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公開番号2024090442
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206359
出願日2022-12-23
発明の名称汎用コンバインの脱穀装置
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01F 12/22 20060101AFI20240627BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、汎用コンバインの脱穀装置の扱胴を簡単な構造で強固にすることで、軽量にして駆動負荷を軽減して、製造コストを低下することを課題とする。
【解決手段】脱穀装置4の扱室10内にインペラ31とロータ32で構成する扱胴11を軸架する汎用コンバインにおいて、ロータ32を軸方向視で環状に配するバーフレーム50にリング状外形リング52を軸方向一定間隔で配し、隣り合う外形リング52をL状に曲げたツース杆58で一体的に溶接連結すると共に該ツース杆58の一部を外に突出させて扱歯にしたことを特徴とする汎用コンバインの脱穀装置とする。
【選択図】図7

特許請求の範囲【請求項１】
脱穀装置（４）の扱室（１０）内にインペラ（３１）とロータ（３２）で構成する扱胴（１１）を軸架する汎用コンバインにおいて、ロータ（３２）を軸方向視で環状に配するバーフレーム（５０）にリング状外形リング（５２）を軸方向一定間隔で配し、隣り合う外形リング（５２）をＬ状に曲げたツース杆（５８）で一体的に溶接連結すると共に該ツース杆（５８）の一部を外に突出させて扱歯にしたことを特徴とする汎用コンバインの脱穀装置。
続きを表示（約 140 文字）【請求項２】
ツース杆（５８）の曲げ部を外方へ突出させたことを特徴とする請求項１に記載の汎用コンバインの脱穀装置。
【請求項３】
扱胴（１１）の回転前側でツース杆（５８）の起立角度を大きくしたことを特徴とする請求項２に記載の汎用コンバインの脱穀装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、汎用コンバインに搭載する脱穀装置の扱胴に関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
汎用コンバインは、特開２０１６―１８７３２７号公報に記載されているように、穀粒を稔らせた穀稈を圃場から刈り取って、脱穀装置に投入して穀粒を脱穀分離してその穀粒をグレンタンクに溜めて脱穀済みの排桿を圃場に排出するようにしている。
【０００３】
そして、脱穀装置に軸架する扱胴は、軸方向視で円筒形状ドラム部の表面に扱歯取付部材で扱歯を立設している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１６―１８７３２７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
汎用コンバインの脱穀装置に設ける扱胴は、円筒形状ドラムの周面に扱歯を立設しているが、扱室に多量の穀稈が取り込まれて旋回しながら扱ぎ作用を行うために、扱胴の強度を保つために内部に六角筒状ドラムを設けた複雑な構造となっている。
【０００６】
本発明は、汎用コンバインの脱穀装置の扱胴を簡単な構造で強固にすることで、軽量にして駆動負荷を軽減して、製造コストを低下することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【０００８】
請求項１の発明は、脱穀装置４の扱室１０内にインペラ３１とロータ３２で構成する扱胴１１を軸架する汎用コンバインにおいて、ロータ３２を軸方向視で環状に配するバーフレーム５０にリング状外形リング５２を軸方向一定間隔で配し、隣り合う外形リング５２をＬ状に曲げたツース杆５８で一体的に溶接連結すると共に該ツース杆５８の一部を外に突出させて扱歯にしたことを特徴とする汎用コンバインの脱穀装置とする。
【０００９】
請求項２の発明は、ツース杆５８の曲げ部を外方へ突出させたことを特徴とする請求項１に記載の汎用コンバインの脱穀装置とする。
【００１０】
請求項３の発明は、扱胴１１の回転前側でツース杆５８の起立角度を大きくしたことを特徴とする請求項２に記載の汎用コンバインの脱穀装置とする。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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