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公開番号2024092861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022209071
出願日2022-12-26
発明の名称釣用リール
出願人株式会社シマノ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類A01K 89/015 20060101AFI20240701BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】パーミング性を向上することができる釣用リールを提供する。
【解決手段】両軸受リールは、リール本体と、スプール軸13と、電池ケース15と、第2側カバー7と、着脱機構17と、を備える。電池ケース15は、スプール軸13の軸方向においてスプール軸13の外側に配置される。第2側カバー7は、リール本体に装着される。第2側カバー7は、電池ケース15をスプール軸13の軸方向に露出させる孔部7aを有する。着脱機構17は、第2側カバー7をリール本体に着脱可能なように構成される。着脱機構17は、第1係合部31と、第2係合部33と、を有する。第1係合部31は、リール本体に設けられる。第2係合部33は、第2側カバー7に設けられる。第2係合部33は、第1係合部31に対して相対的に揺動し、第1係合部31と係脱する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
リール本体と、
前記リール本体に支持されるスプール軸と、
前記リール本体に設けられ、前記スプール軸の軸方向において前記スプール軸の外側に配置される電池ケースと、
前記電池ケースを収容し、前記リール本体に装着され、前記電池ケースを前記スプール軸の軸方向に露出させる孔部を有するカバー部と、
前記カバー部を前記リール本体に着脱可能なように構成される着脱機構と、
を備え、
前記着脱機構は、
前記リール本体に設けられる第1係合部と、
前記カバー部に設けられ、前記第1係合部に対して前記孔部に沿って相対的に移動し、前記第1係合部と係脱する第2係合部と、を有する、
釣用リール。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記第2係合部は、前記カバー部に装着され、前記カバー部に対して揺動可能に設けられる、
請求項1に記載の釣用リール。
【請求項3】
前記第1係合部、および、前記第2係合部のいずれか一方は、前記孔部に沿う方向に開口する凹部を有し、
前記第1係合部、および、前記第2係合部のいずれか他方は、前記凹部に係合する凸部を有する、
請求項1又は2に記載の釣用リール。
【請求項4】
前記凹部は、前記スプール軸の軸方向に傾斜するカム面を有する、
請求項3に記載の釣用リール。
【請求項5】
前記着脱機構は、前記第1係合部、または、前記第2係合部を相対的に移動させる操作部を、さらに有する、
請求項1又は2に記載の釣用リール。
【請求項6】
前記リール本体は、径方向外側に開口し、前記操作部の一部を収容する収容部を有する、
請求項5に記載の釣用リール。
【請求項7】
前記電池ケースは、前記リール本体の側部に装着されるケース本体と、前記ケース本体に着脱可能に装着され外周面を有する蓋部材と、を有し、
前記蓋部材の外周面は、前記孔部の内周に配置される、
請求項1又は2に記載の釣用リール。
【請求項8】
前記孔部は、円形に形成され、
前記第2係合部は、揺動軸心を有し、前記第1係合部に対して前記揺動軸心まわりの揺動方向に相対的に揺動する、
請求項1又は2に記載の釣用リール。
【請求項9】
前記揺動軸心は、前記スプール軸の軸心に対してオフセットする、
請求項8に記載の釣用リール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣用リールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の釣用リールには、電池で動作する電気部品を搭載したものがある。例えば、特許文献1の両軸受リールでは、スプールの回転を検知するためのセンサが、電気部品として開示されている。このタイプの両軸受リールでは、センサは、ボタン型電池から電力が供給される。ボタン型電池は、電池ケースに収容される。
【0003】
電池ケースは、リール本体の側面に配置される。電池ケースは、有底筒状のケース本体と、蓋部材と、を有する。蓋部材は、ケース本体の開口を覆う。蓋部材は、ケース本体に対して着脱可能に装着される。電池ケースは、側カバーによって覆われる。側カバーは、リール本体の側面に装着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-62790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の両軸受リールでは、ボタン型電池がケース本体に配置された状態で、ボタン型電池が蓋部材によって覆われ、蓋部材が側カバーによってさらに覆われる。このため、リール本体の側面から側カバーの外面までの軸方向距離、すなわち、両軸受リールの側部の厚みが増える。その結果として、パーミング性が低下するおそれがある。
【0006】
他の従来の両軸受リールでは、側カバーが環状に形成されるものがある。このタイプの両軸受リールでは、環状の側カバーの内周部には、電池ケースのケース本体の外周部、および、電池ケースのケース本体の開口を覆う蓋部材が、配置される。この状態において、蓋部材の外面は外部に露出し、蓋部材の外面には蓋部材の着脱用の工具溝が、形成される。
【0007】
この場合、蓋部材の外面を凹ませるための厚みを、蓋部材に確保する必要がある。この蓋部材の厚みの増加によって両軸受リールの側部の厚みが増えるので、パーミング性が低下するおそれがある。
【0008】
本発明の目的は、パーミング性を向上することができる釣用リールを、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の側面に関して、釣用リールは、リール本体と、スプール軸と、電池ケースと、カバー部と、着脱機構と、を備える。スプール軸は、リール本体に支持される。電池ケースは、リール本体に設けられる。電池ケースは、スプール軸の軸方向においてスプール軸の外側に配置される。
【0010】
カバー部は、電池ケースを収容する。カバー部は、リール本体に装着される。カバー部は、電池ケースをスプール軸の軸方向に露出させる孔部を有する。着脱機構は、カバー部をリール本体に着脱可能なように構成される。着脱機構は、第1係合部と、第2係合部と、を有する。第1係合部は、リール本体に設けられる。第2係合部は、カバー部に設けられる。第2係合部は、第1係合部に対して孔部に沿って相対的に移動し、第1係合部と係脱する。
(【0011】以降は省略されています)

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