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公開番号2024090811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206940
出願日2022-12-23
発明の名称籾摺選別装置
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類B02B 5/02 20060101AFI20240627BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】籾摺選別装置の還元籾等を穀物ホッパに設ける還元案内通路部に詰まりが生じないようにすることを課題とする。
【解決手段】籾摺部1、風選部2、混合米選別部3、風選分離された粃と選別分離された還元籾の還元物を籾摺部1に還元する還元揚穀機27を備えた籾摺選別装置において、前記風選部2からの受入口6aと流下口6bを備えた穀物ホッパ6に、還元流入口70より流入する還元物を籾摺ロール7,7に流下案内すべく設けた還元案内通路71を設け、穀物ホッパ6の上記流下口6bを還元案内通路71にのぞむ還元物流下口71aと供給籾流下口6cに区分けする分岐壁72を設け、この分岐壁72の上方にオーバーフロー口73を形成した。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
籾摺部(1)、風選部(2)、混合米選別部(3)、風選分離された粃と選別分離された還元籾の還元物を籾摺部(1)に還元する還元揚穀機(27)を備えた籾摺選別装置において、前記風選部(2)からの受入口(6a)と流下口(6b)を備えた穀物ホッパ(6)に、還元流入口(70)より流入する還元物を籾摺ロール(7,7)に流下案内すべく設けた還元案内通路(71)を設け、穀物ホッパ6の上記流下口(6b)を還元案内通路(71)にのぞむ還元物流下口(71a)と供給籾流下口(6c)に区分けする分岐壁(72)を設け、この分岐壁(72)の上方にオーバーフロー口(73)を形成したことを特徴とする籾摺選別装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
オーバーフロー口(73)を開閉する開閉弁(75)を、常時は閉状態にあって、還元物による圧力を受けると開状態となるように開閉作動すべく構成した請求項1に記載の籾摺選別装置。
【請求項3】
前記開閉弁(75)の作動を検出する弁検知センサ(76)を設け、弁検知センサ(76)によって開閉弁(75)が開いていることを検知すると、還元揚穀機(27)への供給を制限するように構成した請求項2に記載の籾摺選別装置。
【請求項4】
前記風選部(2)は風選箱体(9)と風選箱体(9)内選別風路(10)と選別風路(10)の中途部下方に設けられている粃受樋(11)と選別風路(10)の下部に設けられている受樋(12)を備え、前記粃受樋(11)の途中に粃排出弁(11a)を設け、この粃排出弁(11a)は閉じ状態で粃受樋(12)の粃をすべて還元揚穀機(27)へ案内し、弁検知センサ(76)が開検知すると粃排出弁(11a)に開出力する構成とした請求項3に記載の籾摺選別装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、籾摺選別装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
籾摺選別装置において、機台の前部に、脱ぷ装置と籾ホッパ及び還元籾ホッパを配置し、前後方向中間部に摺出米及び混合米を揚穀する昇降機、摺出米を風選する摺出米選別風路、選別風路に選別風を流す吸引排風機、及び前記還元籾等を受けて跳上揚穀して前端部上の還元籾ホッパへ還元供給する二番スロワを配置した構成が公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-117008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記の従来技術では、籾ホッパに還元籾ホッパが併設され、還元籾等は還元籾ホッパ部に戻されるが、還元籾ホッパへの還元籾等が過剰となると、下方への流出が円滑でなく詰まりを生じる。
【0005】
本発明は、還元籾ホッパ内の詰まりを解消することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、上記に鑑みて次のような技術的手段を講じた。
【0007】
請求項1に係る発明は、籾摺部1、風選部2、混合米選別部3、風選分離された粃と選別分離された還元籾の還元物を籾摺部1に還元する還元揚穀機27を備えた籾摺選別装置において、受入口6aと流下口6bを備えた穀物ホッパ6に、還元流入口70より流入する還元物を籾摺ロール7,7に流下案内すべく設けた還元案内通路71を設け、穀物ホッパ6の上記流下口6bを還元案内通路71にのぞむ還元物流下口71aと供給籾流下口6cに区分けする分岐壁72を設け、この分岐壁72の上方にオーバーフロー口73を形成する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、オーバーフロー口73を開閉する開閉弁75を、常時は閉状態にあって、還元物による圧力を受けると開状態となるように開閉作動すべく構成した。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記開閉弁75の作動を検出する弁検知センサ76を設け、弁検知センサ76によって開閉弁75が開いていることを検知すると、還元揚穀機27への供給を制限するように構成する。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記風選部2は風選箱体9と風選箱体9内選別風路10と選別風路10の中途部下方に設けられている粃受樋11と選別風路10の下部に設けられている受樋12を備え、前記粃受樋11の途中に粃排出弁11aを設け、この粃排出弁11aは閉じ状態で粃受樋12の粃をすべて還元揚穀機27へ案内し、弁検知センサ76が開検知すると粃排出弁11aに開出力する構成とした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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