TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024091613
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2024005030,2023525029
出願日2024-01-17,2022-12-23
発明の名称光モジュール
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人ぱるも特許事務所
主分類H01S 5/042 20060101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電流の制御性が高く、かつ、小型化が可能な光モジュールを得る。
【解決手段】本開示の光モジュールは、ステム1の表面に対向する底面部及び垂直方向に沿った側面部20bを有する台座部20と、側面部20bに設置され板状部材からなるサブマウント30と、サブマウント30上に設置され半導体レーザ部50a、光変調器部50b、及び光増幅器部50cからなる半導体光集積素子50と、半導体レーザ部50a、光変調器部50b及び光増幅器部50cにそれぞれ接続される半導体レーザ部用コンデンサ60、光変調器部用コンデンサ61及び光増幅器部用コンデンサ62を備え、側面部20bに設置されたサブマウント30のステム1の表面に垂直方向の側面部に沿って底面部側から半導体レーザ部用コンデンサ60、光変調器部用コンデンサ61及び光増幅器部用コンデンサ62が側面部20bに順に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
CANパッケージと、
前記CANパッケージを構成する部品の1つであるステムと、
前記ステムの表面側に配置され、前記ステムの表面に対向する底面部と、前記ステムの表面に垂直な方向に沿った側面部とを有する台座部と、
前記台座部の側面部に設置されたサブマウントと、
前記サブマウント上に設置され、前記ステムの表面側から、半導体レーザ部、光変調器部、及び光増幅器部のそれぞれ電気的に独立した各部からなる半導体光集積素子と、
前記半導体光集積素子の半導体レーザ部にワイヤを介して電気的に接続される半導体レーザ部用コンデンサと、
前記半導体光集積素子の光変調器部にワイヤを介して電気的に接続される光変調器部用コンデンサと、
前記半導体光集積素子の光増幅器部にワイヤを介して電気的に接続される光増幅器部用コンデンサと、
を備え、
前記サブマウントは板状部材からなり、前記台座部の側面部に設置された前記サブマウントの前記ステムの表面に垂直な方向の側面部に沿って、前記台座部の底面部側から前記半導体レーザ部用コンデンサ、前記光変調器部用コンデンサ、及び前記光増幅器部用コンデンサが前記台座部の側面部に順に配置されていることを特徴とする光モジュール。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
CANパッケージと、
前記CANパッケージを構成する部品の1つであるステムと、
前記ステムの表面側に配置され、前記ステムの表面に対向する底面部と、前記ステムの表面に垂直な方向に沿った側面部とを有するサブマウントと、
前記サブマウント上に設置され、前記ステムの表面側から、半導体レーザ部、光変調器部、及び光増幅器部のそれぞれ電気的に独立した各部からなる半導体光集積素子と、
前記半導体光集積素子の半導体レーザ部にワイヤを介して電気的に接続される半導体レーザ部用コンデンサと、
前記半導体光集積素子の光変調器部にワイヤを介して電気的に接続される光変調器部用コンデンサと、
前記半導体光集積素子の光増幅器部にワイヤを介して電気的に接続される光増幅器部用コンデンサと、
を備え、
前記サブマウントは板状部材からなり、前記サブマウントの前記ステムの表面に垂直な方向の側面部に沿って、前記ステムから前記半導体レーザ部用コンデンサ、前記光変調器部用コンデンサ、及び前記光増幅器部用コンデンサが前記サブマウントの側面部に順に配置されていることを特徴とする光モジュール。
【請求項3】
前記ステムと前記台座部との間に温度制御モジュールが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
【請求項4】
前記ステムと前記サブマウントとの間に温度制御モジュールが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光モジュール。
【請求項5】
前記台座部で前記サブマウントが設置された側面部に沿った他の側面部の断面形状がL字形状を呈することを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
【請求項6】
前記半導体光集積素子は、前記ステムの表面に垂直な方向に対して斜めに設置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光モジュールに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年の各種情報端末の普及、情報のクラウド化などにともない、データ通信量が増大する傾向にある。増大するデータ通信量の需要に対応するため、光ファイバ通信の基地局内の伝送速度の高速化及び大容量化が進行している。
【0003】
光ファイバ通信のような長距離光通信用の光源として、半導体レーザ部と、光変調器部と、光増幅器部とをモノリシックに集積した半導体光集積素子が用いられている(特許文献1)。光変調器部は外部変調器の一種であり、レーザ光強度を直接変調する直接変調方式と比較して信号波形の劣化が少ないため、高速かつ長距離の光ファイバ伝送が可能となる。また、光増幅器部は、変調された光を増幅させるように機能する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-099537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の光モジュールでは、半導体レーザ部用コンデンサと光増幅部用コンデンサは共通化され、1個のみが配置されている。また、半導体光集積素子はステムの表面に垂直な方向に対して、斜め方向に実装されている。
【0006】
特許文献1に記載の光モジュールでは、半導体レーザ部と光増幅部とは電気的に並列に接続されているため、半導体レーザ部と光増幅部に同じ電流が流れるので、両者を独立に制御することが困難であるという実用上の問題があった。
【0007】
本開示は上記のような問題点を解消するためになされたもので、電流の制御性が高く、かつ、小型化が可能な光モジュールを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る光モジュールは、
CANパッケージと、
前記CANパッケージを構成する部品の1つであるステムと、
前記ステムの表面側に配置され、前記ステムの表面に対向する底面部と、前記ステムの表面に垂直な方向に沿った側面部とを有する台座部と、
前記台座部の側面部に設置されたサブマウントと、
前記サブマウント上に設置され、前記ステムの表面側から、半導体レーザ部、光変調器部、及び光増幅器部のそれぞれ電気的に独立した各部からなる半導体光集積素子と、
前記半導体光集積素子の半導体レーザ部にワイヤを介して電気的に接続される半導体レーザ部用コンデンサと、
前記半導体光集積素子の光変調器部にワイヤを介して電気的に接続される光変調器部用コンデンサと、
前記半導体光集積素子の光増幅器部にワイヤを介して電気的に接続される光増幅器部用コンデンサと、
を備え、
前記サブマウントは板状部材からなり、前記台座部の側面部に設置された前記サブマウントの前記ステムの表面に垂直な方向の側面部に沿って、前記台座部の底面部側から前記半導体レーザ部用コンデンサ、前記光変調器部用コンデンサ、及び前記光増幅器部用コンデンサが前記台座部の側面部に順に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る光モジュールによれば、搭載される半導体光集積素子の半導体レーザ部、光変調器部、及び光増幅器部にそれぞれ電気的に接続されたコンデンサを介して独立に電流を流すので、電流の制御性が高く、かつ、小型化が可能な光モジュールが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る光モジュールの概観図である。
実施の形態1に係る光モジュールの側面図である。
実施の形態1に係る光モジュールの側面図である。
実施の形態1に係る光モジュールの一部である半導体光集積素子の断面図である。
実施の形態1に係る光モジュールの一部であるCANパッケージの概観図である。
実施の形態2に係る光モジュールの概観図である。
実施の形態2に係る光モジュールの側面図である。
実施の形態2に係る光モジュールの側面図である。
実施の形態3に係る光モジュールの概観図である。
実施の形態3に係る光モジュールの側面図である。
実施の形態3に係る光モジュールの側面図である。
実施の形態4に係る光モジュールの概観図である。
実施の形態4に係る光モジュールの側面図である。
実施の形態4に係る光モジュールの側面図である。
実施の形態5に係る光モジュールの概観図である。
実施の形態5に係る光モジュールの側面図である。
実施の形態5に係る光モジュールの側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
集積回路
21日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
13日前
株式会社PFA
異物除去具
11日前
ローム株式会社
半導体装置
11日前
マクセル株式会社
電池
6日前
株式会社魁半導体
プラズマ処理装置
14日前
沖電気工業株式会社
発光装置
今日
株式会社ダイヘン
碍子
5日前
京セラ株式会社
積層型電子部品
4日前
トヨタ自動車株式会社
搬送装置
4日前
株式会社ヨコオ
変換回路
11日前
日本航空電子工業株式会社
押釦
18日前
東レエンジニアリング株式会社
転写装置
4日前
住友電装株式会社
コネクタ
6日前
三洲電線株式会社
撚線導体
14日前
東レエンジニアリング株式会社
転写方法
18日前
住友電装株式会社
コネクタ
7日前
シャープ株式会社
入力装置
18日前
ローム株式会社
半導体装置
20日前
オムロン株式会社
電磁継電器
20日前
LWJ株式会社
可変ハンドスイッチ
今日
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
11日前
TDK株式会社
アンテナ装置
21日前
三菱電機株式会社
半導体装置
12日前
住友電装株式会社
雌端子金具
12日前
三菱電機株式会社
半導体装置
25日前
三菱電機株式会社
半導体装置
4日前
三菱電機株式会社
半導体装置
25日前
オムロン株式会社
電磁継電器
20日前
オムロン株式会社
電磁石装置
11日前
オムロン株式会社
電磁石装置
11日前
株式会社はくぶん
電池ボックス装置
7日前
日本圧着端子製造株式会社
コネクタ
7日前
日亜化学工業株式会社
面状光源の製造方法
27日前
トヨタ紡織株式会社
気液分離器
今日
ルビコン株式会社
キャパシタンス装置
19日前
続きを見る