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公開番号2024090947
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207159
出願日2022-12-23
発明の名称被着体付き車両用窓ガラスの製造方法
出願人AGC株式会社
代理人個人,個人
主分類C09J 201/00 20060101AFI20240627BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】被着体と車両用窓ガラスとが接着剤を介して接着されてなる、被着体付き車両用窓ガラスの製造において、被着体と接着剤との接着性を向上させる。
【解決手段】被着体付き車両用窓ガラスの製造方法が、被着体に酸性処理液を付着させ、前記被着体と車両用窓ガラスとの間にプライマー含有接着剤を配置して、前記被着体と前記車両用窓ガラスとを接着させることを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被着体に酸性処理液を付着させ、
前記被着体と車両用窓ガラスとの間にプライマー含有接着剤を配置して、前記被着体と前記車両用窓ガラスとを接着させることを含む、被着体付き車両用窓ガラスの製造方法。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記付着を、前記酸性処理液を前記被着体の表面に塗布若しくは散布すること、又は前記被着体を前記酸性処理液に浸漬させることによって行う、請求項1に記載の被着体付き車両用窓ガラスの製造方法。
【請求項3】
前記酸性処理液は、有機酸又はその塩を溶媒に溶解させてなる液である、請求項1又は2に記載の被着体付き車両用窓ガラスの製造方法。
【請求項4】
前記溶媒は有機溶剤を含む、請求項3に記載の被着体付き車両用窓ガラスの製造方法。
【請求項5】
前記酸性処理液のpHは0.5以上3.0以下である、請求項1又は2に記載の被着体付き車両用窓ガラスの製造方法。
【請求項6】
前記被着体は、少なくとも表面が樹脂製であり、
前記樹脂が、ポリアミド、ポリエステル、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、及びエポキシのうち1以上を含む、請求項1又は2に記載の被着体付き車両用窓ガラスの製造方法。
【請求項7】
前記被着体は、車載機器取付用のブラケットである、請求項1又は2に記載の被着体付き車両用窓ガラスの製造方法。
【請求項8】
前記プライマー含有接着剤は湿気硬化型接着剤である、請求項1又は2に記載の被着体付き車両用窓ガラスの製造方法。
【請求項9】
前記プライマー含有接着剤はシラン化合物含有接着剤である、請求項1又は2に記載の被着体付き車両用窓ガラスの製造方法。
【請求項10】
前記酸性処理液の付着前に、前記被着体の接着面に対して乾式処理を行う、請求項1に記載の被着体付き車両用窓ガラスの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被着体付き車両用窓ガラスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両において、ガラスに接着剤を介して被着体が接着されてなる構成が知られている。その一例として、フロントガラスの内面に、車載機器を取り付けるためのブラケット等が接着剤を介して接着された構成が挙げられる。
【0003】
このような被着体付き構成においては、被着体と接着剤との接着性を向上させるために、被着体の表面を処理することが知られている。例えば、特許文献1には、プラスチックの表面Aを乾式処理して得られた表面Bを、水及び極性溶剤からなる群から選ばれる少なくとも1種を含んだ洗浄用具で拭き、接着剤及びプライマーからなる群から選ばれる少なくとも1種を付与して、積層体を得る方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-84520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のようにプラスチック(被着体)の表面を所定の洗浄用具で拭く方法であっても、被着体と接着剤との間の接着性が十分でないことがあった。そのため、接着性を向上させるべく、製造方法の更なる改善が求められている。
【0006】
上記の点に鑑みて、本発明の一態様においては、被着体と車両用窓ガラスとが接着剤を介して接着されてなる、被着体付き車両用窓ガラスの製造において、被着体と接着剤との接着性を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、被着体に酸性処理液を付着させ、前記被着体と車両用窓ガラスとの間にプライマー含有接着剤を配置して、前記被着体と前記車両用窓ガラスとを接着させることを含む、被着体付き車両用窓ガラスの製造方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、被着体と車両用窓ガラスとが接着剤を介して接着されてなる、被着体付き車両用窓ガラスの製造において、被着体と接着剤との接着性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態による被着体付き車両用窓ガラスの平面図である。
図1のI-I線断面の部分図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の符号を付し、説明を省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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