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公開番号2024092901
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2023051653
出願日2023-03-28
発明の名称検査情報記録システム
出願人株式会社デンソーウェーブ
代理人弁理士法人サトー
主分類G06F 3/04817 20220101AFI20240701BHJP(計算;計数)
要約【課題】製品の検査結果の記録を効率的に行うことができる検査情報記録システムを提供する。
【解決手段】
検査情報記録システム(1)は、製品の検査結果に関する情報を記録するためのシステムである。本システムは、作業者が情報を入力するための操作画面(31)を表示部(212)に表示させる可視化処理部(14)と、を備え、可視化処理部は、製品を特定する特定情報の入力を受け付ける特定情報入力欄(322)と、製品の検査結果が合格であることの入力を受け付ける合格ボタン(323)と、製品の検査結果が不良であることの入力を受け付ける不良ボタンと(324)、合格ボタン及び不良ボタンに対して作業者から受け付けた入力結果を記録するための操作を受け付ける記録ボタン(326)と、を操作画面に表示させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
製品の検査結果に関する情報を記録するためのシステムであって、
作業者が前記情報を入力するための操作画面を表示部に表示させる可視化処理部を備え、
前記可視化処理部は、前記製品を特定する特定情報の入力を受け付ける特定情報入力欄と、前記製品の検査結果が合格であることの入力を受け付ける合格ボタンと、前記製品の検査結果が不良であることの入力を受け付ける不良ボタンと、前記合格ボタン及び前記不良ボタンに対して前記作業者から受け付けた入力結果を記録するための操作を受け付ける記録ボタンと、を前記操作画面に表示させる、
検査情報記録システム。
続きを表示（約 340 文字）【請求項２】
前記可視化処理部は、前記操作画面において、前記不良ボタンを前記合格ボタンよりも小さく表示させる、
請求項１に記載の検査情報記録システム。
【請求項３】
前記可視化処理部は、前記操作画面において、前記合格ボタンと前記記録ボタンとを隣接して配置させる、
請求項１に記載の検査情報記録システム。
【請求項４】
前記不良ボタンは、複数設けられており、
前記可視化処理部は、前記特定情報入力欄、前記合格ボタン、複数の前記不良ボタン、及び前記記録ボタンと共に、複数の前記不良ボタンに対応した各不良の発生頻度をグラフで示すグラフ情報を前記操作画面に表示させる、
請求項３に記載の検査情報記録システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、検査情報記録システムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、工場内に設置される検査機等の生産設備による検査結果を生産設備に表示又は印字させることが行われている。そして、検査結果の集計は、例えば生産設備の作業者が所定の紙台帳等に記録した後、別の場所に設置されたパソコンを用いて入力しデータ化する、といった作業により行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００５－１３４２８２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、紙台帳等を用いた検査結果の集計作業は、データ化するのに手間と時間がかかり、また、データ化する際に記載ミスや記入漏れが発生する可能性がある等の課題があった。
【０００５】
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、製品の検査結果の記録を効率的に行うことができる検査情報記録システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態の検査情報記録システムは、製品の検査結果に関する情報を記録するためのシステムである。検査情報記録システムは、作業者が前記情報を入力するための操作画面を表示部に表示させる可視化処理部を備え、前記可視化処理部は、前記製品を特定する特定情報の入力を受け付ける特定情報入力欄と、前記製品の検査結果が合格であることの入力を受け付ける合格ボタンと、前記製品の検査結果が不良であることの入力を受け付ける不良ボタンと、前記合格ボタン及び前記不良ボタンに対して前記作業者から受け付けた入力結果を記録するための操作を受け付ける記録ボタンと、を前記操作画面に表示させる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一実施形態による検査情報記録システムの構成の一例を概略的に示す図
一実施形態による検査情報記録システムについて、合格ボタンが選択された場合の操作画面の一例を示す図
一実施形態による検査情報記録システムについて、不良ボタンが選択された場合の操作画面の一例を示す図
一実施形態による検査情報記録システムについて、操作画面上にポップアップが表示された場合の一例を示す図
一実施形態による検査情報記録システムについて、操作画面を縦画面で表示した場合の一例を示す図
一実施形態による検査情報記録システムで実行される処理内容の一例を示すフローチャート
第２実施形態による検査情報記録システムについて、操作画面の一例を示す図
第２実施形態による検査情報記録システムで実行される処理内容の一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、複数の実施形態による検査情報記録システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において、同一の構成については同一の符号を付して説明を省略することがある。また、本明細書では、検査情報記録システムを単にシステムと称する場合がある。
【０００９】
（第１実施形態）
以下、第１実施形態について、図１から図６を参照して説明する。図１に示すシステム１は、外部の生産設備９０で加工された製品Ｗの検査結果に関する情報を記録するためのシステムである。生産設備９０は、例えば作業者Ｏによってセットされたワークを加工し、加工によって出来た製品Ｗの検査を自動で行ういわゆる半自動設備で構成されている。生産設備９０は、例えば図示しない表示部を備えており、表示部には、製品Ｗに関する検査結果を示す検査情報が表示される。作業者Ｏは、表示部に表示された検査情報を目視確認することで、製品Ｗの検査結果を把握できる。検査情報には、例えば製品Ｗの品番情報、製品Ｗの品質の良否を示す情報、及び製品Ｗに不良が生じている場合の不良の種類を示す情報が含まれる。不良の種類には、例えば寸法、形状、外観等が含まれており、製品Ｗの属性や状態等に応じて任意に設定できる。
【００１０】
システム１は、管理装置１０及び作業者端末２０を備えている。管理装置１０及び作業者端末２０は、例えばインターネットや電話回線等を含んで構成されたネットワーク２を介して互いに通信可能に接続されている。ネットワーク２は、ＬＡＮ回線で構成しても良く、例えば図示しないアクセスポイント等を介して無線ＬＡＮで管理装置１０及び作業者端末が互いに通信可能に接続することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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