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公開番号2024090917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207104
出願日2022-12-23
発明の名称データ処理装置及びそのプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 11/14 20060101AFI20240627BHJP(計算;計数)
要約【課題】販促効果をより向上するのに有効な表示を情報端末で行えるようにする。
【解決手段】データ処理装置は、取得部と、保存部と、インストール制御部と、を備える。取得部は、マイクロサービスをインストールする際に、マイクロサービスが生成したデータを記憶するために使用する、第1の記憶装置における記憶先を示す記憶先情報を取得する。保存部は、取得部が取得した記憶先情報を保存する。インストール制御部は、記憶先情報を取得したマイクロサービスをインストールする。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
マイクロサービスをインストールする際に、前記マイクロサービスが生成したデータを記憶するために使用する、第1の記憶装置における記憶先を示す記憶先情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記記憶先情報を保存する保存部と、
前記記憶先情報を取得した前記マイクロサービスをインストールするインストール制御部と、
を具備する、データ処理装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記保存部に保存された前記記憶先情報に基づいて、前記第1の記憶装置に記憶されている前記マイクロサービスが生成したデータを、前記第1の記憶装置とは物理的に異なる第2の記憶装置にバックアップするバックアップ部、
を更に具備する、請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項3】
前記保存部に保存された前記記憶先情報に基づいて、前記第2の記憶装置に記憶されているデータを、前記第1の記憶装置にリカバリするリカバリ部、
を更に具備する、請求項2に記載のデータ処理装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記マイクロサービスのインストール元のファイルから前記記憶先情報を抽出する、
請求項1に記載のデータ処理装置。
【請求項5】
前記データ処理装置は、前記第1の記憶装置を更に具備し、クラウドと通信を行うエッジデバイスである、
請求項1乃至4の何れか1項に記載のデータ処理装置。
【請求項6】
マイクロサービスを動作させるコンピュータに、
前記マイクロサービスをインストールする際に、
前記マイクロサービスが生成したデータを記憶するために使用する、第1の記憶装置における記憶先を示す記憶先情報を取得させる機能と、
取得された前記記憶先情報をメモリに保存させる機能と、
前記マイクロサービスをインストールさせる機能と、
を実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、データ処理装置及びコンピュータを当該データ処理装置として機能させるためのプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、仮想化技術としてコンテナ技術が知られている。
【0003】
コンテナとは、1つの仮想的な領域をOS(Operating System)上に設けて、アプリケーションとその実行環境を、その中で実行・動作させる仕組みとなる。また、このコンテナ内のアプリケーションの集合としてマイクロサービスが提供される。このマイクロサービスとは別の、OS上で動作している別アプリケーションからは、このコンテナ内のアプリケーションによるマイクロサービスへ直接アクセスすることはできない。
【0004】
マイクロサービスのコンテナ内のアプリケーションは、仮想ボリューム内つまりメモリ上にデータ保存しているため、マイクロサービス内のコンテナが削除されると、保存されていたデータも一緒に削除される。そこで、Docker(商標)等のコンテナ管理ツールは、コンテナ内の仮想ボリュームに保存しているデータを、ハードウェア上のストレージや外部ストレージへ保存する、データ永続化機能を提供している。このとき、データ永続化の指定先は、コンテナ管理ツールがコンテナ内のアプリケーションをデプロイ(インストール)するときに設定され、このデプロイ時の設定のみで管理される情報となっている。
【0005】
また、マイクロサービスを、オンプレミスのデータ処理装置であるエッジデバイス上で動作させて、各種のサービスを提供する運用形態も知られている。オンプレミスのエッジデバイス上で、マイクロサービスを動作させる場合、データ永続化の指定先は、そのエッジデバイス内のストレージが指定される。このように、エッジデバイス内のストレージをデータ永続化の指定先とすると、エッジデバイスのストレージ故障等により、永続化の指定先のデータが消失する可能性が有る。そのため、永続化の指定先に記憶されたデータのバックアップが求められる。
【0006】
データ永続化の指定先は、マイクロサービス(コンテナ)がデプロイされるときに指定される。そのため、エッジデバイスを制御する制御アプリケーションは、永続化の指定先を把握することができない。そのため、制御アプリケーションが、マイクロサービスが生成して永続化の指定先に保存したデータを正しくバックアップすることは困難である。また、永続化の指定先のデータを含めたストレージの全データを、別のストレージにバックアップしていたとしても、制御アプリケーションは、コンテナのデータ永続化の指定先がわからないため、バックアップしたデータからマイクロサービスのためのデータ復旧を行うことはできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-91301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、マイクロサービスが生成したデータの永続化先を把握することが可能なデータ処理装置及びそのプログラムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一実施形態において、データ処理装置は、取得部と、保存部と、インストール制御部と、を備える。取得部は、マイクロサービスをインストールする際に、マイクロサービスが生成したデータを記憶するために使用する、第1の記憶装置における記憶先を示す記憶先情報を取得する。保存部は、取得部が取得した記憶先情報を保存する。インストール制御部は、記憶先情報を取得したマイクロサービスをインストールする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態におけるデータ処理システムの全体構成図。
データ処理装置の一実施形態としてのエッジデバイスの要部回路構成を示すブロック図。
エッジデバイスにおけるメインメモリに保存されるマイクロサービス情報テーブルの主要なデータ構造を示す模式図。
エッジデバイスにおける主要なソフトウェア構成を示す模式図。
エッジデバイスの制御モジュールの主要な情報処理の手順を示す流れ図。
マイクロサービスデプロイ処理の手順を示す流れ図。
マイクロサービスデプロイ処理でのエッジデバイスにおける各ソフトウェア構成と各ストレージとの関係の一例を示す模式図。
エッジデバイスに入力されるマイクロサービスパッケージの内容の一例を示す模式図。
バックアップ処理の手順を示す流れ図。
バックアップ処理でのエッジデバイスにおける各ソフトウェア構成と各ストレージとの関係の一例を示す模式図。
リカバリ処理の手順を示す流れ図。
リカバリ処理でのエッジデバイスにおける各ソフトウェア構成と各ストレージとの関係の一例を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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