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公開番号2024103420
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007721
出願日2023-01-22
発明の名称システム、管理装置及びプログラム
出願人都市農業開発株式会社
代理人
主分類A01G 13/00 20060101AFI20240725BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】育成者が作物対し適用可能な防除情報を産業的有利に入手できるシステム、管理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】作物を育成する育成者の育成者端末と、防除情報を管理する管理者の管理装置とが、通信回線を介して通信可能に接続されており、前記育成者が前記防除情報を入手するためのシステムであって、前記管理装置が、前記作物の育成時期および育成地域に関連付けて前記作物の病害虫雑草情報を記憶しているデータベースと、前記病害虫雑草情報に基づき、防除情報を抽出する防除情報抽出手段とを備えており、前記育成者端末から、前記作物、前記育成時期及び前記育成地域の検索情報を受信すると、前記検索情報に基づき前記病害虫雑草情報を抽出し、抽出された前記病害虫雑草に基づき抽出された前記防除情報を前記育成者端末に送出するシステム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作物を育成する育成者の育成者端末と、防除情報を管理する管理者の管理装置とが、通信回線を介して通信可能に接続されており、前記育成者が前記防除情報を入手するためのシステムであって、前記防除情報が耕種的防除情報であり、前記管理装置が、前記作物の育成時期および育成地域に関連付けて前記耕種的防除情報を記憶しているデータベースを備えていることを特徴とするシステム。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記管理装置が、前記作物の育成時期および育成地域に関連付けて前記作物の病害虫雑草情報を記憶しているデータベースと、前記病害虫雑草情報に基づき、前記防除情報を抽出する防除情報抽出手段とを備えている請求項1記載のシステム。
【請求項3】
前記育成者端末から、前記作物、前記育成時期及び前記育成地域の検索情報を受信すると、前記検索情報に基づき前記病害虫雑草情報を抽出し、抽出された前記病害虫雑草に基づき抽出された前記防除情報を前記育成者端末に送出する請求項2記載のシステム。
【請求項4】
前記防除情報が、さらに、生物的防除情報及び/又は物理的防除情報を含む請求項1記載のシステム。
【請求項5】
前記防除情報が、さらに、化学的防除情報を含む請求項1記載のシステム。
【請求項6】
育成者が、農家、園芸家又は菜園管理者である請求項1記載のシステム。
【請求項7】
前記データベースが、前記作物を特定する作物特定情報に関連付けて前記病害虫雑草を特定する病害虫雑草特定情報を記憶しており、さらに、前記病害虫雑草特定情報に関連付けて前記防除情報を特定する防除特定情報を記憶している請求項2記載のシステム。
【請求項8】
前記データベースが、病害虫雑草の発生予想情報を含む前記病害虫雑草情報を記憶している請求項2記載のシステム。
【請求項9】
前記育成時期は、年月を特定する年月特定情報を含み、前記育成地域は、エリアを特定するエリア特定情報を含む請求項1記載のシステム。
【請求項10】
前記作物が、農作物である請求項1記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作物を育成する育成者の育成者端末と、防除情報を管理する管理者の管理装置とが、通信回線を介して通信可能に接続されており、前記育成者が前記防除情報を入手するためのシステム、管理装置及びこれらに適用されるプログラムに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
農園や圃場や家庭菜園で育成・栽培される農作物や園芸作物などの作物の病気の改善又は予防、害虫又は病原菌の駆除又は予防、雑草の防除、植物成長調整、及び展着などの目的のために、各種防除措置が講じられている。
【0003】
近年においては、作物に対し適切で影響の少ない適用可能薬物候補を簡便で迅速かつ正確に検索して、表示する薬物候補検索システムなどが検討されている(特許文献1等)。しかしながら、このようなシステムでは、作物に対し適用可能な薬物がリスト表示されるばかりであり、結局のところ、リスト表示された薬物の中から、育成者(例えば農家、園芸家又は菜園管理者等)が指定しなければならないなどの課題があり、必ずしも満足のいくものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-9587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、育成者が作物に対し適用可能な防除情報を産業的有利に入手できるシステム、管理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討した結果、作物を育成する育成者の育成者端末と、防除情報を管理する管理者の管理装置とが、通信回線を介して通信可能に接続されており、前記育成者が前記防除情報を入手するためのシステムであって、前記防除情報が耕種的防除情報であり、前記管理装置が、前記作物の育成時期および育成地域に関連付けて前記耕種的防除情報を記憶しているデータベースを備えているシステムが、従来のシステムに比べ、育成者が作物に対し適用可能な防除情報を産業的有利に入手できることを知見し、このようなシステムが、上記した従来の問題を一挙に解決できるものであることを見出した。
また、本発明者らは、上記知見を得た後、さらに検討を重ねて、本発明を完成させるに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の発明に関する。
[1] 作物を育成する育成者の育成者端末と、防除情報を管理する管理者の管理装置とが、通信回線を介して通信可能に接続されており、前記育成者が前記防除情報を入手するためのシステムであって、前記防除情報が耕種的防除情報であり、前記管理装置が、前記作物の育成時期および育成地域に関連付けて前記耕種的防除情報を記憶しているデータベースを備えていることを特徴とするシステム。
[2] 前記管理装置が、前記作物の育成時期および育成地域に関連付けて前記作物の病害虫雑草情報を記憶しているデータベースと、前記病害虫雑草情報に基づき、前記防除情報を抽出する防除情報抽出手段とを備えている前記[1]記載のシステム。
[3] 前記育成者端末から、前記作物、前記育成時期及び前記育成地域の検索情報を受信すると、前記検索情報に基づき前記病害虫雑草情報を抽出し、抽出された前記病害虫雑草に基づき抽出された前記防除情報を前記育成者端末に送出する前記[2]記載のシステム。
[4] 前記防除情報が、さらに、生物的防除情報及び/又は物理的防除情報を含む前記[1]記載のシステム。
[5] 前記防除情報が、さらに、化学的防除情報を含む前記[1]記載のシステム。
[6] 育成者が、農家、園芸家又は菜園管理者である前記[1]記載のシステム。
[7] 前記データベースが、前記作物を特定する作物特定情報に関連付けて前記病害虫雑草を特定する病害虫雑草特定情報を記憶しており、さらに、前記病害虫雑草特定情報に関連付けて前記防除情報を特定する防除特定情報を記憶している前記[2]記載のシステム。
[8] 前記データベースが、病害虫雑草の発生予想情報を含む前記病害虫雑草情報を記憶している前記[2]記載のシステム。
[9] 前記育成時期は、年月を特定する年月特定情報を含み、前記育成地域は、エリアを特定するエリア特定情報を含む前記[1]記載のシステム。
[10] 前記作物が、農作物である前記[1]記載のシステム。
[11] 防除情報を管理する管理者の管理装置であって、作物の育成時期および育成地域に関連付けて耕種的防除情報を記憶しているデータベースを備えていることを特徴とする管理装置。
[12] 作物を育成する育成者の育成者端末と、防除情報を管理する管理者の管理装置とが、通信回線を介して通信可能に接続されており、前記育成者が前記防除情報を入手するためのシステムにおいて、前記防除情報が耕種的防除情報であり、前記管理装置を、前記作物の育成時期および育成地域に関連付けて前記耕種的防除情報を記憶する手段として機能させるプログラム。
[13] 前記作物の育成時期および育成地域に基づいた前記防除情報の関係性を、病害虫雑草情報に基づいて関数により近似することで、前記防除情報を学習し、前記学習により、前記作物の育成時期および育成地域から前記防除情報を予測し、予測した予測値を前記防除情報として出力する手段として機能させる前記[12]記載のプログラム。
【発明の効果】
【0008】
本発明のシステムによれば、育成者が作物対し適用可能な防除情報を産業的有利に入手できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明のシステムの好適な実施態様の一例を模式的に示す概略構成図である。
本発明のシステムの好適な実施態様の別の一例を模式的に示す概略構成図である。
本発明のシステムの好適な実施態様の別の一例を模式的に示す概略構成図である。
図1の管理システムにおいて好適に実施される情報処理フローの一例を模式的に示す図である。
本発明において好適に用いられる防除情報(農薬)データベースの一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる防除情報(耕種的防除情報等)データベースの一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる作物情報データベースの一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる地域情報データベースの一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる時期情報データベースの一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる地域別作物情報データベースの一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる病害虫情報データベースの一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる関連付け情報1データベースの一例を示す図である。
本発明において好適に用いられる関連付け情報2データベースの一例を示す図である。
本発明において好適に用いられるニューラルネットワークの一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明のシステムは、作物を育成する育成者の育成者端末と、防除情報を管理する管理者の管理装置とが、通信回線を介して通信可能に接続されており、前記育成者が前記防除情報を入手するためのシステムであって、前記防除情報が耕種的防除情報であり、前記管理装置が、前記作物の育成時期および育成地域に関連付けて前記耕種的防除情報を記憶しているデータベースを備えていることを特長とする。
(【0011】以降は省略されています)

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