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公開番号2024088136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203163
出願日2022-12-20
発明の名称車載器
出願人矢崎エナジーシステム株式会社
代理人個人,個人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20240625BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】より放熱性を向上させることが可能な車載器を提供する。
【解決手段】車載器1は、上ケース10と上ケース10の下側に組み付けられる下ケース20とを有し、上ケース10及び下ケース20の前方に表ケース30を有する表ケースユニットYが組み付けられる。上ケース10と下ケース20と表ケース30とは筐体Hを構成しており、筐体Hの内部に電子部品を搭載した制御基板が収納されている。上ケース10は、少なくとも上板と側板とを有し、上板と側板との境界部に放熱用のスリットを有し、下ケース20は、空気導入用の開口部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上ケースと前記上ケースの下側に組み付けられる下ケースとを有した筐体の内部に電子部品を搭載した制御基板を収納した車載器であって、
前記上ケースは、少なくとも上板と側板とを有し、前記上板と前記側板との境界部に放熱用のスリットを有し、
前記下ケースは、空気導入用の開口部を有する
ことを特徴とする車載器。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記側板は、第1側板と前記第1側板と対向する第2側板とを有し、
前記スリットは、前記第1側板と前記上板との境界部、及び、前記第2側板と前記上板との境界部のそれぞれに一対に設けられ、
前記上ケースは、一対の前記スリットの間において、上方に複数枚の板状に突出する放熱フィン形状部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の車載器。
【請求項3】
前記筐体は、前記内部空間に複数枚の前記制御基板を上下方向に沿って多段に収納し、
前記複数枚の制御基板は、最上段のものから順に前記上ケースの上板側に対してネジ締めにより組付可能とされ、
前記下ケースは、前記複数枚の制御基板が組み付けられた前記上ケースに対して、組み付けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の車載器。
【請求項4】
前記複数枚の制御基板のうち最上段の制御基板に搭載される電子部品と前記上ケースの前記上板とは、伝熱性部材を介して接触状態とされている
ことを特徴とする請求項3に記載の車載器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載され、筐体内に制御基板を備えた運行記録計、ドライブレコーダ、及びタクシーメータ等の車載器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-70415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1に記載のような車載器は、制御基板上の電子部品が発熱することから放熱性が高いことが好ましい。しかし、特許文献1に記載の車載器は、放熱性の面で向上の余地があるものであった。
【0005】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、より放熱性を向上させることが可能な車載器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車載器は、上ケースと前記上ケースの下側に組み付けられる下ケースとを有した筐体の内部に電子部品を搭載した制御基板を収納した車載器であって、前記上ケースは、少なくとも上板と側板とを有し、前記上板と前記側板との境界部に放熱用のスリットを有し、前記下ケースは、空気導入用の開口部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より放熱性を向上させることが可能な車載器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る車載器を上方向から示す前方斜視図である。
図1に示した車載器の一部構成を取り除いた状態を示す前方斜視図である。
図1に示した上ケースを上方向から示す前方斜視図である。
図1に示した上ケースを下方向から示す後方斜視図である。
図3に示した上ケースのA-A断面図である。
図1に示した下ケースを下方向から示す前方斜視図である。
図1に示した下ケースを下方向から示す後方斜視図である。
図1に示した表ケースユニットを上方向から示す前方斜視図である。
図1に示した表ケースユニットを下方向から示す後方斜視図である。
図8及び図9に示した表ケースを上方向から示す前方斜視図である。
図8及び図9に示した表ケースを下方向から示す後方斜視図である。
本実施形態に係る車載器の組付方法を示す第1工程図である。
本実施形態に係る車載器の組付方法を示す第2工程図である。
本実施形態に係る車載器の組付方法を示す第3工程図である。
本実施形態に係る車載器の組付方法を示す第4工程図である。
本実施形態に係る車載器の組付方法を示す第5工程図である。
本実施形態に係る車載器の組付方法を示す第6工程図である。
本実施形態に係る車載器の組付方法を示す第7工程図である。
本実施形態に係る車載器の一部拡大端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
【0010】
図1は、本実施形態に係る車載器を上方向から示す前方斜視図であり、図2は、図1に示した車載器の一部構成を取り除いた状態を示す前方斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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