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公開番号2024090733
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206806
出願日2022-12-23
発明の名称基地局及び制御方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人,個人
主分類H04W 28/086 20230101AFI20240627BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数の基地局を用いて、マルチキャスト方式で、多数の端末にデータを送信する場合でも、他の基地局との間で電波干渉が発生するのを抑制することができる基地局及び制御方法を提供する。
【解決手段】基地局120cは、第1受信部121、第2受信部123、及び制御部127を備える。第1受信部121は、送信期間TP1に、制御装置110からマルチキャスト方式で送信された音声パケットを受信する。第2受信部123は、送信期間TP1に、他の基地局120a,120bから前記音声パケットを受信する。制御部127は、送信期間TP1より後の送信期間TPn(n>1)に、第1受信部121が音声パケットを受信したタイミングと、第2受信部123が音声パケットを受信したタイミングとに基づいて、制御装置110から送信される音声パケットを、マルチキャスト方式で送信する送信タイミングを制御する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1の送信期間に、制御装置からマルチキャスト方式で送信された第1のデータを受信する第1受信部と、
前記第1の送信期間に、前記第1のデータを受信した複数の基地局のうちの全ての他の基地局から、前記第1のデータを受信する第2受信部と、
前記第1の送信期間より後の第2の送信期間に、前記第1受信部が前記第1のデータを受信したタイミングと、前記第2受信部が前記第1のデータを受信したタイミングとに基づいて、前記制御装置から送信される第2のデータを、マルチキャスト方式で複数の端末に無線送信する送信タイミングを制御する制御部と、
を備える基地局。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記制御部は、マルチキャスト方式で、前記第2のデータを無線送信するのに使用する無線チャネルとして、前記全ての他の基地局とは異なる無線チャネルに設定する請求項1に記載の基地局。
【請求項3】
第1の送信期間に、制御装置からマルチキャスト方式で送信された第1のデータを受信する第1受信ステップと、
前記第1の送信期間に、前記第1のデータを受信した複数の基地局のうちの全ての他の基地局から、前記第1のデータを受信する第2受信ステップと、
前記第1の送信期間より後の第2の送信期間に、前記第1受信ステップで前記第1のデータを受信したタイミングと、前記第2受信ステップで前記第1のデータを受信したタイミングとに基づいて、前記制御装置から送信される第2のデータを、マルチキャスト方式で複数の端末に無線送信する送信タイミングを制御するステップと、
を備える制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、基地局及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、無線LAN(Local Area Network)を用いた無線会議システムが知られている(特許文献1参照)。無線会議システムでは、議場、会議室などで、多数の端末を使用する場合、1つの基地局に同時接続できる端末の数は限られているため、複数の基地局を用いて、多数の端末に対処している。
【0003】
制御装置は、多数の端末に向けて、音声などのデータを同時送信する場合、マルチキャスト方式で、複数の基地局にデータを送信する。各基地局は、制御装置からデータを受信すると、当該基地局に同時接続している複数の端末に向けて、マルチキャスト方式で、受信したデータを送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-173162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
無線会議システムでは、複数の基地局は、議場、会議室などの限られた空間に設けられるため、互いに近い距離に配置されている。このため、複数の基地局間で電波干渉が発生して、データを受信する端末側で、データのエラー率が高くなる可能性がある。マルチキャスト方式では、データの再送は行われないため、端末側でデータのエラー率が高くなると、音声が途切れる可能性がある。
【0006】
このため、複数の基地局間で電波干渉が発生するのを抑制することが求められている。本発明は、複数の基地局を用いて、マルチキャスト方式で、多数の端末にデータを送信する場合でも、他の基地局との間で電波干渉が発生するのを抑制することができる基地局及び制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、第1の送信期間に、制御装置からマルチキャスト方式で送信された第1のデータを受信する第1受信部と、前記第1の送信期間に、前記第1のデータを受信した複数の基地局のうちの全ての他の基地局から、前記第1のデータを受信する第2受信部と、前記第1の送信期間より後の第2の送信期間に、前記第1受信部が前記第1のデータを受信したタイミングと、前記第2受信部が前記第1のデータを受信したタイミングとに基づいて、前記制御装置から送信される第2のデータを、マルチキャスト方式で複数の端末に無線送信する送信タイミングを制御する制御部と、を備える基地局を提供する。
【0008】
本発明は、第1の送信期間に、制御装置からマルチキャスト方式で送信された第1のデータを受信する第1受信ステップと、前記第1の送信期間に、前記第1のデータを受信した複数の基地局のうちの全ての他の基地局から、前記第1のデータを受信する第2受信ステップと、前記第1の送信期間より後の第2の送信期間に、前記第1受信ステップで前記第1のデータを受信したタイミングと、前記第2受信ステップで前記第1のデータを受信したタイミングとに基づいて、前記制御装置から送信される第2のデータを、マルチキャスト方式で複数の端末に無線送信する送信タイミングを制御するステップと、を備える制御方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の基地局及び制御方法によれば、複数の基地局を用いて、マルチキャスト方式で、多数の端末にデータを送信する場合でも、他の基地局との間で電波干渉が発生するのを抑制することができるため、音声が途切れるのを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る無線会議システムを示すブロック図である。
基地局間での電波干渉の発生を説明する図である。
第1実施形態に係る制御装置を示すブロック図である。
第1実施形態に係る制御方法を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る音声パケット送信の遅延時間を設定する前におけるパケット送信のタイミングチャートである。
第1実施形態に係る音声パケット送信の遅延時間を設定した後におけるパケット送信のタイミングチャートである。
第2実施形態に係る無線会議システムを示すブロック図である。
第2実施形態に係る基地局を示すブロック図である。
第2実施形態に係る制御方法を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る無線パケット送信のタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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