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公開番号2024090380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206254
出願日2022-12-23
発明の名称電源装置、照明器具および照明制御システム
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 47/185 20200101AFI20240627BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】プルレス操作による制御の自由度を向上できる電源装置、照明器具および照明制御システムを得ることを目的とする。
【解決手段】本開示に係る電源装置は、外部電源からスイッチを介して電力を供給されて光源を点灯させる点灯回路と、前記点灯回路を制御し、前記スイッチで予め定められた移行操作が行われると、ビット通信モードに移行する制御回路と、を備え、前記ビット通信モードのとき前記制御回路は、予め定められた期間での前記スイッチのプルレス操作の有無に対応する2値で構成されるデータを取り込み、前記データに応じた制御を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
外部電源からスイッチを介して電力を供給されて光源を点灯させる点灯回路と、
前記点灯回路を制御し、前記スイッチで予め定められた移行操作が行われると、ビット通信モードに移行する制御回路と、
を備え、
前記ビット通信モードのとき前記制御回路は、予め定められた期間での前記スイッチのプルレス操作の有無に対応する2値で構成されるデータを取り込み、前記データに応じた制御を行うことを特徴とする電源装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記ビット通信モードのとき前記制御回路は、予め定められた連続回数だけ連続した前記期間の各々で、前記プルレス操作の有無を検出することで、前記データを取り込むことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記データは、前記連続回数に対応するビット数を有することを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
【請求項4】
前記制御回路は、前記データを取り込むと、前記データと制御内容とを紐づけたテーブルを参照して、前記データに応じた制御を行うことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電源装置。
【請求項5】
前記制御回路は、前記データに応じて前記光源の調光率を制御することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電源装置。
【請求項6】
前記移行操作は、前記プルレス操作を予め定められた繰り返し回数だけ連続して行う操作であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電源装置。
【請求項7】
前記制御回路は、前記スイッチで予め定められた確認操作が行われると、予め定められた期間での前記光源の明滅の有無に対応する2値で構成される送信データを送信することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電源装置。
【請求項8】
請求項1から3の何れか1項に記載の電源装置と、
前記光源と、
を備えることを特徴とする照明器具。
【請求項9】
請求項2または3に記載の電源装置と、
前記光源と、
プルレス用装置と、
を備え、
前記プルレス用装置は、
前記連続回数に対応する数だけ設けられ、各々に前記2値の何れかを設定可能な複数の入力部と、
前記複数の入力部の設定値に応じた前記データを前記制御回路に送信するように、前記スイッチを操作するスイッチ制御部と、
を備えることを特徴とする照明制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電源装置、照明器具および照明制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、AC電源オン状態から電源を短時間オフし、再度電源を通電した際に、LED照明器具の明るさ、色等の点灯状態を、電源オフ操作前の状態から別の点灯状態へ切り替えることができるLED照明器具が開示されている。このLED照明器具は、上記操作を連続操作して1サイクルすると、再度オフ、オン操作する前の点灯状態に戻るプルレス操作機能を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-208239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、照明器具の調光率等を変更する際にはリモコンを使用することが多い。一方、特許文献1のように壁スイッチを用いて点灯状態を変更できる技術がある。このような技術では、壁スイッチがON状態においてプルレス操作をする事で、全光、段調光等の調光ができる。しかし、例えばプルレス操作で調光率を変更する場合、プルレス回数が非常に多くなるおそれがある。例えば、プルレス操作1回で調光率が1%変化する場合、調光率を0%から100%に変化させるにはプルレス操作を100回行う必要がある。このように、プルレス操作により調光率を制御するのは困難である場合があり、現実的に制御できる内容は限定される可能性がある。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、プルレス操作による制御の自由度を向上できる電源装置、照明器具および照明制御システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電源装置は、外部電源からスイッチを介して電力を供給されて光源を点灯させる点灯回路と、前記点灯回路を制御し、前記スイッチで予め定められた移行操作が行われると、ビット通信モードに移行する制御回路と、を備え、前記ビット通信モードのとき前記制御回路は、予め定められた期間での前記スイッチのプルレス操作の有無に対応する2値で構成されるデータを取り込み、前記データに応じた制御を行う。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る電源装置では、制御回路は、予め定められた期間でのスイッチのプルレス操作の有無に対応する2値で構成されるデータに応じて制御を行う。従って、プルレス操作による制御の自由度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る照明制御システムのブロック図である。
実施の形態1に係るプルレス制御のフローチャートである。
実施の形態1に係るプルレス操作で送信するデータを説明する図である。
実施の形態1に係るプルレス操作で送信されたデータと制御内容とを紐づけたテーブルを示す図である。
実施の形態2に係るプルレス用装置の構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
各実施の形態に係る電源装置、照明器具および照明制御システムについて図面を参照して説明する。同じまたは対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明制御システム100のブロック図である。照明制御システム100は照明器具50とスイッチ4を備える。照明器具50は、電源装置1と光源2を備える。光源2は、例えば複数のLEDを有するLEDモジュールである。光源2は交流電源3では光らない。このため、直流電源装置である電源装置1で交流電源3を直流電源に変換して、光源2に供給する。
(【0011】以降は省略されています)

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