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公開番号2024082291
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196015
出願日2022-12-08
発明の名称海苔箱船
出願人株式会社オーツボ
代理人個人
主分類A01G 33/02 20060101AFI20240613BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】活性処理等後の処理残液の効果的な運用あるいは回収方法(海洋投棄の防止)を実現可能な海苔箱船の構造を提供する。
【解決手段】海苔箱船1は、略矩形箱型の箱船本体2と、当該箱船本体2の上面に設けられた、養殖海苔の活性処理を行う活性処理機構3と、を備えている。活性処理機構3は、海苔の養殖場に展張されている海苔網を活性処理液に浸漬させて養殖海苔の活性処理を行うための活性処理槽4と、活性処理後の処理残液を保存しておくための保存槽5と、を有している。保存槽5は、箱船本体2の上面の略中央に当該箱船本体2と一体に形成されており、その外観は、上端開口の直方体形状を成している。活性処理槽4は、保存槽5の内周部に上方から緩く嵌め込まれる大きさであり、その外観は、上端開口の直方体形状を成している。活性処理槽4の上端開口外周縁には矩形環状のフランジ部4aが形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
箱船本体と、当該箱船本体の上面に設けられた、養殖海苔の反応液処理を行う反応液処理機構と、を備えた海苔箱船であって、
前記反応液処理機構は、反応液に浸漬させて前記養殖海苔の反応液処理を行うための反応液処理槽と、反応液処理後の処理残液を保存しておくための保存槽と、を有していることを特徴とする海苔箱船。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記反応液処理槽と前記保存槽は、上下二槽構造となっている、請求項1に記載の海苔箱船。
【請求項3】
前記保存槽は、上端が開口した形状を呈しており、
前記反応液処理槽は、前記保存槽の上端開口を被覆可能に、かつ、前記保存槽から分離可能に設けられている、請求項2に記載の海苔箱船。
【請求項4】
前記反応液処理槽の底板には、スカッパが取り付けられており、
前記保存槽には、外部に繋がる空気口が形成されている、請求項2又は3に記載の海苔箱船。
【請求項5】
前記保存槽には、外部に繋がる空気口が形成されているとともに、一端が前記保存槽の底面に位置し、他端側が外部に露見した排水部材が設けられている、請求項2又は3に記載の海苔箱船。
【請求項6】
前記反応液処理槽と前記保存槽は、前後二槽構造となっている、請求項1に記載の海苔箱船。
【請求項7】
前記保存槽は、密閉形状を呈しており、
前記保存槽には、少なくとも2つのスカッパ兼給気口が設けられている、請求項6に記載の海苔箱船。
【請求項8】
前記保存槽には、一端が前記保存槽の底面に位置し、他端側が外部に露見した排水部材が設けられている、請求項7に記載の海苔箱船。
【請求項9】
前記反応液処理槽の上端開口内周縁に、前記反応液処理槽内の前記反応液が外部にこぼれ出ることを防ぐ反応液返し部が設けられている、請求項1に記載の海苔箱船。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、海苔箱船に関する。更に詳細には、本発明は、例えば、海苔の養殖中に海苔網に付着した、珪藻、アオノリといった海苔以外の他の海藻(雑藻類)又は赤グサレ菌、糸状細菌といった病原菌の駆除(養殖海苔の活性処理)や、海苔の成長を促進させるための施肥処理液の投与(養殖海苔の施肥処理)を行う際等に用いられる海苔箱船に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
現行の養殖海苔の活性処理や施肥処理の多くは、例えば図7に示すような昔ながらの海苔箱船100を用いて行われている。海苔箱船100は、所謂海苔作業船に比べて安価であるため、海苔箱船100を用いる海苔養殖業者は少なくない。
現行の養殖海苔の活性処理は、例えば、以下のようにして行われる。
すなわち、図7に示すように、海苔の養殖場に展張されている海苔網101を、海苔箱船100の上に揚げ、当該海苔箱船100上の活性処理槽102内の活性処理液に浸漬させることで、養殖海苔の活性処理が行われる。そして、この場合、海苔箱船100が海苔網101の下をくぐりながら進むことで、養殖海苔の活性処理が連続して行われる。または、海苔箱船100上に巻き取った海苔網101を養殖場の元の位置に張りなおす作業が行われる。なお、この場合の活性処理液としては、有機酸等の活性処理液原液を海水によって適宜希釈したものが使用される。
現行の養殖海苔の施肥処理(施肥処理液の投与)についても、上記した養殖海苔の活性処理の場合と同様の方法で行われる。なお、この場合の施肥処理液としては、例えば、窒素及び燐化合物を主体としたものが多く使用される。
【0003】
ところで、海苔箱船は、通常の船よりも移動効率が悪いため、養殖海苔の活性処理や施肥処理が行われる期間(約3か月程度)においては、海苔の養殖場付近、つまり、海上に停泊されている。
通常、養殖海苔の活性処理や施肥処理の作業を行う際に使用される活性処理液や施肥処理液などの反応液は、海苔箱船とは別の親船によって供給あるいは回収されるが、前記反応液回収時には、親船を稼働させるよりも、作業者のみ帰還させる和船等の小型船の運用の方が効率的であるため、回収時の当該反応液に関しては、本来行ってはならない海中への投棄(海洋投棄)が行われているのが現状である。
【0004】
このため、海苔箱船の移動効率を上げる考案も提案されているが(例えば、特許文献1等を参照)、作業者のみ帰還させる小型船の運用には及ばないため、あまり効果が期待できるものではない。
かかる事情から、活性処理等後の処理残液の効果的な運用あるいは回収方法(海洋投棄の防止)が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3153119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、活性処理等の反応液処理後の処理残液の効果的な運用あるいは回収方法(海洋投棄の防止)を実現可能な海苔箱船の構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明に係る海苔箱船の構成は、
(1)箱船本体と、当該箱船本体の上面に設けられた、養殖海苔の反応液処理を行う反応液処理機構と、を備えた海苔箱船であって、
前記反応液処理機構は、反応液に浸漬させて前記養殖海苔の反応液処理を行うための反応液処理槽と、反応液処理後の処理残液を保存しておくための保存槽と、を有していることを特徴とする。
【0008】
本発明において、「反応液処理」とは、例えば、活性処理や施肥処理等の処理を意味している。また、「反応液」とは、活性処理液や施肥処理液等を意味している。活性処理液としては、例えば、有機酸等の活性処理液原液を海水によって適宜希釈したものが使用される。また、施肥処理液としては、例えば、窒素及び燐化合物を主体としたものが多く使用される。なお、養殖海苔は、通常、海苔網に付着した状態となっている。
【0009】
本発明の海苔箱船の上記(1)の構成は、次のような作用効果を奏する。
すなわち、上記(1)の構成によれば、反応液処理機構が反応液処理後の処理残液を保存しておくための保存槽を有していることにより、処理残液の海洋投棄の防止を実現することが可能となる。また、保存槽内に保存しておいた処理残液を反応液処理槽に移し、この反応液処理後の処理残液に新たな反応液の原液を追加し、海水によって適宜希釈等して新たな反応液を作製するようにすることにより、反応液処理後の処理残液の効果的な運用を実現することが可能となる。
したがって、上記(1)の構成によれば、活性処理等の反応液処理後の処理残液の効果的な運用あるいは回収方法(海洋投棄の防止)を実現可能な海苔箱船の構造を提供することができる。
【0010】
本発明の海苔箱船の上記(1)の構成においては、以下の(2)乃至(9)のような構成にすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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