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公開番号2024096379
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-12
出願番号2024075881,2021053880
出願日2024-05-08,2021-03-26
発明の名称コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/405 20060101AFI20240705BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングの寸法精度の低下を抑制できるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、互いに並列して延びる複数の端子20と、各端子20に接続されるとともに互いに並列する複数の電線30と、複数の端子20と複数の電線30とが埋設された樹脂製のハウジング40とを備える。ハウジング40は、複数の端子20を一括して覆う本体部50と、本体部50から突出して複数の電線30を個別に覆うとともに、第1方向Zに互いに間隔をおいて設けられた複数の突出部60と、第1方向Zにおいて互いに隣り合う2つの突出部60を連結する第1連結部63とを有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
互いに並列して延びる複数の端子と、
前記端子の各々に接続されるとともに互いに並列する複数の電線と、
前記複数の端子と前記複数の電線とが埋設された樹脂製のハウジングと、を備えるコネクタであって、
前記ハウジングは、
前記複数の端子を一括して覆う本体部と、
前記本体部から突出して前記複数の電線を個別に覆うとともに、前記複数の電線の並び方向に互いに間隔をおいて設けられた複数の突出部と、
前記並び方向において互いに隣り合う2つの前記突出部を連結する連結部と、を有している、
コネクタ。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記端子の各々は、前記電線の各々が接続される電線接続部を有し、
前記電線接続部の各々は、前記突出部の各々に埋設されている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記連結部は、前記突出部の突出方向において前記本体部から離れた位置において前記2つの突出部を部分的に連結している、
請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記電線の各々は、芯線と、前記芯線の外周を覆う絶縁被覆と、を有し、前記絶縁被覆の端部から露出した前記芯線の露出部が前記端子の各々に接続されるものであり、
前記電線の各々における前記絶縁被覆と前記露出部とは、前記突出部の各々に埋設されており、
前記連結部は、前記2つの突出部の各々における前記絶縁被覆が埋設された部分同士を連結している、
請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記突出部の突出方向を単に突出方向とするとき、
前記連結部は、前記突出方向における前記突出部の基端と先端との間の中間部よりも前記先端に近い位置に設けられている、
請求項3または請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記連結部を第1連結部とするとき、
前記ハウジングは、前記突出方向において前記本体部と前記第1連結部との間に設けられ、前記2つの突出部を連結する第2連結部を有し、
前記端子の各々は、前記電線の各々が接続される電線接続部を有し、
前記電線接続部の各々は、前記突出部の各々に埋設されており、
前記第2連結部は、前記2つの突出部の各々における前記電線接続部が埋設された部分同士を連結している、
請求項3から請求項5のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記突出部の突出方向と、前記並び方向との双方に直交する方向を直交方向とするとき、
前記連結部は、前記突出部の各々の前記直交方向における両側の外面よりも内側に位置している、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記コネクタは、金属板により形成された前記複数の端子を備え、機器のケースに取り付けられるものであって、
前記端子の各々は、前記ケースに対する前記コネクタの取付方向に延びる第1延在部と、
前記第1延在部における前記ケースとは反対側の部分から延びるとともに前記電線が接続される第2延在部と、を有し、
複数の前記第1延在部の板厚方向は、互いに一致しており、
複数の前記第2延在部は、前記取付方向に交差する方向であって、前記板厚方向に直交する面方向に延びている、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項9】
前記端子の各々は、前記第1延在部における前記ケース側の部分から前記板厚方向に延びる第3延在部を有し、
前記第3延在部の各々は、前記第3延在部を前記取付方向に貫通するボルト孔を有し、
前記ハウジングは、前記ハウジングを前記取付方向に貫通するとともに前記第3延在部の各々を収容する筒状部を有し、
前記筒状部は、前記ボルト孔の各々が露出する開口部を有している、
請求項8に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、板状をなす複数の端子金具と、各端子金具が接続された複数の電線と、複数の端子金具及び複数の電線が埋設された樹脂製のハウジングとを備えるシールドコネクタが開示されている。
【0003】
ハウジングは、内部に端子金具が配置される筒状のフード部と、フード部の外周に連なる電線導出部とを備えている。電線導出部は、複数の端子金具を一括して覆う導出部本体と、導出部本体から突出するとともに複数の電線を個別に覆う複数の導出筒部とを有している。複数の導出筒部は、複数の電線の並び方向に互いに間隔をおいて設けられている。各端子金具、各電線、及びハウジングはインサート成形によって一体化されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-84604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載のシールドコネクタにおいては、導出筒部が導出部本体から片持ち状に突出している。この場合、インサート成形におけるハウジングの射出成形後に、導出筒部が導出部本体に対して倒れやすくなるため、ハウジングの寸法精度が低下するおそれがある。上記倒れが生じると、各導出筒部によって覆われる電線の延びる方向が、各電線毎に異なることとなる。このため、ハウジングの寸法精度の低下を抑制することが望まれている。
【0006】
本開示の目的は、ハウジングの寸法精度の低下を抑制できるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のコネクタは、互いに並列して延びる複数の端子と、前記端子の各々に接続されるとともに互いに並列する複数の電線と、前記複数の端子と前記複数の電線とが埋設された樹脂製のハウジングと、を備えるコネクタであって、前記ハウジングは、前記複数の端子を一括して覆う本体部と、前記本体部から突出して前記複数の電線を個別に覆うとともに、前記複数の電線の並び方向に互いに間隔をおいて設けられた複数の突出部と、前記並び方向において互いに隣り合う2つの前記突出部を連結する連結部と、を有している。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ハウジングの寸法精度の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態のコネクタとケースとを分解して示す分解斜視図である。
図2は、ハウジングの正面図である。
図3は、図2の3-3線に沿った断面図である。
図4は、複数の端子及び複数の電線を示す斜視図である。
図5は、図2の5-5線に沿った断面図である。
図6は、図2の6-6線に沿った断面図である。
図7は、図2の7-7線に沿った断面図である。
図8は、ハウジングとシールドシェルとを分解して示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のコネクタは、互いに並列して延びる複数の端子と、前記端子の各々に接続されるとともに互いに並列する複数の電線と、前記複数の端子と前記複数の電線とが埋設された樹脂製のハウジングと、を備えるコネクタであって、前記ハウジングは、前記複数の端子を一括して覆う本体部と、前記本体部から突出して前記複数の電線を個別に覆うとともに、前記複数の電線の並び方向に互いに間隔をおいて設けられた複数の突出部と、前記並び方向において互いに隣り合う2つの前記突出部を連結する連結部と、を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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