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公開番号2024095310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212500
出願日2022-12-28
発明の名称光空間通信装置、光空間通信システムおよび光空間通信装置の制御方法
出願人日本電気株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H04B 10/11 20130101AFI20240703BHJP(電気通信技術)
要約【課題】コンパクトな構成によって複数の光空間通信リンクを構築する光空間通信装置、その制御方法及び光空間通信システムを提供する。
【解決手段】光空間通信装置(100)において、光送出ユニット(110)は、単一のレーザービームを出力する光源(111)と、レーザービームの送出方向を制御する送出方向制御手段(112)と、を備える。通信制御手段(130)は、レーザービームにより複数の光空間通信リンクを(リンク1及びリンク2)構築するように光送出ユニット(110)を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光送出ユニットと、
通信制御手段と、を備え、
前記光送出ユニットは、
単一のレーザービームを出力する光源と、
前記光源が出力した前記レーザービームの送出方向を制御する送出方向制御手段と、を備え、
前記通信制御手段は、前記レーザービームにより複数の光空間通信リンクを構築するように前記光送出ユニットを制御する、光空間通信装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記通信制御手段は、前記単一のレーザービームを、互いに方向が異なる複数のレーザービームに分割するように前記光送出ユニットを制御する、請求項1に記載の光空間通信装置。
【請求項3】
前記光空間通信リンクを介して前記レーザービームを受信する光空間通信装置における当該レーザービームの受信パワーを取得する取得手段を更に備え、
前記通信制御手段は、前記受信パワーが設定値を上回るように、前記単一のレーザービームから前記複数のレーザービームへの分割割合、および、前記光源の出力の少なくとも一方を調整する、請求項2に記載の光空間通信装置。
【請求項4】
前記通信制御手段は、前記単一のレーザービームを、複数の方向のそれぞれに対して互いに異なるタイミングに送出するように前記光送出ユニットを制御する、請求項1に記載の光空間通信装置。
【請求項5】
前記通信制御手段は、前記複数の光空間通信リンクの少なくとも1つの光空間通信リンクを介して通信内容を送信し、前記複数の光空間通信リンクの他の光空間通信リンクを介して当該他の光空間通信リンクを維持するための制御信号を送信するように前記光送出ユニットを制御する、請求項1~4のいずれか一項に記載の光空間通信装置。
【請求項6】
前記通信制御手段は、前記少なくとも1つの光空間通信リンクが遮断されたときに、前記他の光空間通信リンクを介して通信内容を送信するように前記光送出ユニットを制御する、請求項5に記載の光空間通信装置。
【請求項7】
前記通信制御手段は、前記複数の光空間通信リンクを介して、同一の通信内容をそれぞれ送信させる、請求項1~4のいずれか一項に記載の光空間通信装置。
【請求項8】
前記通信制御手段は、前記複数の光空間通信リンクを介して、一つの通信内容を分割した通信内容部分をそれぞれ送信するように前記光送出ユニットを制御する、請求項1~4のいずれか一項に記載の光空間通信装置。
【請求項9】
請求項1に記載の光空間通信装置を3個以上備えた、光空間通信システム。
【請求項10】
光送出ユニットを備えた光空間通信装置の制御方法であって、
前記光送出ユニットは、
単一のレーザービームを出力する光源と、
前記光源が出力した前記レーザービームの送出方向を制御する送出方向制御手段と、を備え、
前記レーザービームにより複数の光空間通信リンクを構築するように前記光送出ユニットを制御する通信制御処理を実行することを含む、光空間通信装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光空間通信装置、光空間通信システムおよび光空間通信装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、インターネット、モバイルネットなどでのトラフィック増加は年率20~40%と顕著である。そのため、無線通信速度を飛躍的に向上し得る光空間通信(FSOC:Free-Space Optical Communications)を用いたネットワークの実用化が期待されている。
【0003】
光空間通信は、可視光線から赤外線までの波長の光波を用いた、自由空間を介する高速無線通信であり、近年、ファイバー通信に迫る通信速度を達成している。また、光空間通信では、細いビームを用いることにより、第三者による盗聴を困難にすることができる。
【0004】
例えば、特許文献1には、光空間通信の実現技術の一例が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-061267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、光空間通信において、高信頼化を実現するために複数のリンク(接続)を構築する場合、光トランシーバなどの送信機構及び受信機構が、リンクの数だけ必要となる。そのため、装置の物理的な大きさが大きくなるという問題がある。
【0007】
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、コンパクトな構成によって複数の光空間通信リンクを構築することができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る光空間通信装置は、光送出ユニットと、通信制御手段と、を備え、前記光送出ユニットは、単一のレーザービームを出力する光源と、前記光源が出力した前記レーザービームの送出方向を制御する送出方向制御手段と、を備え、前記通信制御手段は、前記レーザービームにより複数の光空間通信リンクを構築するように前記光送出ユニットを制御する。
【0009】
本発明の一態様に係る光空間通信装置の制御方法は、光送出ユニットを備えた光空間通信装置の制御方法であって、前記光送出ユニットは、単一のレーザービームを出力する光源と、前記光源が出力した前記レーザービームの送出方向を制御する送出方向制御手段と、を備え、前記レーザービームにより複数の光空間通信リンクを構築するように前記光送出ユニットを制御する通信制御処理を実行することを含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、コンパクトな構成によって複数の光空間通信リンクを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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