置が提案されている。例えば、特許文献1に、作業者が駆動装置を用いて作業機を上下動させることで土壌面の均平作業を行う均平作業装置が開示されている。この均平作業装置は、土壌基準面に対応する基準高さを予め設定する基準高さ設定手段と、位置検出装置で受信する高さ情報と前記基準高さとの差分を算出し、この差分に応じて作業機の上下移動量を決定する移動量決定手段と、移動量決定手段で決定した上下移動量に必要な駆動装置の目標動作量を決定する駆動装置動作量決定手段と、駆動装置動作量決定手段で決定した目標動作量だけ駆動装置を動作させる駆動装置動作指示手段とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-177744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
圃場の作物は、コンバイン等の収穫装置を用いて収穫される。特許文献1の技術のように、予め設定した土壌基準面に合わせた均平作業を行うことができたとしても、生育状態にムラが生じることがある。従って、圃場内における収量にもムラが生じ、圃場全体の作物収量を向上させることが難しい場合がある。
【0005】
本開示は、作物収量を向上させる均平作業方法、均平作業システム及び情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した目的を達成するために、本開示に係る均平作業方法は、情報処理装置を備えた均平作業システムにおける均平作業方法であって、前記情報処理装置が、農作業装置から、圃場における作土高又は作土深に関する第一作土情報、及び、前記第一作土情報に対して圃場における位置を対応させた農作結果情報を取得する工程と、前記情報処理装置が、前記農作結果情報のムラである生育ムラ又は収量ムラを抑制するように、前記農作結果情報と相関を有する前記第一作土情報のパラメータを用いて、過去の作物の農作結果が相対的に良好であった位置の農作結果を抑制する第一処理、及び、過去の作物の農作結果が相対的に良好でなかった位置の農作結果を促進する第二処理の一方又は両方を実行することにより、前記第一作土情報から次回の第二作土情報を求める工程と、を含む。
【0007】
上記した目的を達成するために、本開示に係る均平作業システムは、農作業装置から、圃場における作土高又は作土深に関する第一作土情報、及び、前記第一作土情報に対して圃場における位置を対応させた農作結果情報を取得し、前記農作結果情報のムラである生育ムラ又は収量ムラを抑制するように、前記農作結果情報と相関を有する前記第一作土情報のパラメータを用いて、過去の作物の農作結果が相対的に良好であった位置の農作結果を抑制する第一処理、及び、過去の作物の農作結果が相対的に良好でなかった位置の農作結果を促進する第二処理の一方又は両方を実行することにより、前記第一作土情報から次回の第二作土情報を求める、情報処理装置を備える。
【0008】
上記した目的を達成するために、本開示に係る情報処理装置は、農作業装置から、圃場における作土高又は作土深に関する第一作土情報、及び、前記第一作土情報に対して圃場における位置を対応させた農作結果情報を取得し、前記農作結果情報のムラである生育ムラ又は収量ムラを抑制するように、前記農作結果情報と相関を有する前記第一作土情報のパラメータを用いて、過去の作物の農作結果が相対的に良好であった位置の農作結果を抑制する第一処理、及び、過去の作物の農作結果が相対的に良好でなかった位置の農作結果を促進する第二処理の一方又は両方を実行することにより、前記第一作土情報から次回の第二作土情報を求める。
【発明の効果】
【0009】
上記手段を用いる本開示に係る均平作業方法、均平作業システム及び情報処理装置は、作物収量を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態に係る均平作業システムの構成図である。
圃場における土壌の断面模式図である。
第一作土情報マップを示す図である。
生育情報マップを示す図である。
第二作土情報マップを示す図である。
代掻き条件マップを示す図である。
均平作業システムの動作のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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