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公開番号2024087094
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022201686
出願日2022-12-19
発明の名称照射光量調節装置、照射光量調節方法、および、プログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人山王内外特許事務所
主分類H04N 23/74 20230101AFI20240624BHJP(電気通信技術)
要約【課題】
車両の室内における照明用光源の照射光量の調節が煩雑になることを抑制する。
【解決手段】
照射光量調節装置は、車両の室内における照明用光源の照射光量を調節する照射光量調節装置であって、照明用光源の位置から乗員を見た場合における乗員の身体部位の大きさを取得する身体部位検出部と、乗員により着用されているシートベルトのシートベルト長を取得するシートベルト長取得部と、身体部位の大きさ、および、シートベルト長を用いて、照射光量の調節を制限する照射光量調節部と、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の室内における照明用光源の照射光量を調節する照射光量調節装置であって、
前記照明用光源の位置から乗員を見た場合における乗員の身体部位の大きさを取得する身体部位検出部と、
乗員により着用されているシートベルトのシートベルト長を取得するシートベルト長取得部と、
前記身体部位の大きさ、および、前記シートベルト長を用いて、照射光量の調節を制限する照射光量調節部と、
を備えた照射光量調節装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記照射光量調節部は、
前記身体部位検出部により取得された身体部位の大きさが大きくなるように変化した場合、照射光量を減少させるように調節し、
前記身体部位検出部により取得された身体部位の大きさが小さくなるように変化した場合、照射光量を増加させるように調節する、
請求項1に記載の照射光量調節装置。
【請求項3】
前記照射光量調節部は、
予め記憶された身体部位の大きさの基準値と前記身体部位検出部により取得された身体部位の大きさとの比が、予め定められた値以上変化した場合に、身体部位の大きさが変化したと判定する、
請求項2に記載の照射光量調節装置。
【請求項4】
前記照射光量調節部は、
前記身体部位検出部により取得された身体部位の大きさが大きくなるように変化した場合において、
前記シートベルト長取得部により取得されたシートベルト長が、予め記憶されたシートベルト長閾値より長くなった場合、照射光量の調節を制限する、
請求項1または請求項2に記載の照射光量調節装置。
【請求項5】
前記照射光量調節部は、
前記身体部位検出部により取得された身体部位の大きさが大きくなるように変化した場合において、
前記シートベルト長取得部により取得されたシートベルト長が、予め記憶されたシートベルト長閾値より長くなった場合、現在の照射光量を維持させるように、照射光量の調節を制限する、
請求項1または請求項2に記載の照射光量調節装置。
【請求項6】
前記照射光量調節部は、
前記シートベルト長取得部により取得されたシートベルト長が、予め記憶されたシートベルト長閾値より長くなった場合、時間が経過するにしたがって、現在の照射光量を維持させた状態から照射光量を段階的に減少させるように、照射光量の調節を制限する、
請求項5に記載の照射光量調節装置。
【請求項7】
前記照射光量調節部は、
前記身体部位検出部により取得された身体部位の大きさが大きくなるように変化した場合において、
前記シートベルト長取得部により取得されたシートベルト長が、予め記憶されたシートベルト長閾値より長くなった場合、照射光量を減少させる際の照射光量の変化度合いを下げることにより照射光量の調節を制限する、
請求項1または請求項2に記載の照射光量調節装置。
【請求項8】
車両の室内における照明用光源の照射光量を調節する照射光量調節装置による照射光量調節方法であって、
前記照射光量調節装置における身体部位検出部が、前記照明用光源の位置から乗員を見た場合における乗員の身体部位の大きさを取得する身体部位検出ステップと、
前記照射光量調節装置におけるシートベルト長取得部が、シートベルト長を取得するシートベルト長取得ステップと、
前記照射光量調節装置における照射光量調節部が、身体部位の大きさ、および、シートベルト長を用いて、照射光量の調節を制限する照射光量調節ステップと、
を備えた照射光量調節方法。
【請求項9】
コンピュータを、車両の室内における照明用光源の照射光量を調節するよう動作させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記照明用光源の位置から乗員を見た場合における乗員の身体部位の大きさを取得する身体部位検出部と、
乗員が着用しているシートベルトのシートベルト長を取得するシートベルト長取得部と、
前記身体部位の大きさ、および、前記シートベルト長を用いて、照射光量の調節を制限する照射光量調節部と、
を備えた照射光量調節装置として動作させる、
ことを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示技術は、車両の室内を照明する照明用光源の照射光量調節技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
照射光量調節技術の中には、撮像装置による撮像の際に照明する照明用光源に対し、撮像装置と撮像対象との距離に応じて照明用光源の照射光量を調節するものがある。
例えば特許文献1には、「メインカメラ及びサブカメラの画像を用いて、三角測量の原理を利用して、顔との距離を求める。」「各カメラと顔との距離に応じて、メイン投光器から照射する近赤外光の好ましい投光量を算出する。」ことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-323180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術は、例えば撮像対象である乗員が顔を照明用光源に近づけた直後に元の姿勢に戻るといった、撮像対象による一過性の接近状態の場合であっても照射光量を調節してしまい、照射光量の調節が煩雑になってしまう、という課題がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するもので、照射光量の調節が煩雑になることを抑制する、照射光量調節技術を提供する、ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の照射光量調節装置は、
車両の室内における照明用光源の照射光量を調節する照射光量調節装置であって、
前記照明用光源の位置から乗員を見た場合における乗員の身体部位の大きさを取得する身体部位検出部と、
乗員により着用されているシートベルトのシートベルト長を取得するシートベルト長取得部と、
前記身体部位の大きさ、および、前記シートベルト長を用いて、照射光量の調節を制限する照射光量調節部と、
を備えた。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、照射光量の調節が煩雑になることを抑制する、照射光量調節技術を提供することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の照射光量調節装置の構成の一例を示す図である。
図2は、本開示の実施の形態1に係る照射光量調節装置およびこれを含むDMSの構成の一例を示す図である。
図3は、実施の形態1に係る照射光量調節装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図4は、本開示の実施の形態2に係る照射光量調節装置およびこれを含むDMSの構成の一例を示す図である。
図5は、実施の形態2に係る照射光量調節装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図6は、図5に示す照射光量調節処理の具体的一例を示すフローチャートである。
図7は、図6に示す変化度合い決定処理の具体的一例を示すフローチャートである。
図8は、実施の形態3に係る照射光量調節装置およびこれを含むDMSの構成の一例を示す図である。
図9は、実施の形態3に係る照射光量調節装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、図9に示す照射光量調節処理の具体的一例を示すフローチャートである。
図11は、図10に示す変化度合い決定処理の具体的一例を示すフローチャートである。
図12は、図11に示す経時判定処理の具体的一例を示すフローチャートである。
図13は、本開示における照射光量調節装置の機能を実現するためのハードウェア構成の第1の例を示す図である。
図14は、本開示における照射光量調節装置の機能を実現するためのハードウェア構成の第2の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示をより詳細に説明するために、本開示の実施の形態について、添付の図面に従って説明する。
【0010】
実施の形態1.
実施の形態1においては、照射光量調節装置の基本的な構成および当該構成による処理について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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