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公開番号2024077960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190218
出願日2022-11-29
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01B 71/02 20060101AFI20240603BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】PTO変速レバーの操作性が高い作業車両を提供する。
【解決手段】変速レバー(16)の下側に、変速レバー(16)と変速ギヤボックスを連係する変速アーム(42)を内装したケース(40)を設け、ケース(40)の前壁と後壁に前後方向に延在する支軸(41)を設け、変速アーム(42)を、支軸(41)に沿って前後方向の摺動し、且つ、支軸(41)の軸心回りに回動する本体部(42A)を設け、本体部(42A)の外周部に前後方向に延在する第1溝を形成し、ケース(40)の内周部における第1溝と対向する部位に、第1溝に嵌入する第1球体(51)と、第1溝に向けて第1球体(51)を付勢する第1付勢部材(52)を設けた。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
エンジン(E)を搭載するボンネット(4)と、該ボンネット(4)の後側に、作業者が搭乗する操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の後方下側に、前記エンジン(E)の出力回転が伝動される前後方向に延在するPTO軸(6)を設けた作業車両において、
前記操縦部(5)の操縦席(11)の前側に、前記エンジン(E)の出力回転の増減速と出力回転方向の切替えを行う変速レバー(16)を設け、
前記操縦部(5)の下側に、前記変速レバー(16)でギヤ(70~74)の係合状態の切替えが行われる変速ギヤボックス(31)を設け、
前記変速レバー(16)の下側に、前記変速レバー(16)と変速ギヤボックス(31)を連係する変速アーム(42)を内装したケース(40)を設け、
該ケース(40)の前壁と後壁に前後方向に延在する支軸(41)を設け、
前記変速アーム(42)を、前記支軸(41)に沿って前後方向の摺動し、且つ、前記支軸(41)の軸心回りに回動する本体部(42A)と、前記変速レバー(16)の基部に向かって本体部(42A)から延出する第1延出部(42B)と、前記変速ギヤボックス(31)に向かって本体部(42A)から延出する第2延出部(42C)で形成し、
前記変速レバー(16)の基部と第1延出部(42B)の上部を連結部材(46)で連結し、
前記第2延出部(42C)の先端部とギヤ(70~74)に連結されたシフタ(61A,64A,67A)を係合し、
前記本体部(42A)の外周部に前後方向に延在する第1溝(50)を形成し、
前記ケース(40)の内周部における第1溝(50)と対向する部位に、前記第1溝(50)に嵌入する第1球体(51)と、前記第1溝(50)に向けて第1球体(51)を付勢する第1付勢部材(52)を設けたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記操縦席(11)の前側に、前記変速レバー(16)が挿通するガイドプレート(18)を設け、
該ガイドプレート(18)に左右方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在する第1~3ガイド溝(18A~18C)を形成し、
該第1~3ガイド溝(18A~18C)の前後方向の中間部を連通する左右方向に延在する第4ガイド溝を形成し、
前記変速レバー(16)が第1ガイド溝(18A)と第3ガイド溝(18C)の間の第2ガイド溝(18B)に挿通している場合に、前記第1溝(50)に第1球体(51)が嵌入する請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記支軸(41)の外周部に周方向に延在する第2溝(55)を形成し、
前記本体部(42A)の内周部おける第2溝(55)と対向する部位に、前記第2溝(55)に嵌入する第2球体(56)と、前記第2溝(55)に向けて第2球体(56)を付勢する第2付勢部材(57)を設けた請求項1又は2記載の作業車両。
【請求項4】
前記変速レバー(16)が第4ガイド溝(18D)に挿通している場合に、前記第2溝(55)に第2球体(56)が嵌入する請求項3記載の作業車両。
【請求項5】
前記連結部材(46)がダブルボールジョイントである請求項1記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操縦部にPTO変速レバーを備えた作業車両に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業車両では、操縦席の前方に、PTO軸の出力回転の増減速と出力回転方向の切替えを行う変速レバーを設ける技術が知られている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-112116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術では、変速レバーの移動位置を確認するために、作業者が作業車両の前方から変速レバーに視線を移動する必要が有り、変速レバーの操作性が低いという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、作業者が作業車両の前方から変速レバーに視線を移動することなく、変速レバーの移動位置を指先に伝わる感覚によって把握することができる変速レバーの操作性が高い作業車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジン(E)を搭載するボンネット(4)と、該ボンネット(4)の後側に、作業者が搭乗する操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の後方下側に、前記エンジン(E)の出力回転が伝動される前後方向に延在するPTO軸(6)を設けた作業車両において、
前記操縦部(5)の操縦席(11)の前側に、前記エンジン(E)の出力回転の増減速と出力回転方向の切替えを行う変速レバー(16)を設け、前記操縦部(5)の下側に、前記変速レバー(16)でギヤ(70~74)の係合状態の切替えが行われる変速ギヤボックス(31)を設け、前記変速レバー(16)の下側に、前記変速レバー(16)と変速ギヤボックス(31)を連係する変速アーム(42)を内装したケース(40)を設け、該ケース(40)の前壁と後壁に前後方向に延在する支軸(41)を設け、前記変速アーム(42)を、前記支軸(41)に沿って前後方向の摺動し、且つ、前記支軸(41)の軸心回りに回動する本体部(42A)と、前記変速レバー(16)の基部に向かって本体部(42A)から延出する第1延出部(42B)と、前記変速ギヤボックス(31)に向かって本体部(42A)から延出する第2延出部(42C)で形成し、前記変速レバー(16)の基部と第1延出部(42B)の上部を連結部材(46)で連結し、前記第2延出部(42C)の先端部とギヤ(70~74)に連結されたシフタ(61A,64A,67A)を係合し、前記本体部(42A)の外周部に前後方向に延在する第1溝(50)を形成し、前記ケース(40)の内周部における第1溝(50)と対向する部位に、前記第1溝(50)に嵌入する第1球体(51)と、前記第1溝(50)に向けて第1球体(51)を付勢する第1付勢部材(52)を設けたことを特徴とする作業車両である。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記操縦席(11)の前側に、前記変速レバー(16)が挿通するガイドプレート(18)を設け、該ガイドプレート(18)に左右方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在する第1~3ガイド溝(18A~18C)を形成し、該第1~3ガイド溝(18A~18C)の前後方向の中間部を連通する左右方向に延在する第4ガイド溝を形成し、前記変速レバー(16)が第1ガイド溝(18A)と第3ガイド溝(18C)の間の第2ガイド溝(18B)に挿通している場合に、前記第1溝(50)に第1球体(51)が嵌入する請求項1記載の作業車両である。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記支軸(41)の外周部に周方向に延在する第2溝(55)を形成し、前記本体部(42A)の内周部おける第2溝(55)と対向する部位に、前記第2溝(55)に嵌入する第2球体(56)と、前記第2溝(55)に向けて第2球体(56)を付勢する第2付勢部材(57)を設けた請求項1又は2記載の作業車両である。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記変速レバー(16)が第4ガイド溝(18D)に挿通している場合に、前記第2溝(55)に第2球体(56)が嵌入する請求項3記載の作業車両である。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記連結部材(46)がダブルボールジョイントである請求項1記載の作業車両である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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