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公開番号2024089758
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205147
出願日2022-12-22
発明の名称高周波モジュール
出願人株式会社村田製作所
代理人個人,個人
主分類H04B 1/034 20060101AFI20240627BHJP(電気通信技術)
要約【課題】小型化と信号損失の低減とを図ることができる高周波モジュールを提供する。
【解決手段】高周波モジュール1は、互いに対向する主面90a及び90bを有するモジュール基板90と、主面90bに配置された複数の外部接続端子100と、主面90aに配置された電力増幅回路10及び20と、電力増幅回路10に接続され、主面90aに配置されたトランスフォーマ41と、電力増幅回路20に接続され、主面90bに配置されたトランスフォーマ42と、を備え、電力増幅回路10は、ドハティ型の電力増幅回路であり、電力増幅回路20は、差動増幅型の電力増幅回路である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
互いに対向する第1主面及び第2主面を有するモジュール基板と、
前記第2主面に配置された複数の外部接続端子と、
前記第1主面に配置された第1電力増幅回路及び第2電力増幅回路と、
前記第1電力増幅回路に接続され、前記第1主面に配置された第1トランスフォーマと、
前記第2電力増幅回路に接続され、前記第2主面に配置された第2トランスフォーマと、を備え、
前記第1電力増幅回路は、ドハティ型の電力増幅回路であり、
前記第2電力増幅回路は、差動増幅型の電力増幅回路である、
高周波モジュール。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
互いに対向する第1主面及び第2主面を有するモジュール基板と、
前記第2主面に配置された複数の外部接続端子と、
前記第1主面に配置された第1電力増幅回路及び第2電力増幅回路と、
前記第1電力増幅回路に接続され、少なくとも2つのチャネルで同時送信可能な第1バンドの送信帯域を含む通過帯域を有する第1フィルタ回路と、
前記第2電力増幅回路に接続され、前記第1バンドの送信帯域を含む通過帯域を有する第2フィルタ回路と、
前記第1電力増幅回路及び前記第1フィルタ回路の間に接続され、前記第1主面に配置された第1トランスフォーマと、
前記第2電力増幅回路及び前記第2フィルタ回路の間に接続され、前記第2主面に配置された第2トランスフォーマと、を備え、
前記第1バンド内の第1チャネル及び前記第1チャネルよりも低い第2チャネルの信号が同時送信される場合に、前記第1電力増幅回路は、前記第1チャネルの信号を増幅し、かつ、前記第2電力増幅回路は、前記第2チャネルの信号を増幅する、
高周波モジュール。
【請求項3】
前記モジュール基板は、さらに、前記第1トランスフォーマ及び前記第2トランスフォーマの間に配置されたビア導体を有する、
請求項2に記載の高周波モジュール。
【請求項4】
互いに対向する第1主面及び第2主面を有するモジュール基板と、
前記第2主面に配置された複数の外部接続端子と、
前記第1主面に配置され、第1パワークラスに対応する第1電力増幅回路と、
前記第1主面に配置され、前記第1パワークラスと同じ第2パワークラスに対応する第2電力増幅回路と、
前記第1電力増幅回路に接続され、前記第1主面に配置された第1トランスフォーマと、
前記第2電力増幅回路に接続され、前記第2主面に配置された第2トランスフォーマと、を備え、
前記第1パワークラス及び前記第2パワークラスよりも高い最大出力電力で規定される第3パワークラスが適用される場合に、前記第1電力増幅回路及び前記第2電力増幅回路で同時に高周波信号が増幅され、
前記第1パワークラスが適用される場合に、前記第1電力増幅回路で高周波信号が増幅され、前記第2電力増幅回路で高周波信号が増幅されない、
高周波モジュール。
【請求項5】
前記高周波モジュールは、さらに、前記第1主面に配置され、かつ、前記モジュール基板の平面視において前記第1トランスフォーマ及び前記第2電力増幅回路の間に配置された金属部材を備える、
請求項4に記載の高周波モジュール。
【請求項6】
前記高周波モジュールは、さらに、
低雑音増幅回路と、
前記低雑音増幅回路に接続され、前記第1主面に配置されたインダクタと、を備え、
前記第2トランスフォーマよりも前記第1トランスフォーマの方が前記インダクタから離れて配置されている、
請求項1~5のいずれか1項に記載の高周波モジュール。
【請求項7】
前記高周波モジュールは、さらに、前記第1主面に配置され、かつ、前記モジュール基板の平面視において前記第1トランスフォーマ及び前記インダクタの間に配置された金属部材を備える、
請求項6に記載の高周波モジュール。
【請求項8】
前記高周波モジュールは、さらに、
前記第1主面に配置された前記第1電力増幅回路及び前記第2電力増幅回路の少なくとも一部を覆う樹脂部材と、
前記樹脂部材の表面の少なくとも一部を覆うシールド層と、を備え、
前記金属部材の先端は、前記シールド層に接続されている、
請求項7に記載の高周波モジュール。
【請求項9】
前記高周波モジュールは、さらに、前記第2トランスフォーマに接続され、前記第1主面に配置された整合回路を備え、
前記整合回路は、前記モジュール基板の平面視において、前記第2トランスフォーマと少なくとも部分的に重なっている、
請求項1~5のいずれか1項に記載の高周波モジュール。
【請求項10】
前記第1トランスフォーマは、前記モジュール基板の前記第1主面を含む複数の第1レイヤに形成されており、
前記第2トランスフォーマは、前記モジュール基板の前記第2主面を含む複数の第2レイヤに形成されており、
前記複数の第1レイヤは、前記複数の第2レイヤと重なっていない、
請求項1~5のいずれか1項に記載の高周波モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高周波モジュールに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数のトランスフォーマを備える高周波モジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-158556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術では、高周波モジュールの小型化と信号損失の低減との両方を実現することが難しい。
【0005】
そこで、本発明は、小型化と信号損失の低減とを図ることができる高周波モジュールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る高周波モジュールは、互いに対向する第1主面及び第2主面を有するモジュール基板と、第2主面に配置された複数の外部接続端子と、第1主面に配置された第1電力増幅回路及び第2電力増幅回路と、第1電力増幅回路に接続され、第1主面に配置された第1トランスフォーマと、第2電力増幅回路に接続され、第2主面に配置された第2トランスフォーマと、を備え、第1電力増幅回路は、ドハティ型の電力増幅回路であり、第2電力増幅回路は、差動増幅型の電力増幅回路である。
【0007】
本発明の一態様に係る高周波モジュールは、互いに対向する第1主面及び第2主面を有するモジュール基板と、第2主面に配置された複数の外部接続端子と、第1主面に配置された第1電力増幅回路及び第2電力増幅回路と、第1電力増幅回路に接続され、少なくとも2つのチャネルで同時送信可能な第1バンドの送信帯域を含む通過帯域を有する第1フィルタ回路と、第2電力増幅回路に接続され、第1バンドの送信帯域を含む通過帯域を有する第2フィルタ回路と、第1電力増幅回路及び第1フィルタ回路の間に接続され、第1主面に配置された第1トランスフォーマと、第2電力増幅回路及び第2フィルタ回路の間に接続され、第2主面に配置された第2トランスフォーマと、を備え、第1バンド内の第1チャネル及び第1チャネルよりも低い第2チャネルの信号が同時送信される場合に、第1電力増幅回路は、第1チャネルの信号を増幅し、かつ、第2電力増幅回路は、第2チャネルの信号を増幅する。
【0008】
本発明の一態様に係る高周波モジュールは、互いに対向する第1主面及び第2主面を有するモジュール基板と、第2主面に配置された複数の外部接続端子と、第1主面に配置され、第1パワークラスに対応する第1電力増幅回路と、第1主面に配置され、第1パワークラスと同じ第2パワークラスに対応する第2電力増幅回路と、第1電力増幅回路に接続され、第1主面に配置された第1トランスフォーマと、第2電力増幅回路に接続され、第2主面に配置された第2トランスフォーマと、を備え、第1パワークラス及び第2パワークラスよりも高い最大出力電力で規定される第3パワークラスが適用される場合に、第1電力増幅回路及び第2電力増幅回路で同時に高周波信号が増幅され、第1パワークラスが適用される場合に、第1電力増幅回路で高周波信号が増幅され、第2電力増幅回路で高周波信号が増幅されない。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様に係る高周波モジュールによれば、小型化と信号損失の低減とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施の形態1に係る通信装置の回路構成図である。
図2は、実施の形態1に係る高周波モジュールの平面図である。
図3は、実施の形態1に係る高周波モジュールの平面図である。
図4は、実施の形態1に係る高周波モジュールの断面図である。
図5は、実施の形態1に係る第1トランスフォーマの分解斜視図である。
図6は、実施の形態1に係る第2トランスフォーマの分解斜視図である。
図7は、実施の形態2に係る通信装置の回路構成図である。
図8は、実施の形態2に係る高周波モジュールの平面図である。
図9は、実施の形態2に係る高周波モジュールの平面図である。
図10は、実施の形態2に係る高周波モジュールの断面図である。
図11は、実施の形態3に係る通信装置の回路構成図である。
図12は、実施の形態3に係る高周波モジュールの平面図である。
図13は、実施の形態3に係る高周波モジュールの平面図である。
図14は、変形例に係る高周波モジュールの部分平面図である。
図15は、変形例に係る高周波モジュールの部分平面図である。
図16は、変形例に係る高周波モジュールの部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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