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公開番号2024094523
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211119
出願日2022-12-28
発明の名称端末装置、咀嚼力向上支援システム及びプログラム
出願人ライオン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G16H 40/00 20180101AFI20240703BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザの咀嚼力レベルを継続的に向上させる。
【解決手段】端末装置は、判定対象者による判定対象物の咀嚼結果を判定する際の判定姿勢を示すガイド画像と、判定姿勢における判定対象物の咀嚼結果を複数の段階の例示画像によって示す選択肢画像とを表示させる選択肢表示制御部と、選択肢画像から選択された例示画像が示す段階に基づいて、判定対象者の咀嚼力の点数を算出する算出部と、算出部が算出する点数の積算値を記憶する記憶部と、算出部が算出する点数を、外部の集計装置に送信する送信部と、算出部が算出する点数または積算値に基づいて、判定対象者の咀嚼力の評価結果を表示させる結果表示制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
判定対象者による判定対象物の咀嚼結果を判定する際の判定姿勢を示すガイド画像と、前記判定姿勢における前記判定対象物の咀嚼結果を複数の段階の例示画像によって示す選択肢画像とを表示させる選択肢表示制御部と、
前記選択肢画像から選択された前記例示画像が示す段階に基づいて、前記判定対象者の咀嚼力の点数を算出する算出部と、
前記算出部が算出する前記点数の積算値を記憶する記憶部と、
前記算出部が算出する前記点数を、外部の集計装置に送信する送信部と、
前記算出部が算出する前記点数または前記積算値に基づいて、前記判定対象者の咀嚼力の評価結果を表示させる結果表示制御部と、
を備える端末装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記咀嚼結果は、前記判定対象物を咀嚼した第1の咀嚼判定回数における第1段階と、前記判定対象物を前記第1段階からさら咀嚼して前記第1の咀嚼判定回数よりも咀嚼回数が多い第2の咀嚼判定回数における第2段階とにおいて判定されるものであって、
前記選択肢表示制御部は、前記第1段階と、前記第2段階とのそれぞれにおいて、前記選択肢画像を表示させ、
前記算出部は、前記第1段階における前記点数の重みを、前記第2段階における前記点数の重みよりも重くして、前記点数を算出する
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記第1の咀嚼判定回数は、20回から30回の間のいずれかの回数であり、
前記第2の咀嚼判定回数は、40回から60回の間のいずれかの回数である
請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記判定対象物は、色が互いに異なる第1色の咀嚼対象物と第2色の咀嚼対象物とを組み合わせたものであり、前記第1色の咀嚼対象物と、前記第2色の咀嚼対象物とを混合することにより前記第1色及び前記第2色といずれも異なる第3色になるものであって、
前記例示画像が示す段階には、前記第1色の咀嚼対象物と、前記第2色の咀嚼対象物とが混合されずに、咀嚼前に存在している互いの境界線の形状が残っている第1段階と、前記形状が残っていない第2段階とを少なくとも含む
請求項1に記載の端末装置。
【請求項5】
歯並びの判定姿勢を示すガイド画像を表示させる歯並びガイド画像表示制御部と、
前記判定対象者の歯並びを撮像する撮像部と、
前記撮像部で撮像した歯並びの画像に基づいて、前記判定対象者の歯並びの状態を判定する歯並び判定部と、
をさらに備える請求項1に記載の端末装置。
【請求項6】
前記歯並びガイド画像表示制御部は、前記判定対象者の顔の正面から歯並びを撮像する第1段階と、前記判定対象者の顔の左側からの歯並び及び顔の右側からの歯並びをそれぞれ撮像する第2段階との順に、前記ガイド画像を表示させる
請求項5に記載の端末装置。
【請求項7】
前記歯並び判定部は、
前記歯並びの状態が所定の第1状態である場合には、咀嚼結果の判定をさせ、
前記歯並びの状態が所定の第2状態である場合には、咀嚼結果の判定をさせずに、歯科検診を促す画像を表示させる
請求項5に記載の端末装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の端末装置と、前記集計装置とを備える咀嚼力向上支援システムであって、
前記集計装置は、
前記送信部から送信される前記点数を受信する受信部と、
前記受信部が受信する前記点数に基づいて、咀嚼力向上強度の段階に応じて用意される複数の種類の物品の中から、前記判定対象者に提供する物品の種類を選択する選択部と、
を備える咀嚼力向上支援システム。
【請求項9】
コンピュータに、
判定対象者による判定対象物の咀嚼結果を判定する際の判定姿勢を示すガイド画像と、前記判定姿勢における前記判定対象物の咀嚼結果を複数の段階の例示画像によって示す選択肢画像とを表示させることと、
前記選択肢画像から選択された前記例示画像が示す段階に基づいて、前記判定対象者の咀嚼力の点数を算出することと、
算出された前記点数の積算値を記憶することと、
算出された前記点数を、外部の集計装置に送信することと、
算出された前記点数または前記積算値に基づいて、前記判定対象者の咀嚼力の評価結果を表示させることと、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、咀嚼力向上支援システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、特に成長時期の子どもの咀嚼機能の低下が著しいことが指摘されている。したがって、セルフケア領域において、子どもの健全な成長に必要な歯みがき習慣、口腔機能向上の習慣化を長期に渡ってサポートすることが求められる。
従来、例えば、コンピュータによって咀嚼改善の提案を行うシステムとして、例えば特許文献1のような技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-126288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示すような従来技術によると、咀嚼機能の判定システム構成が比較的複雑なものとなってしまい、ユーザが簡潔な手順で操作することが困難であった。このような従来技術によると、ユーザに飽きさせることなく、ユーザの咀嚼力レベルを継続的に向上させることまでは、必ずしもできないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態は、判定対象者による判定対象物の咀嚼結果を判定する際の判定姿勢を示すガイド画像と、前記判定姿勢における前記判定対象物の咀嚼結果を複数の段階の例示画像によって示す選択肢画像とを表示させる選択肢表示制御部と、前記選択肢画像から選択された前記例示画像が示す段階に基づいて、前記判定対象者の咀嚼力の点数を算出する算出部と、前記算出部が算出する前記点数の積算値を記憶する記憶部と、前記算出部が算出する前記点数を、外部の集計装置に送信する送信部と、前記算出部が算出する前記点数または前記積算値に基づいて、前記判定対象者の咀嚼力の評価結果を表示させる結果表示制御部と、を備える端末装置である。
【0006】
本発明の一実施形態の端末装置において、前記咀嚼結果は、前記判定対象物を咀嚼した第1の咀嚼判定回数における第1段階と、前記判定対象物を前記第1段階からさら咀嚼して前記第1の咀嚼判定回数よりも咀嚼回数が多い第2の咀嚼判定回数における第2段階とにおいて判定されるものであって、前記選択肢表示制御部は、前記第1段階と、前記第2段階とのそれぞれにおいて、前記選択肢画像を表示させ、前記算出部は、前記第1段階における前記点数の重みを、前記第2段階における前記点数の重みよりも重くして、前記点数を算出する。
【0007】
本発明の一実施形態の端末装置において、前記第1の咀嚼判定回数は、20回から30回の間のいずれかの回数であり、前記第2の咀嚼判定回数は、40回から60回の間のいずれかの回数である。
【0008】
本発明の一実施形態の端末装置において、前記判定対象物は、色が互いに異なる第1色の咀嚼対象物と第2色の咀嚼対象物とを組み合わせたものであり、前記第1色の咀嚼対象物と、前記第2色の咀嚼対象物とを混合することにより前記第1色及び前記第2色といずれも異なる第3色になるものであって、前記例示画像が示す段階には、前記第1色の咀嚼対象物と、前記第2色の咀嚼対象物とが混合されずに、咀嚼前に存在している互いの境界線の形状が残っている第1段階と、前記形状が残っていない第2段階とを少なくとも含む。
【0009】
本発明の一実施形態の端末装置において、歯並びの判定姿勢を示すガイド画像を表示させる歯並びガイド画像表示制御部と、前記判定対象者の歯並びを撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像した歯並びの画像に基づいて、前記判定対象者の歯並びの状態を判定する歯並び判定部と、をさらに備える。
【0010】
本発明の一実施形態の端末装置において、前記歯並びガイド画像表示制御部は、前記判定対象者の顔の正面から歯並びを撮像する第1段階と、前記判定対象者の顔の左側からの歯並び及び顔の右側からの歯並びをそれぞれ撮像する第2段階との順に、前記ガイド画像を表示させる。
(【0011】以降は省略されています)

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