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公開番号2024089430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204784
出願日2022-12-21
発明の名称物品の包装方法および包装機
出願人三菱電機株式会社
代理人個人
主分類B65B 11/48 20060101AFI20240626BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】フィルム折込みのための構成が簡単化され、物品の包装コストが削減され、開封性が向上する物品の包装方法を得ること。
【解決手段】両端部にフィルム余剰部11を有するようにフィルム10で胴巻きされた物品100を包装する物品の包装方法は、フィルム余剰部11の4面のうちの1つの面である第1面を除く複数の面を、折込み機構を用いて折込む第1ステップと、フィルム余剰部11の第1面を、外装箱20の緩衝材30に収納する際の開口部30aの縁部との接触を利用して折込む第2ステップと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
両端部にフィルム余剰部を有するようにフィルムで胴巻きされた物品を包装する物品の包装方法において、
前記フィルム余剰部の4面のうちの1つの面である第1面を除く複数の面を、折込み機構を用いて折込む第1ステップと、
前記フィルム余剰部の前記第1面を、箱体に収納する際の前記箱体の開口部の縁部との接触を利用して折込む第2ステップと、
を備えることを特徴とする物品の包装方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1ステップでは、
前記フィルム余剰部を挟むように対向配置された圧縮空気吐出部からの圧縮空気によって前記第1面に隣接する前記フィルム余剰部の第2面および第3面を内側に折込む第1折込みステップと、
移動可能な把持ハンドによって前記第1面に対向する前記フィルム余剰部の第4面を内側に折込む第2折込みステップと、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の物品の包装方法。
【請求項3】
前記第2折込みステップでは、
前記把持ハンドを前記物品の側面に接近させた第1位置から、前記第4面から前記第1面に向かう方向に移動させて前記フィルム余剰部の前記第4面を内側に折り込みながら前記把持ハンドと前記フィルム余剰部との接触により前記フィルム余剰部の前記第4面と同じ面を構成する前記物品の面を覆う前記フィルムのしわを除去する
ことを特徴とする請求項2に記載の物品の包装方法。
【請求項4】
前記圧縮空気吐出部は複数組設けられ、前記圧縮空気吐出部の各々は、前記圧縮空気を吐出するエアーノズルおよび前記圧縮空気の流量および流速を制御する流量制御弁を有し、
前記第1折込みステップでは、複数の前記流量制御弁を個別に制御して、前記フィルム余剰部の前記第2面および前記第3面を内側に折込む
ことを特徴とする請求項2に記載の物品の包装方法。
【請求項5】
前記第1折込みステップでは、
異なる位置に配置された複数組の圧縮空気吐出部のうちの一部を複数種類の前記物品の寸法に応じて選択して使用する
ことを特徴とする請求項2に記載の物品の包装方法。
【請求項6】
前記第2ステップでは、
前記把持ハンドに設けられたセンサによって、前記箱体の破損を検出する
ことを特徴とする請求項2に記載の物品の包装方法。
【請求項7】
両端部にフィルム余剰部を有するようにフィルムで胴巻きされた物品を包装する包装機において、
前記フィルム余剰部の4面のうちの1つの面である第1面を除く複数の面を折込む折込み機構と、
把持ハンドによって把持した前記物品を搬送して箱体に収納する把持搬送機構と、を備え、
前記フィルム余剰部の前記第1面を、前記把持搬送機構によって前記箱体に収納する際の前記箱体の開口部の縁部との接触を利用して折込む
ことを特徴とする包装機。
【請求項8】
前記折込み機構は、
前記フィルム余剰部を挟むように対向配置され、圧縮空気によって前記フィルム余剰部のうち前記第1面に隣接する第2面および第3面を内側に折込む圧縮空気吐出部と、
前記把持ハンドによって前記フィルム余剰部の前記第1面に対向する第4面を内側に折込む前記把持搬送機構と、を備える
ことを特徴とする請求項7に記載の包装機。
【請求項9】
前記把持搬送機構は、
前記把持ハンドを前記物品の側面に接近させた第1位置から、前記第4面から前記第1面に向かう方向に移動させて前記フィルム余剰部の前記第4面を内側に折り込みながら前記把持ハンドと前記フィルム余剰部との接触により前記フィルム余剰部の前記第4面と同じ面を構成する前記物品の面を覆う前記フィルムのしわを除去する
ことを特徴とする請求項8に記載の包装機。
【請求項10】
前記圧縮空気吐出部は複数組設けられ、前記圧縮空気吐出部の各々は、前記圧縮空気を吐出するエアーノズルおよび前記圧縮空気の流量および流速を制御する流量制御弁を有し、
複数の前記流量制御弁を個別に制御して、前記フィルム余剰部の前記第2面および前記第3面を内側に折込む
ことを特徴とする請求項8に記載の包装機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、両端部にフィルム余剰部を有するようにフィルムで胴巻きされた物品を包装する物品の包装方法および包装機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の包装機では、自己粘着性および熱収縮性を有するフィルムで胴巻きされた物品に対し、物品の両側から突出するフィルム耳部に向けてエアーを吹付ける第一耳折り動作を行い、折込み板を用いてフィルム耳部を折り曲げる第二耳折り動作を行って、フィルム耳部を物品の底面に沿うようにL字に折り畳んでいる。特許文献1では、この後、ヒータにより熱シールし、フィルムを熱収縮させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-171121号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、フィルム耳部の全ての面を、エアー吹出構造および折込み板を用いて折込んでいるので、折込みのための機構が複雑になり、これにより製造コスト、保守コストが上昇し、物品の包装コストが高くなる。また、フィルムを熱収縮で封止しているので、熱処理機構が必要となって構成が複雑となり、開封の妨げとなる。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、フィルム折込みのための構成が簡単化され、物品の包装コストが削減され、開封性が向上する物品の包装方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の物品の包装方法は、両端部にフィルム余剰部を有するようにフィルムで胴巻きされた物品を包装する。本開示の物品の包装方法は、フィルム余剰部の4面のうちの1つの面である第1面を除く複数の面を、折込み機構を用いて折込む第1ステップと、フィルム余剰部の第1面を、箱体に収納する際の箱体の開口部の縁部との接触を利用して折込む第2ステップと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の物品の包装方法によれば、フィルム折込みのための構成が簡単化され、物品の包装コストが削減され、開封性が向上する、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1にかかる包装機の概念的構成を示す斜視図
実施の形態1にかかる包装機による物品の包装手順を示すフローチャート
実施の形態1にかかる包装機の折込部による折込み動作を示す斜視図
実施の形態1にかかる包装機の箱詰部による折込み動作を示す正面図
実施の形態1にかかる包装機の箱詰部による把持動作を示す斜視図
実施の形態1にかかる包装機の箱詰部による箱詰動作を示す斜視図
実施の形態1にかかる包装機による箱詰動作後の外装箱の上部閉塞動作を説明する説明図
実施の形態2にかかる包装機の折込部の構成を示す斜視図
実施の形態3にかかる包装機の箱詰部の構成を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、実施の形態にかかる物品の包装方法および包装機を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる包装機の概念的構成を示す斜視図である。図2は、実施の形態1にかかる包装機による物品の包装手順を示すフローチャートである。図3は、実施の形態1にかかる包装機の折込部による折込み動作を示す斜視図である。図4は、実施の形態1にかかる包装機の箱詰部による折込み動作を示す正面図である。図5は、実施の形態1にかかる包装機の箱詰部による把持動作を示す斜視図である。図6は、実施の形態1にかかる包装機の箱詰部による箱詰動作を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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