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公開番号2024093115
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022209283
出願日2022-12-27
発明の名称スタンディングパウチ及び液体組成物製品
出願人ライオン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 33/04 20060101AFI20240702BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】内容物の充填の操作性を改善可能であり、かつ、意匠性に優れるスタンディングパウチ、及び前記スタンディングパウチと、前記スタンディングパウチ内に収容された液体組成物とを有する液体組成物製品。
【解決手段】正面フィルム12と背面フィルム14の周縁がシールされ、内部が収容室11とされたパウチ本体10と、パウチ本体10から突出する注出体20とを有するスタンディングパウチ1であって、正面フィルム12及び背面フィルム14のいずれか一方又は両方に少なくとも1個の透明部位を有し、前記透明部位の少なくとも1個は、注出体20の底辺の少なくとも一部を含む透明主部40Aであり、正面フィルム12及び背面フィルム14の総面積に対する、前記透明部位の総面積の割合は、25%未満である、スタンディングパウチ1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対向する2つの可撓性フィルムである正面フィルムと背面フィルムの周縁がシールされ、内部が収容室とされたパウチ本体と、前記パウチ本体から突出する注出体とを有するスタンディングパウチであって、
前記パウチ本体は、正面視で略四角形であり、かつ底部がガセット部とされ、
前記パウチ本体には、上端縁に隣接する1つの角部に、上方に傾斜する隅切部が形成され、
前記隅切部には、前記注出体が設けられ、
前記正面フィルム及び前記背面フィルムのいずれか一方又は両方に少なくとも1個の透明部位を有し、
前記透明部位の少なくとも1個は、前記注出体の底辺の少なくとも一部を含む透明主部であり、
前記正面フィルム及び前記背面フィルムの総面積に対する、前記透明部位の総面積の割合は、25%未満である、スタンディングパウチ。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記注出体の開口径は、8.5~12mmである、請求項1に記載のスタンディングパウチ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のスタンディングパウチと、前記パウチ本体内に収容された液体組成物とを有する、液体組成物製品。
【請求項4】
前記液体組成物は、自動投入洗濯機のタンクへ充填するための液体組成物である、請求項3に記載の液体組成物製品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スタンディングパウチ及び液体組成物製品に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
液体洗浄剤、液体石鹸、シャンプー、液体調味料等の液状物を収容する包装材として、スタンディングパウチがある。スタンディングパウチとしては、可撓性を有するシートで形成されたパウチ本体と、パウチ本体から突出する注出体とを有するものが挙げられる。
パウチ本体の底部は、内方に折り込まれたガセット部とされている。このため、スタンディングパウチに内容物を収容した製品は、底部が広がり、自立できる。
【0003】
スタンディングパウチは、詰め替え用製品の容器として汎用されている。詰め替え時には、スタンディングパウチからボトル等の正規容器に内容物を充填する。
例えば、特許文献1には、最初の詰替前に、内容液の液面が筒口部の内部側開口の下端部と接するまで詰替パウチを筒口部側へ傾けたとき、筒口部の外部側開口の下端部が内部側開口の下端部よりも低くなるように、筒口部が取り付けられている詰替パウチが提案されている。特許文献1の発明によれば、注出開始時における内容物のこぼれの抑制が図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-175930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のパウチでは、収容されている内容物が見えないため、いつ筒口部から内容物が出てくるかわからず、充填時の操作性に劣る。また、近年、液体洗剤・柔軟剤・おしゃれ着洗剤の自動投入洗濯機が普及し始めており、スタンディングパウチから内容物を自動投入洗濯機へ直接充填することがある。自動投入洗濯機への直接充填は、ボトル等の正規容器への充填に比べ、より難易度が高く、需要者は、高価な自動投入洗濯機に内容物がかかるかもしれないというストレスを感じることがある。スタンディングパウチの全面を透明とすることにより、充填時の操作性の改善を図ることが考えられるが、その場合、スタンディングパウチの意匠性が低下するという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、内容物の充填の操作性を改善可能であり、かつ、意匠性に優れるスタンディングパウチ、及び前記スタンディングパウチと、前記スタンディングパウチ内に収容された液体組成物とを有する液体組成物製品を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は以下の態様を有する。
<1>
対向する2つの可撓性フィルムである正面フィルムと背面フィルムの周縁がシールされ、内部が収容室とされたパウチ本体と、前記パウチ本体から突出する注出体とを有するスタンディングパウチであって、
前記パウチ本体は、正面視で略四角形であり、かつ底部がガセット部とされ、
前記パウチ本体には、上端縁に隣接する1つの角部に、上方に傾斜する隅切部が形成され、
前記隅切部には、前記注出体が設けられ、
前記正面フィルム及び前記背面フィルムのいずれか一方又は両方に少なくとも1個の透明部位を有し、
前記透明部位の少なくとも1個は、前記注出体の底辺の少なくとも一部を含む透明主部であり、
前記正面フィルム及び前記背面フィルムの総面積に対する、前記透明部位の総面積の割合は、25%未満である、スタンディングパウチ。
<2>
前記注出体の開口径は、8.5~12mmである、<1>に記載のスタンディングパウチ。
<3>
<1>又は<2>に記載のスタンディングパウチと、前記パウチ本体内に収容された液体組成物とを有する、液体組成物製品。
<4>
前記液体組成物は、自動投入洗濯機のタンクへ充填するための液体組成物である、<3>に記載の液体組成物製品。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、内容物の充填の操作性を改善可能であり、かつ、意匠性に優れるスタンディングパウチ、及び前記スタンディングパウチと、前記スタンディングパウチ内に収容された液体組成物とを有する液体組成物製品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のスタンディングパウチの一実施形態を示す正面図である。
実施例1のスタンディングパウチの透明部位の位置を示す模式図である。
実施例2のスタンディングパウチの透明部位の位置を示す模式図である。
比較例1のスタンディングパウチの透明部位の位置を示す模式図である。
比較例2のスタンディングパウチの透明部位の位置を示す模式図である。
比較例3のスタンディングパウチを示す模式図である。
比較例4のスタンディングパウチを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
≪スタンディングパウチ≫
以下、本発明のスタンディングパウチの実施の形態を、図1を参照して説明する。
なお、以下の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
(【0011】以降は省略されています)

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