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公開番号2024088058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203035
出願日2022-12-20
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01D 57/00 20060101AFI20240625BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】刈刃装置やオーガ装置に圃場の穀稈が絡み付くのを抑制して刈取作業効率が高いコンバインを提案する。
【解決手段】刈取前処理装置を、圃場の穀稈を起立させながら後側に搬送する掻込み装置と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置に搬送するフィーダハウスで構成し、オーガ装置を、前方と上方が開放されたオーガフレーム30と、オーガフレームの左壁と右壁に架設された掻込みオーガ31で形成し、オーガフレームの下壁の上面に、左右方向に所定の間隔を隔てて左回転軸42Aと右回転軸42Bを設け、左回転軸に、左右一対の前後方向に延在する第1リフタ43Aの基部を固定し、右回転軸に、左右一対の前後方向に延在する第2リフタ43Bの基部を固定し、第1リフタと第2リフタの先端部を、刈刃装置よりも前側に延在させた。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方に脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取前処理装置(3)を、圃場の穀稈を起立させながら後側に搬送する掻込み装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)で構成し、
前記オーガ装置(3C)を、前方と上方が開放されたオーガフレーム(30)と、該オーガフレーム(30)の左壁と右壁に架設された掻込みオーガ(31)で形成し、
前記オーガフレーム(30)の下壁の上面に、左右方向に所定の間隔を隔てて左回転軸(42A)と右回転軸(42B)を設け、
前記左回転軸(42A)に、左右一対の前後方向に延在する第1リフタ(43A)の基部を固定し、
前記右回転軸(42B)に、左右一対の前後方向に延在する第2リフタ(43B)の基部を固定し、
前記第1リフタ(43A)と第2リフタ(43B)の先端部を、前記刈刃装置(3B)よりも前側に延在させたことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記第1リフタ(43A)と第2リフタ(43B)の先端部を所定の径を有する球状に形成した請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
平面視において、前記掻込みオーガ(31)における第2リフタ(43B)の左右方向の中間に、前記掻込みオーガ(31)の外周面に搬送された穀稈を掻き込む右掻込みフィンガ(34B)を設けた請求項2記載のコンバイン。
【請求項4】
前記第1リフタ(43A)を左側の第1左リフタ(43AL)と右側の第1右リフタ(43AR)で形成し、
前記第2リフタ(43B)を左側の第2左リフタ(43BL)と右側の第2右リフタ(43BR)で形成し、
側面視において、前記第1左リフタ(43AL)と第1右リフタ(43AR)と第2左リフタ(43BL)の後上がり傾斜角度を同一角度に形成し、前記第2右リフタ(43BR)の後上がり傾斜角度を、前記第1左リフタ(43AL)と第1右リフタ(43AR)と第2左リフタ(43BL)の後上がり傾斜角度よりも大きく形成した請求項3記載のコンバイン。
【請求項5】
前記左回転軸(42A)の左部をオーガフレーム(30)の左壁よりも左側に向けて延在させ、前記左回転軸(42A)の左部に、前記左回転軸(42A)の回転角度を計測するセンサ(45)を装着した請求項4記載のコンバイン。
【請求項6】
正面視において、前記第1左リフタ(43AL)を、前記走行装置(2)の左クローラ(2A)の左右方向の中心の上側に配置した請求項1~5のいずれか1項に記載のコンバイン。
【請求項7】
正面視において、前記第2右リフタ(43BR)を、前記走行装置(2)の右クローラ(2B)の左右方向の中心の上側に配置した請求項1~5のいずれか1項に記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインの刈取前処理装置のオーガ装置に設けられたリフタ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、刈取前処理装置は、圃場の穀稈を起立させながら後側に搬送する掻込み装置と、掻込み装置の後側下部に搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置と、掻込み装置から搬送されてきた穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置に移送するフィーダハウスから構成されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-238516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術においては、圃場に穀稈、特に倒伏した穀稈が、刈刃装置やオーガ装置に絡み付き、刈刃装置やオーガ装置に絡み付いた穀稈を取除くために刈取作業を中断するために刈取作業効率が低下するという問題が指摘されていた。
【0005】
そこで、本発明の課題は、刈刃装置やオーガ装置に圃場の穀稈が絡み付くのを抑制して刈取作業効率が高いコンバインを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の下側に走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方に脱穀装置(4)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取前処理装置(3)を、圃場の穀稈を起立させながら後側に搬送する掻込み装置(3A)と、搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置(3B)と、搬送された穀稈を一側に寄せ集めるオーガ装置(3C)と、寄せ集められた穀稈を脱穀装置(4)に搬送するフィーダハウス(3D)で構成し、前記オーガ装置(3C)を、前方と上方が開放されたオーガフレーム(30)と、該オーガフレーム(30)の左壁と右壁に架設された掻込みオーガ(31)で形成し、前記オーガフレーム(30)の下壁の上面に、左右方向に所定の間隔を隔てて左回転軸(42A)と右回転軸(42B)を設け、前記左回転軸(42A)に、左右一対の前後方向に延在する第1リフタ(43A)の基部を固定し、前記右回転軸(42B)に、左右一対の前後方向に延在する第2リフタ(43B)の基部を固定し、 前記第1リフタ(43A)と第2リフタ(43B)の先端部を、前記刈刃装置(3B)よりも前側に延在させたことを特徴とするコンバインである。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記第1リフタ(43A)と第2リフタ(43B)の先端部を所定の径を有する球状に形成した請求項1記載のコンバインである。
【0008】
請求項3記載の発明は、平面視において、前記掻込みオーガ(31)における第2リフタ(43B)の左右方向の中間に、前記掻込みオーガ(31)の外周面に搬送された穀稈を掻き込む右掻込みフィンガ(34B)を設けた請求項2記載のコンバインである。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記第1リフタ(43A)を左側の第1左リフタ(43AL)と右側の第1右リフタ(43AR)で形成し、前記第2リフタ(43B)を左側の第2左リフタ(43BL)と右側の第2右リフタ(43BR)で形成し、側面視において、前記第1左リフタ(43AL)と第1右リフタ(43AR)と第2左リフタ(43BL)の後上がり傾斜角度を同一角度に形成し、前記第2右リフタ(43BR)の後上がり傾斜角度を、前記第1左リフタ(43AL)と第1右リフタ(43AR)と第2左リフタ(43BL)の後上がり傾斜角度よりも大きく形成した請求項3記載のコンバインである。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記左回転軸(42A)の左部をオーガフレーム(30)の左壁よりも左側に向けて延在させ、前記左回転軸(42A)の左部に、前記左回転軸(42A)の回転角度を計測するセンサ(45)を装着した請求項4記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)

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