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公開番号2024094804
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211601
出願日2022-12-28
発明の名称釣糸通し具
出願人グローブライド株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類A01K 87/00 20060101AFI20240703BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】操作性及び収納性の高い釣糸通し具を提供することを課題とする。
【解決手段】糸を導入する釣糸導入部5及び釣糸を導出する釣糸導出部6を有する中通し釣竿1の内部に、釣糸Tを挿通させる際に用いられる釣糸通し具10であって、細長状を呈し熱可塑性樹脂で形成されており、ガラス転移温度を境に軟化状態又は硬化状態に形態を変更することができ、釣糸Tに連結した後、ガラス転移温度以下の硬化状態において釣糸導入部5に挿入するとともに釣糸導出部6から取り出すことを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
釣糸を導入する釣糸導入部及び前記釣糸を導出する釣糸導出部を有する中通し釣竿の内部に、前記釣糸を挿通させる際に用いられる釣糸通し具であって、
細長状を呈し熱可塑性樹脂で形成されており、ガラス転移温度を境に軟化状態又は硬化状態に形態を変更することができ、
前記釣糸に連結した後、ガラス転移温度以下の硬化状態において前記釣糸導入部に挿入するとともに前記釣糸導出部から取り出すことを特徴とする釣糸通し具。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記熱可塑性樹脂は、ガラス転移点温度が27℃~47℃であることを特徴とする請求項1に記載の釣糸通し具。
【請求項3】
前記熱可塑性樹脂は、ポリフッ化ビニリデン又はポリ酢酸ビニルで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣糸通し具。
【請求項4】
幅が1mm以上3mm未満であることを特徴とする請求項1に記載の釣糸通し具。
【請求項5】
先端に設けられ、挿入方向に向けて縮径するカバー部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の釣糸通し具。
【請求項6】
前記カバー部材に磁性体が取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の釣糸通し具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣糸通し具に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、中通し釣竿の竿杆内に釣糸を挿通させる際に用いられる釣糸通し具として、釣糸を保持し、柔軟性を有する糸係止部を備えた棒状の金属製釣糸通し具が知られている。この釣糸通し具は、釣糸を糸係止部に取り付けた状態で、釣糸導入部から竿杆内部へ挿入し、釣糸導出部から引きだすことで、竿杆内に釣糸を導入している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-82001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の釣糸通し具は収納性が悪いため、釣糸通し具を紛失したり、釣場に持ってくるのを忘れたりする場合が多いという問題がある。また、金属製であるため竿杆内を傷つけるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、操作性及び収納性の高い釣糸通し具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明は、釣糸を導入する釣糸導入部及び前記釣糸を導出する釣糸導出部を有する中通し釣竿の内部に、前記釣糸を挿通させる際に用いられる釣糸通し具であって、細長状を呈し熱可塑性樹脂で形成されており、ガラス転移温度を境に軟化状態又は硬化状態に形態を変更することができ、前記釣糸に連結した後、ガラス転移温度以下の硬化状態において前記釣糸導入部に挿入するとともに前記釣糸導出部から取り出すことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、温度によって軟化状態と硬化状態に形態を変えることができる。つまり、釣糸とともに中通し釣竿に挿通させる場合は硬化状態とし、保管する場合や釣糸に連結する場合は軟化状態とする。このように、状況に合わせて形態を変形させることで、操作性と収納性を高めることができる。収納する場合は軟化状態にさせて、例えば、釣竿に巻き付けたり、収納用具に巻き付けたりすることができる。
【0008】
また、前記熱可塑性樹脂は、ガラス転移点温度が27℃~47℃であることが好ましい。
【0009】
本発明によれば、例えば、体温で軟化状態にさせ、水に濡らして硬化状態にさせることができる。
【0010】
また、前記熱可塑性樹脂は、ポリフッ化ビニリデン又はポリ酢酸ビニルで構成されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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