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公開番号2024089683
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205016
出願日2022-12-22
発明の名称デオドラント組成物
出願人ライオン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 8/9794 20170101AFI20240627BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】デオドラント組成物塗布後における、防臭効果及びその持続性、保湿効果の持続性、並びに皮膚のなめらかさに優れるデオドラント組成物の提供。
【解決手段】
(A)コメ発酵液と、(B)グリセリン脂肪酸エステル、及び脂肪酸から選ばれる少なくともいずれかと、(C)殺菌成分と、を含有することを特徴とするデオドラント組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)コメ発酵液と、
(B)グリセリン脂肪酸エステル、及び脂肪酸から選ばれる少なくともいずれかと、
(C)殺菌成分と、
を含有することを特徴とするデオドラント組成物。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記(B)の含有量に対する前記(A)の含有量の質量比[(A)/(B)]が、0.08以上2.0以下である、請求項1に記載のデオドラント組成物。
【請求項3】
前記(A)の含有量が、デオドラント組成物全量において0.04質量%以上0.4質量%以下であり、
前記(B)の含有量が、デオドラント組成物全量において0.2質量%以上1.0質量%以下である、請求項1から2のいずれかに記載のデオドラント組成物。
【請求項4】
体臭を抑える、請求項1から2のいずれかに記載のデオドラント組成物。
【請求項5】
固形である、請求項1から2のいずれかに記載のデオドラント組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、デオドラント組成物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、デオドラント組成物には、基本的な機能である制汗力や防臭力はもちろんのこと、組成物の塗布後でも良好な皮膚状態(乾燥、炎症、痒み等が生じない状態)を維持できるものが求められている。
【0003】
例えば、制汗効果及びその持続性に優れ、塗布後のべたつきがない固形制汗剤組成物を提供する目的で、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー、アクリル酸アルキル共重合体メチルポリシロキサンエステル、及び1,1’-メチレン-ビス(4-イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体から選択される少なくとも1種と、ポリオキシプロピレンアルキルエーテルと、25℃で固形の固形油と、制汗成分とを、特定の比率で含む制汗剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかし、上記提案を含む従来の制汗剤組成物においては、防臭効果及び保湿効果の持続性に改良の余地があった。また、制汗剤組成物塗布後の皮膚状態(特に、皮膚のなめらかさ)については言及されていなかった。
したがって、デオドラント組成物塗布後における、防臭効果及びその持続性、保湿効果の持続性、並びに皮膚のなめらかさに優れるデオドラント組成物は、未だ満足できるものは提供されておらず、その速やかな提供が強く求められているのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-121968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、デオドラント組成物塗布後における、防臭効果及びその持続性、保湿効果の持続性、並びに皮膚のなめらかさに優れるデオドラント組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、前記目的を達成すべく鋭意検討を行った結果、本発明のデオドラント組成物が、(A)コメ発酵液と、(B)グリセリン脂肪酸エステル、及び脂肪酸から選ばれるいずれかと、(C)殺菌成分と、を含有することにより、デオドラント組成物塗布後における、防臭効果及びその持続性、保湿効果の持続性、並びに皮膚のなめらかさに優れるデオドラント組成物が得られることを知見した。
【0008】
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては以下の通りである。即ち、
<1>
(A)コメ発酵液と、
(B)グリセリン脂肪酸エステル、及び脂肪酸から選ばれる少なくともいずれかと、
(C)殺菌成分と、
を含有することを特徴とするデオドラント組成物である。
<2>
前記(B)の含有量に対する前記(A)の含有量の質量比[(A)/(B)]が、0.08以上2.0以下である、前記<1>に記載のデオドラント組成物である。
<3>
前記(A)の含有量が、デオドラント組成物全量において0.04質量%以上0.4質量%以下であり、
前記(B)の含有量が、デオドラント組成物全量において0.2質量%以上1.0質量%以下である、前記<1>から前記<2>のいずれかに記載のデオドラント組成物である。
<4>
体臭を抑える、前記<1>から前記<3>のいずれかに記載のデオドラント組成物である。
<5>
固形である、前記<1>から前記<4>のいずれかに記載のデオドラント組成物である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、デオドラント組成物塗布後における、防臭効果及びその持続性、保湿効果の持続性、並びに皮膚のなめらかさに優れるデオドラント組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(デオドラント組成物)
本発明のデオドラント組成物は、(A)コメ発酵液と、(B)グリセリン脂肪酸エステル、及び脂肪酸から選ばれる少なくともいずれかと、(C)殺菌成分と、を含有し、必要に応じて、その他の成分を含有していてもよい。
本明細書において、「(A)コメ発酵液」は、「(A)」又は「(A)成分」と称されることがあり、「(B)グリセリン脂肪酸エステル、及び脂肪酸から選ばれる少なくともいずれか」は、「(B)」又は「(B)成分」と称されることがあり、「(C)殺菌成分」は、「(C)」又は「(C)成分」と称されることがある。
(【0011】以降は省略されています)

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