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公開番号2024089861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205355
出願日2022-12-22
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01D 61/00 20060101AFI20240627BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業者が前方から視線を外すことなく、刈取装置の搬送装置で搬送される穀稈の搬送量や詰まり等の搬送状態を撮影した画像をモニタで確認することができる走行安全性が高いコンバインを提供する。
【解決手段】刈取装置(3)の後部に設けられた搬送装置(10)で搬送される穀稈を、上方から撮影する第1カメラ(30)を設け、脱穀装置(4)の上壁の前部に、第1カメラ(30)を支持する支持アーム(31)の基部を回動手段(32)を介して設け、第1カメラ(30)で撮影された画像を、操縦部(5)の左右壁に設けられた左右出力ポート(38A,38B)に可撓性の支持部材(37)を介して接続された第1モニタ(36)に表示する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
機体フレーム(1)の下側に圃場を走行する走行装置(2)と、該機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)と、該刈取装置(3)の後方左側に穀稈を脱穀する脱穀装置(4)と、前記刈取装置(3)の後方右側に作業者が搭乗する操縦部(5)と、該操縦部(5)の後側に脱穀された穀粒を貯留するグレンタンク(7)と、該グレンタンク(7)に貯留された穀粒を外部に排出する排出オーガ(8)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取装置(3)の後部に設けられた搬送装置(10)で搬送される穀稈を、上方から撮影する第1カメラ(30)を設け、
前記脱穀装置(4)の上壁の前部に、前記第1カメラ(30)を支持する支持アーム(31)の基部を回動手段(32)を介して設け、
前記第1カメラ(30)で撮影された画像を、前記操縦部(5)の左右壁に設けられた左右出力ポート(38A,38B)に可撓性の支持部材(37)を介して接続された第1モニタ(36)に表示することを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記脱穀装置(4)の上壁の前部に替えて、前記刈取装置(3)の後部に、前記第1カメラ(30)を支持する支持アーム(31)の基部を回動手段(32)を介して設けた請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記操縦部(5)を囲繞するキャビン(9)を設け、
前記脱穀装置(4)の上壁の前部に替えて、前記キャビン(9)の左壁の後部に、前記第1カメラ(30)を支持する支持アーム(31)の基部を伸縮手段(33)を介して設けた請求項1記載のコンバイン。
【請求項4】
前記機体フレーム(1)の左部に、未刈穀稈を押圧するナローガイド(34)を設け、
前記操縦部(5)に、前記回動手段(32)と伸縮手段(33)を操作する操作スイッチ(23)を設け、
該操作スイッチ(23)を操作して、前記第1カメラ(30)を搬送装置(10)とナローガイド(34)の上方に移動可能な構成とした請求項1~3のいずれか1項に記載のコンバイン。
【請求項5】
前記排出オーガ(8)の先端部に、搬送装置の荷台に排出された穀粒を、上方から撮影する第2カメラ(40)を設け、
前記第1モニタ(36)に、前記第1モニタ(36)で撮影された画像に替えて、前記第2カメラ(40)で撮影された画像を表示する請求項1記載のコンバイン。
【請求項6】
前記画像に、搬送車の荷台の荷台画像(45)と、該荷台画像(45)内に、穀粒の排出ロスが生じない推奨移動領域(46)と、前記排出オーガ(8)の長さを最大長さにした状態で回動させた場合の最大移動ライン(47)と、前記排出オーガ(8)の長さを最小長さにした状態で回動させた場合の最小移動ライン(48)と、前記排出オーガ(8)の排出口の位置を投影した現在位置(49)を表示する請求項5記載のコンバイン。
【請求項7】
前記排出オーガ(8)を操作するコントローラ(41)に、前記第2カメラ(40)で撮影された画像を表示する第2モニタ(42)を設けた請求項5又は6記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取装置の搬送装置で搬送される穀稈の搬送状態を監視するカメラを備えたコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
刈取装置の搬送装置に、搬送装置で搬送される穀稈の穂先位置を検出するセンサと、搬送される穀稈を搬送方向と直交する左右方向に移動させる駆動手段を備える技術が知られている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-176798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術では、作業者が前方から刈取装置の搬送装置に視線を移動して搬送装置で搬送される穀稈の搬送量や穀稈の詰まりを確認する必要が有るので、走行安全性が低下するという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、作業者が前方から視線を外すことなく、刈取装置の搬送装置で搬送される穀稈の搬送量や詰まり等の搬送状態を撮影した画像をモニタで確認することができる走行安全性が高いコンバインを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の下側に圃場を走行する走行装置(2)と、該機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)と、該刈取装置(3)の後方左側に穀稈を脱穀する脱穀装置(4)と、前記刈取装置(3)の後方右側に作業者が搭乗する操縦部(5)と、該操縦部(5)の後側に脱穀された穀粒を貯留するグレンタンク(7)と、該グレンタンク(7)に貯留された穀粒を外部に排出する排出オーガ(8)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取装置(3)の後部に設けられた搬送装置(10)で搬送される穀稈を、上方から撮影する第1カメラ(30)を設け、前記脱穀装置(4)の上壁の前部に、前記第1カメラ(30)を支持する支持アーム(31)の基部を回動手段(32)を介して設け、前記第1カメラ(30)で撮影された画像を、前記操縦部(5)の左右壁に設けられた左右出力ポート(38A,38B)に可撓性の支持部材(37)を介して接続された第1モニタ(36)に表示することを特徴とするコンバインである。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記脱穀装置(4)の上壁の前部に替えて、前記刈取装置(3)の後部に、前記第1カメラ(30)を支持する支持アーム(31)の基部を回動手段(32)を介して設けた請求項1記載のコンバインである。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記操縦部(5)を囲繞するキャビン(9)を設け、前記脱穀装置(4)の上壁の前部に替えて、前記キャビン(9)の左壁の後部に、前記第1カメラ(30)を支持する支持アーム(31)の基部を伸縮手段(33)を介して設けた請求項1記載のコンバインである。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記機体フレーム(1)の左部に、未刈穀稈を押圧するナローガイド(34)を設け、前記操縦部(5)に、前記回動手段(32)と伸縮手段(33)を操作する操作スイッチ(23)を設け、該操作スイッチ(23)を操作して、前記第1カメラ(30)を搬送装置(10)とナローガイド(34)の上方に移動可能な構成とした請求項1~3のいずれか1項に記載のコンバインである。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記排出オーガ(8)の先端部に、搬送装置の荷台に排出された穀粒を、上方から撮影する第2カメラ(40)を設け、前記第1モニタ(36)に、前記第1モニタ(36)で撮影された画像に替えて、前記第2カメラ(40)で撮影された画像を表示する請求項1記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)

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