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公開番号2024090162
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205870
出願日2022-12-22
発明の名称加湿器
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 6/00 20060101AFI20240627BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】吹出口閉塞時に器具内部の加熱を防止することができる加湿器を提供する。
【解決手段】気化フィルタ9より下流の送風経路12に器具本体1外部と連通する開口部20を設けたことにより、吹出口5の閉塞時に、加熱し高温になった加湿空気が開口部20から器具本体1外部へ流出するので、送風経路を含めた器具本体1内部が加熱し高温となることを防止することができる。また、開口部20の下部に、開口部20が面した壁面23から立設した下部ガイド板21を設けたことにより、通常の運転時に、送風経路12を下方から上方へ流通する加湿空気に対して、下部ガイド板21が障壁となって開口部20から流出するのを防ぎつつ、加湿空気を吹出口5へ案内することができる。

【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
器具本体と、
水を貯水する水槽と、
当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、
前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、
当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、
当該送風経路中に設けられ、前記水槽の水に下部が浸漬し回転駆動が可能な気化フィルタと、
前記気化フィルタで発生した加湿空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、
前記送風経路中に設けられ、空気を加熱するヒータと、
前記気化フィルタより下流の前記送風経路に前記器具本体外と連通する開口部と、
当該開口部の下部に設けられ、前記開口部が面した壁面から立設した下部ガイド板と、
を備えたことを特徴とする加湿器。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記開口部の上部に設けられ、前記開口部が面した壁面から立設した上部ガイド板を備えたことを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
【請求項3】
前記上部ガイド板及び前記下部ガイド板は上方向に傾斜し、前記下部ガイド板は前記上部ガイド板より前記開口部が面した壁面からの距離が長いことを特徴とする請求項2に記載の加湿器。
【請求項4】
前記開口部が面した壁面の面内方向において、前記上部ガイド板は傾斜している、又は上に凸となっていることを特徴とする請求項2又は3に記載の加湿器。
【請求項5】
前記上部ガイド板と前記下部ガイド板は互いに連接し、かつ前記開口部を囲うように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の加湿器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、気化式の加湿器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の加湿器では、吹出口付近の蒸気ガイドの内壁に、本体ケース内部へ連通した小穴を設けることで、誤って蒸気吹出口を塞いだ状態で使用した場合、蒸気は圧力によって小穴より本体ケース内部へ流出し、更に本体内部から水位確認窓より外部へ流出することで、蒸気吹出口が加熱され高温になるのを防ぐことができるものがあった。(例えば、特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-211163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の加湿器では、蒸気吹出口を塞いだ状態で使用した場合、蒸気が小穴から本体ケース内部(器具内部)へ放出するので、器具内部が加熱されて、器具内部の部品が熱により変形や故障する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の加湿器では、器具本体と、水を貯水する水槽と、当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、当該送風経路中に設けられ、前記水槽の水に下部が浸漬し回転駆動が可能な気化フィルタと、前記気化フィルタで発生した加湿空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、前記送風経路中に設けられ、空気を加熱するヒータと、前記気化フィルタより下流の前記送風経路に前記器具本体外と連通する開口部と、当該開口部の下部に設けられ、前記開口部が面した壁面から立設した下部ガイド板と、を備えたことを特徴としている。
【0006】
また、請求項2の加湿器では、前記開口部の上部に設けられ、前記開口部が面した壁面から立設した上部ガイド板を備えたことを特徴としている。
【0007】
また、請求項3の加湿器では、前記上部ガイド板及び前記下部ガイド板は上方向に傾斜し、前記下部ガイド板は前記上部ガイド板より前記開口部が面した壁面からの距離が長いことを特徴としている。
【0008】
また、請求項4の加湿器では、前記開口部が面した壁面の面内方向において、前記上部ガイド板は傾斜している、又は上に凸となっていることを特徴としている。
【0009】
また、請求項5の加湿器では、前記上部ガイド板と前記下部ガイド板は互いに連接し、かつ前記開口部を囲うように設けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、気化フィルタより下流の送風経路に器具本体外部と連通する開口部を設けたことにより、吹出口の閉塞時に、加熱し高温になった加湿空気が開口部から器具本体外部へ流出するので、送風経路を含めた器具本体内部が加熱し高温となることを防止することができる。また、当該開口部の下部に、開口部が面した壁面から立設した下部ガイド板を設けたことにより、通常の運転時に、送風経路を下方から上方へ流通する加湿空気に対して、下部ガイド板が障壁となって開口部から流出するのを防ぎつつ、加湿空気を吹出口へ案内することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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