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公開番号2024094020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210719
出願日2022-12-27
発明の名称水田作業機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01C 11/02 20060101AFI20240702BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】水田作業機において、複数のフロートが作業装置に設けられる場合、大きさの異なるフロートを無理なく支持することができるように構成する。
【解決手段】作業装置は、左右方向に沿って支持された支点部材41と、支点部材41に連結され斜め後方下方に向けて延出された複数組の一対の支持アーム41a,41b,41cと、左右方向に沿った軸芯周りに上下揺動可能に、一対の支持アーム41a,41b,41cの後部に支持されて、田面に接地追従する複数のフロート17,18,19とを有している。作業装置の左右中央部に位置する一対の支持アーム41aの左右方向の間隔W1と、作業装置の右部及び左部に位置する一対の支持アーム41cの左右方向の間隔W3とが異なる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
走行用の車輪により支持された機体と、
前記機体の後部に昇降可能に支持された作業装置とが備えられ、
前記作業装置は、左右方向に沿って前記作業装置の下部に支持された支点部材と、前記支点部材に連結され斜め後方下方に向けて延出された複数組の一対の支持アームと、左右方向に沿った軸芯周りに上下揺動可能に、前記一対の支持アームの後部に支持されて、田面に接地追従する複数のフロートとを有しており、
前記作業装置の左右中央部に位置する前記一対の支持アームの左右方向の間隔と、前記作業装置の右部及び左部に位置する前記一対の支持アームの左右方向の間隔とが、異なるものに設定されている水田作業機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記作業装置の右部及び左部に位置する前記一対の支持アームの左右方向の間隔が、前記作業装置の左右中央部に位置する前記一対の支持アームの左右方向の間隔よりも大きいものに設定されている請求項1に記載の水田作業機。
【請求項3】
平板状の第1部材が、前記一対の支持アームの後部に亘って連結され、
チャンネル状の第2部材が、前記一対の支持アームにおける前記第1部材よりも前記支点部材に近い側の部分に亘って連結されている請求項1に記載の水田作業機。
【請求項4】
前記第2部材が、前記一対の支持アームの横面部に亘って連結されている請求項3に記載の水田作業機。
【請求項5】
前記第2部材の開放部分が、後方に向いている請求項3に記載の水田作業機。
【請求項6】
前記一対の支持アームの後部の横面部に亘って左右方向に沿って支持された支点軸が備えられ、
前記フロートは、前記支点軸を介して前記軸芯周りに上下揺動可能に、前記一対の支持アームの後部に支持され、
前記第1部材は、前記一対の支持アームの上面部に亘って連結されている請求項3に記載の水田作業機。
【請求項7】
前記フロートを前上がり方向に付勢するバネが、前記支点軸に取り付けられている請求項6に記載の水田作業機。
【請求項8】
前記フロートに取り付けられた取付部材が備えられ、
前記取付部材が前記支点軸に取り付けられることにより、前記フロートは、前記支点軸を介して前記軸芯周りに上下揺動可能に、前記一対の支持アームの後部に支持され、
前記取付部材は、前記フロートに取り付けられた基板部と、前記基板部の右部及び左部から上方に向けて延出されて、前記支点軸に取り付けられる右及び左の横側部とを有し、側面視で、前記横側部の前部から後部にかけて支持アームの中心線より上方にまで延出しており、前記フロートは平面視で機体左右中央のフロートである請求項6に記載の水田作業機。
【請求項9】
前記支点部材に連結され、人為的に操作可能な高さ調節具と、
前記高さ調節具の操作を案内し、且つ、前記高さ調節具が係合されることにより前記高さ調節具を保持可能なガイド部とが備えられ、
前記高さ調節具が操作されることにより、前記支点部材が回転操作され、前記一対の支持アームが上下に揺動操作されて、前記フロートの前記作業装置に対する高さが変更され、前記高さ調節具が前記ガイド部に保持されることにより、前記フロートの前記作業装置に対する高さが保持され、
前記ガイド部における前記高さ調節具が係合される部分に、補強部材が設けられている請求項1に記載の水田作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行用の車輪により支持された機体の後部に、苗植付装置や播種装置等の作業装置が昇降可能に支持された水田作業機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
水田作業機の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているように、複数のフロートが、左右方向に沿って並べて配置され、苗植付装置(記作業装置に相当)の下部に上下揺動可能に支持されており、フロートは田面に接地追従する。
【0003】
特許文献1では、丸パイプ状の長い支点部材が、左右方向に沿って作業装置の下部に支持され、複数組の一対の支持アームが支点部材に連結され斜め後方下方に向けて延出されており、フロートが、左右方向に沿った軸芯周りに上下揺動可能に、一対の支持アームの後部に支持されている。
【0004】
特許文献1では、全てのフロートが平面視で略同じ大きさに構成されているので、一対の支持アームの全ての組において、一対の支持アームの左右方向の間隔が同じものに設定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-65904号公報(図4の16,24,25を参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
水田作業機では、作業装置の作業条数の多い少ないにより、平面視で大きいフロートや平面視で小さいフロートが、作業装置に設けられることがある。
【0007】
本発明は水田作業機において、複数のフロートが作業装置に設けられる場合、大きさの異なるフロートを無理なく支持することができるように構成することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の水田作業機は、走行用の車輪により支持された機体と、前記機体の後部に昇降可能に支持された作業装置とが備えられ、前記作業装置は、左右方向に沿って前記作業装置の下部に支持された支点部材と、前記支点部材に連結され斜め後方下方に向けて延出された複数組の一対の支持アームと、左右方向に沿った軸芯周りに上下揺動可能に、前記一対の支持アームの後部に支持されて、田面に接地追従する複数のフロートとを有しており、前記作業装置の左右中央部に位置する前記一対の支持アームの左右方向の間隔と、前記作業装置の右部及び左部に位置する前記一対の支持アームの左右方向の間隔とが、異なるものに設定されている。
【0009】
本発明によると、支点部材が、左右方向に沿って作業装置の下部に支持され、複数組の一対の支持アームが、支点部材に連結され斜め後方下方に向けて延出されている。フロートが、左右方向に沿った軸芯周りに上下揺動可能に、一対の支持アームの後部に支持されている。
【0010】
本発明によると、作業装置の左右中央部に位置する一対の支持アームの左右方向の間隔と、作業装置の右部及び左部に位置する一対の支持アームの左右方向の間隔とが、異なるものに設定されている。
これにより、大きいフロートが、左右方向の間隔が大きい支持アームに支持されるように構成し、小さいフロートが、左右方向の間隔が小さい支持アームに支持されるように構成すればよい。
(【0011】以降は省略されています)

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