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公開番号2024089347
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204646
出願日2022-12-21
発明の名称ヒートポンプ式乾燥機
出願人青島海爾洗衣机有限公司,QINGDAO HAIER WASHING MACHINE CO.,LTD.,アクア株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 58/02 20060101AFI20240626BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】高効率乾燥と高速乾燥を可能とする。
【解決手段】本発明に係る洗濯乾燥機は、圧縮機、第1熱交換器、膨張手段及び第2熱交換器を有する冷媒回路と、被乾燥物を収容するドラム内の空気を吸引して、第1熱交換器により加熱された空気をドラム内に吹き出して循環させる空気循環経路を有する乾燥機本体とを備え、筐体が屋内に配置されるとともに、第2熱交換器が屋外に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
圧縮機、第1熱交換器、膨張手段及び第2熱交換器を有する冷媒回路と、
被乾燥物を収容するドラム内の空気を吸引して、前記第1熱交換器により加熱された空気を前記ドラム内に吹き出して循環させる空気循環経路を有する乾燥機本体とを備え、
前記乾燥機本体が屋内に配置されるとともに、前記第2熱交換器が屋外に配置されることを特徴とするヒートポンプ式乾燥機。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記冷媒回路は、前記圧縮機から吐出された冷媒を前記第1熱交換器、前記膨張手段及び前記第2熱交換器の順に流す乾燥運転回路と、前記圧縮機から吐出された冷媒を前記第2熱交換器、前記膨張手段、前記第1熱交換器の順に流すクールダウン運転回路とを切り替える四方弁を有していることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式乾燥機。
【請求項3】
前記空気循環経路は、排気ダクトを介して屋外と連通していることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ式乾燥機。
【請求項4】
前記空気循環経路には、前記乾燥機本体内と連通する吸気開口を開閉する吸気弁と、前記排気ダクトと連通する排気開口を開閉する排気弁とが設けられることを特徴とする請求項3に記載のヒートポンプ式乾燥機。
【請求項5】
前記冷媒回路は、前記膨張手段と前記第2熱交換器との間に接続される除湿用熱交換器を有し、
前記除湿用熱交換器は、前記乾燥機本体内に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ式乾燥機。
【請求項6】
コインランドリ店舗に設置されることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ式乾燥機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒートポンプ式乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
衣類などの被乾燥物を乾燥させる乾燥機として、ヒートポンプ式乾燥機がある。特許文献1に記載されたヒートポンプ式乾燥機501は、図8に示すように、被乾燥物を収容するドラム502と、圧縮機505、放熱器509、膨張手段510及び蒸発器511を含む冷媒回路504を備えている。ヒートポンプ式乾燥機501では、圧縮機505から吐出された冷媒を放熱器509、膨張手段510、蒸発器511へと流すとともに、空気循環経路518を介して放熱器509、ドラム502、蒸発器511の順に空気を循環させることにより、ドラム502内の被乾燥物を乾燥させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-82113
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のヒートポンプ式乾燥機501では、空気循環経路518を循環する空気を放熱器509で加熱しても、蒸発器511で冷却されてしまうため、空気循環経路518の全体の空気温度を上昇させるのに長時間がかかり、結果として、高効率な乾燥運転を達成することができない。特に、コインランドリ店舗に設置される乾燥機の場合、乾燥運転を短時間で終了しなければ、稼働効率が著しく低下する。
【0005】
そのため、コインランドリ店舗では、ガスバーナ式の乾燥機が設置されるのが一般的である。しかしながら、ガスバーナ式の乾燥機では、ガスを燃焼させた熱で乾燥を行うため、大気中に大量の二酸化炭素を排出してしまう。近年、環境問題を抑制するために二酸化炭素の排出量が厳しく規制されており、大気中への二酸化炭素の排出を無くす必要がある。
【0006】
そこで、本発明は、大気中に二酸化炭素を排出することなく、高効率な乾燥運転を達成するヒートポンプ式乾燥機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係るヒートポンプ式乾燥機は、圧縮機、第1熱交換器、膨張手段及び第2熱交換器を有する冷媒回路と、被乾燥物を収容するドラム内の空気を吸引して、前記第1熱交換器により加熱された空気を前記ドラム内に吹き出して循環させる空気循環経路を有する乾燥機本体とを備え、前記乾燥機本体が屋内に配置されるとともに、前記第2熱交換器が屋外に配置される。
【0008】
乾燥運転時に蒸発器となる第2熱交換器が屋外に配置されており、屋内に配置された乾燥機内の空気循環経路を循環する空気から冷媒の蒸発潜熱によりエネルギーを吸収するのではなく、屋外に配置された第2熱交換器において屋外の大気から冷媒の蒸発潜熱によりエネルギーを吸収して乾燥するため、高効率乾燥と高速乾燥が可能となる。
【0009】
前記冷媒回路は、前記圧縮機から吐出された冷媒を前記第1熱交換器、前記膨張手段及び前記第2熱交換器の順に流す乾燥運転回路と、前記圧縮機から吐出された冷媒を前記第2熱交換器、前記膨張手段、前記第1熱交換器の順に流すクールダウン運転回路とを切り替える四方弁を有してもよい。
【0010】
この場合、冷媒回路の切り替えにより、ドラム内の被乾燥物の温度を低下させるクールダウン運転を行うことができる。そのため、乾燥運転が終了した後、被乾燥物のクールダウンが短時間で終了することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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