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公開番号2024094090
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210837
出願日2022-12-27
発明の名称乗用移植機
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20240702BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】操縦者の運転負担を低減することができ、植付作業を支援すること。
【解決手段】移植機1(乗用移植機)は、圃場に野菜の苗を植え付ける植付作業機4と、植付作業機4を装着して走行する走行体5と、走行体5に設けられ、操縦者が着座可能な運転席3と、植付作業機4を昇降する作業機昇降機構125と、を備え、作業機昇降機構125は、走行体5からの衝撃と植付作業機4からの衝撃とを吸収する緩衝装置470を備える。
【選択図】図18A
特許請求の範囲【請求項1】
圃場に苗を植え付ける植付作業機と、
前記植付作業機を装着して走行する走行体と、
前記走行体に設けられ、操縦者が着座可能な運転席と、
前記植付作業機を昇降する作業機昇降機構と、を備え、
前記作業機昇降機構は、前記走行体からの衝撃と前記植付作業機からの衝撃とを吸収する緩衝装置を備える乗用移植機。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記植付作業機は、メインフレームを備え、
前記作業機昇降機構は、前記メインフレームが装着される装着フレームと前記走行体とを連結する連結リンク機構と、前記メインフレームを昇降駆動する昇降駆動体とを有し、
前記昇降駆動体は、昇降シリンダと、前記昇降シリンダのピストンロッドの先端に取り付けられ且つ前記装着フレームに連結された連結体と、を有し、前記昇降シリンダが伸長すると前記メインフレームが上昇し、前記昇降シリンダが収縮すると前記メインフレームが下降し、
前記連結体は、前記緩衝装置を備える請求項1に記載の乗用移植機。
【請求項3】
前記ピストンロッドは、その先端から第1間隔を空けた第1位置に第1鍔部を備え、
前記連結体は、前記ピストンロッドの先端部が挿入される貫通孔を有する取付面と前記取付面の外周端から当該ピストンロッドの先端部に沿うように延出した筒状部とを有し且つ当該ピストンロッドの先端部に取り付けられる本体部を備え、
前記緩衝装置は、前記ピストンロッドの先端部が挿入される貫通孔を有する第1弾性体を備え、前記本体部と前記第1鍔部とで前記第1弾性体を挟み込んで構成されている請求項2に記載の乗用移植機。
【請求項4】
前記ピストンロッドは、前記第1位置を含む第1範囲に第1ネジ山が形成され、
前記ピストンロッドの前記第1範囲には、第1締結具がねじ込まれ、
前記第1締結具は、前記第1鍔部を前記第1弾性体に押し付ける状態でねじ止めされている請求項3に記載の乗用移植機。
【請求項5】
前記第1弾性体は、前記第1鍔部と当接する第1面と、前記本体部と当接する第2面とを有するゴムである請求項3に記載の乗用移植機。
【請求項6】
前記ピストンロッドは、その先端から前記第1間隔よりも短い第2間隔を空けた第2位置に、前記第1鍔部とは別の第2鍔部を備え、
前記緩衝装置は、前記第1弾性体と、前記ピストンロッドの先端部が挿入される貫通孔を有し且つ前記筒状部の内側に位置する第2弾性体とを備え、前記第1弾性体を前記第1鍔部と前記本体部の前記取付面とで挟み込むと共に、前記第2弾性体を前記本体部の前記筒状部の底面と前記第2鍔部とで挟み込んで構成されている請求項3に記載の乗用移植機。
【請求項7】
前記ピストンロッドは、前記第2位置を含む第2範囲に第2ネジ山が形成され、
前記ピストンロッドの前記第2範囲には、第2締結具がねじ込まれ、
前記本体部の前記筒状部は、その内側に前記第2弾性体及び前記第2鍔部が挿入され、
前記第2締結具は、前記第2鍔部を前記第2弾性体に押し付ける状態でねじ止めされている請求項6に記載の乗用移植機。
【請求項8】
前記第2弾性体は、前記筒状部の底面と当接する第1面と、前記第2鍔部と当接する第2面とを有するゴムである請求項6に記載の乗用移植機。
【請求項9】
前記第1締結具は、第1ナットと第2ナットであり、
前記ピストンロッドの前記第1範囲にねじ込まれた前記第1ナット及び前記第2ナットが羽交い締めされている請求項4に記載の乗用移植機。
【請求項10】
前記植付作業機は、苗載せ台に載置される苗トレイから苗を取り出す苗取出装置と、前記苗取出装置にて取り出された苗を圃場に植え付ける植付体と、前記植付体の後方に配置され、前記植付体で植え付けた苗の左側及び右側を転動して当該苗の株際に土寄せすると共に当該株際を鎮圧する覆土輪と、を備える請求項1~9の何れか1項に記載の乗用移植機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、圃場に苗を植え付ける乗用移植機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された乗用野菜移植機は、圃場に野菜の苗を植え付ける植付作業機と、植付作業機を装着して走行する走行体と、走行体に設けられ、運転者が着座可能な運転席と、運転席の前方に設けられ、走行体を操向するステアリングハンドルと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7134921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の乗用野菜移植機では、運転者がステアリングハンドルを操作して走行体を圃場の畝に沿って走行させて、植付作業機により畝上面に野菜の苗を植え付ける作業が行われる。しかしながら、上記の乗用野菜移植機では、走行体又は植付作業機の振動により、植付作業機による苗の植え付け高さが変動することがあり、植え付け精度を向上させたいという要望があった。
【0005】
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、植付作業機の植え付け精度を向上させることができ、植付作業を支援することができる乗用移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る乗用移植機は、圃場に苗を植え付ける植付作業機と、前記植付作業機を装着して走行する走行体と、前記走行体に設けられ、操縦者が着座可能な運転席と、前記植付作業機を昇降する作業機昇降機構と、を備え、前記作業機昇降機構は、前記走行体からの衝撃と前記植付作業機からの衝撃とを吸収する緩衝装置を備える。
【0007】
前記植付作業機は、メインフレームを備え、前記作業機昇降機構は、前記メインフレームが装着される装着フレームと前記走行体とを連結する連結リンク機構と、前記メインフレームを昇降駆動する昇降駆動体とを有し、前記昇降駆動体は、昇降シリンダと、前記昇降シリンダのピストンロッドの先端に取り付けられ且つ前記装着フレームに連結された連結体と、を有し、前記昇降シリンダが伸長すると前記メインフレームが上昇し、前記昇降シリンダが収縮すると前記メインフレームが下降し、前記連結体は、前記緩衝装置を備えてもよい。
【0008】
前記ピストンロッドは、その先端から第1間隔を空けた第1位置に第1鍔部を備え、前記連結体は、前記ピストンロッドの先端部が挿入される貫通孔を有する取付面と前記取付面の外周端から当該ピストンロッドの先端部に沿うように延出した筒状部とを有し且つ当該ピストンロッドの先端部に取り付けられる本体部を備え、前記緩衝装置は、前記ピストンロッドの先端部が挿入される貫通孔を有する第1弾性体を備え、前記本体部と前記第1鍔部とで前記第1弾性体を挟み込んで構成されてもよい。
【0009】
前記ピストンロッドは、前記第1位置を含む第1範囲に第1ネジ山が形成され、前記ピストンロッドの前記第1範囲には、第1締結具がねじ込まれ、前記第1締結具は、前記第
1鍔部を前記第1弾性体に押し付ける状態でねじ止めされてもよい。
【0010】
前記第1弾性体は、前記第1鍔部と当接する第1面と、前記本体部と当接する第2面とを有するゴムであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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