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公開番号2024094089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210836
出願日2022-12-27
発明の名称乗用野菜移植機
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類A01B 69/00 20060101AFI20240702BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】操縦者の運転負担を低減することができ、植付作業を支援すること。
【解決手段】移植機1(乗用野菜移植機)は、圃場に野菜の苗を植え付ける植付作業機4と、植付作業機4を装着して走行する走行体5と、走行体5に設けられ、操縦者が着座可能な運転席3と、衛星測位情報を受信するアンテナユニット400と、衛星測位情報に基づいて、走行体5の自動操舵の制御を行う制御装置と、を備える。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
圃場に野菜の苗を植え付ける植付作業機と、
前記植付作業機を装着して走行する走行体と、
前記走行体に設けられ、操縦者が着座可能な運転席と、
衛星測位情報を受信するアンテナユニットと、
前記衛星測位情報に基づいて、前記走行体の自動操舵の制御を行う制御装置と、を備える乗用野菜移植機。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記走行体の左右両側に立設され且つ前記運転席よりも高い位置まで延出した支柱と、
両方の前記支柱の上部同士を繋ぐ連結枠と、
通信装置を収容した筐体と、を備え、
前記連結枠には、前記アンテナユニットと前記筐体とが取り付けられている請求項1に記載の乗用野菜移植機。
【請求項3】
前記連結枠に取り付けられたブラケットを備え、
前記ブラケットの上部に前記アンテナユニットが取り付けられ、
前記ブラケットの下部に前記筐体が取り付けられ、
平面視で前記アンテナユニットと前記筐体とが前記ブラケットを介して重複する位置に配置されている請求項2に記載の乗用野菜移植機。
【請求項4】
前記ブラケットは、前記筐体が取り付けられ且つ前記連結枠に固定された第1ブラケットと、前記アンテナユニットが取り付けられる第2ブラケットとを備え、
前記第1ブラケットには、ネジ孔が形成され、
前記第2ブラケットには、前記連結枠に沿って長い長孔が形成され、
締結具を前記長孔に挿入して前記ネジ孔に螺合することより、前記第2ブラケットが前記第1ブラケットにねじ締結されている請求項3に記載の乗用野菜移植機。
【請求項5】
前記ブラケットは、前記アンテナユニットが取り付けられる取付面の大きさが当該アンテナユニットよりも大きい請求項3に記載の乗用野菜移植機。
【請求項6】
前記筐体は、スピーカを収容し、
前記スピーカは、前記運転席の方を向く姿勢状態で前記筐体に取り付けられている請求項3に記載の乗用野菜移植機。
【請求項7】
前記筐体は、前記通信装置を収容した第1空間と前記スピーカを収容した第2空間とを仕切る仕切り壁を備えている請求項6に記載の乗用野菜移植機。
【請求項8】
前記連結枠は、前記走行体の横幅方向に沿う横軸心周りに回動することにより、前記アンテナユニットが両方の前記支柱の上部よりも高い位置にあり且つ前記衛星測位情報を受信可能な起立姿勢と、前記アンテナユニットが前記起立姿勢よりも低くなり且つ前記筐体の下方に位置する格納姿勢と、に切換可能に構成されている請求項6又は7に記載の乗用野菜移植機。
【請求項9】
前記通信装置は、測位誤差の補正情報を受信可能であり、
前記制御装置は、前記アンテナユニットからの前記衛星測位情報を示す信号の受信レベルが規定値以下であり、且つ、前記通信装置にて測位誤差の補正情報が取得されている場合に、前記連結枠が前記格納姿勢であると判定する請求項8に記載の乗用野菜移植機。
【請求項10】
前記支柱は、前記走行体の前後方向に間隔を空けて立設された前支柱及び後支柱と、前
記前支柱の頂部と前記後支柱の頂部とを連結する前後枠とを有する門型の支柱であり、予備苗を載置可能な予備苗トレイが複数上下方向に間隔を空けて配置され、
前記予備苗トレイは、基端部が前記前支柱及び前記後支柱に前記走行体の前後方向に沿う前後軸心周りに回動可能に装着され、前記基端部とは反対側の先端部が前記走行体の横幅方向に位置する姿勢で且つ予備苗が載置可能な使用姿勢と、前記先端部が前記支柱に近づくように上げられた傾斜姿勢で且つ予備苗が載置不可能な不使用姿勢と、に切換可能に構成されており、
前記連結枠は、前記走行体の左側の前記支柱の前記前後枠と接続された左下部と、前記左下部から上方に屈曲されて延出した第1延出部とを有する左脚部と、前記走行体の右側の前記支柱の前記前後枠と接続された右下部と、前記右下部から上方に屈曲されて延出した第2延出部とを有する右脚部と、前記第1延出部の上端と前記第2延出部の上端とを接続し、且つ、前記走行体の横幅方向に延出する棒状体と、を備え、
前記連結枠の前記棒状体は、複数の前記予備苗トレイのうちの最上位の前記予備苗トレイが前記不使用姿勢であるときの当該最上位の前記予備苗トレイよりも高い位置に位置している請求項2~7の何れか1項に記載の乗用野菜移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、圃場に野菜の苗を植え付ける乗用野菜移植機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された乗用野菜移植機は、圃場に野菜の苗を植え付ける植付作業機と、植付作業機を装着して走行する走行体と、走行体に設けられ、運転者が着座可能な運転席と、運転席の前方に設けられ、走行体を操向するステアリングハンドルと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7134921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の乗用野菜移植機では、運転者がステアリングハンドルを操作して走行体を圃場の畝に沿って走行させて、植付作業機により畝上面に野菜の苗を植え付ける作業が行われる。つまり、運転者は、走行体を圃場の畝に沿って走行させるようにステアリングハンドルを操作する必要がある。このため、乗用野菜移植機では、運転者(操縦者)による運転に負担がかかるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、操縦者の運転負担を低減することができ、植付作業を支援することができる乗用野菜移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る乗用野菜移植機は、圃場に野菜の苗を植え付ける植付作業機と、前記植付作業機を装着して走行する走行体と、前記走行体に設けられ、操縦者が着座可能な運転席と、衛星測位情報を受信するアンテナユニットと、前記衛星測位情報に基づいて、前記走行体の自動操舵の制御を行う制御装置と、を備える。
【0007】
乗用野菜移植機は、前記走行体の左右両側に立設され且つ前記運転席よりも高い位置まで延出した支柱と、両方の前記支柱の上部同士を繋ぐ連結枠と、通信装置を収容した筐体と、を備え、前記連結枠には、前記アンテナユニットと前記筐体とが取り付けられてもよい。
【0008】
乗用野菜移植機は、前記連結枠に取り付けられたブラケットを備え、前記ブラケットの上部に前記アンテナユニットが取り付けられ、前記ブラケットの下部に前記筐体が取り付けられ、平面視で前記アンテナユニットと前記筐体とが前記ブラケットを介して重複する位置に配置されてもよい。
【0009】
前記ブラケットは、前記筐体が取り付けられ且つ前記連結枠に固定された第1ブラケットと、前記アンテナユニットが取り付けられる第2ブラケットとを備え、前記第1ブラケットには、ネジ孔が形成され、前記第2ブラケットには、前記連結枠に沿って長い長孔が形成され、締結具を前記長孔に挿入して前記ネジ孔に螺合することより、前記第2ブラケットが前記第1ブラケットにねじ締結されてもよい。
【0010】
前記ブラケットは、前記アンテナユニットが取り付けられる取付面の大きさが当該アン
テナユニットよりも大きくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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