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公開番号2024088891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022203914
出願日2022-12-21
発明の名称電力変換装置
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人ぱるも特許事務所
主分類H02M 7/48 20070101AFI20240626BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】制御基板の組付け時にボードインコネクタへの位置決めを精度良く行い、組付け不良を低減できる電力変換装置を得る。
【解決手段】電力変換装置は、筐体上に固定されたコネクタホルダと、コネクタホルダの上に配置され、外部機器との電気信号の経路となるハーネスを有するボードインコネクタと、ボードインコネクタと電気的に接続されるとともに筐体に固定され、第1の孔および第2の孔を有する制御基板と、を備え、ボードインコネクタまたはコネクタホルダは、第1の凸形状部および第2の凸形状部を有しており、第1の凸形状部および第2の凸形状部は、第1の孔および第2の孔にそれぞれ係合するものである。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
筐体上に固定されたコネクタホルダと、
前記コネクタホルダの上に配置され、外部機器との電気信号の経路となるハーネスを有するボードインコネクタと、
前記ボードインコネクタと電気的に接続されるとともに前記筐体に固定され、第1の孔および第2の孔を有する制御基板と、を備え、
前記ボードインコネクタまたは前記コネクタホルダは、第1の凸形状部および第2の凸形状部を有しており、
前記第1の凸形状部および前記第2の凸形状部は、前記第1の孔および前記第2の孔にそれぞれ係合することを特徴とする電力変換装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記制御基板に設けられた前記第2の孔の径が前記第1の孔の径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記第2の凸形状部の径が前記第1の凸形状部の径よりも小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記ボードインコネクタは、前記制御基板に設けられた複数の挿入孔にそれぞれ係合する複数の端子を有しており、
前記第1の凸形状部および前記第2の凸形状部は、前記複数の端子よりも前記制御基板から突出して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記第1の凸形状部から前記第1の凸形状部と隣り合う前記端子までの長さは、前記複数の端子間のピッチの2倍の長さを有することを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記ボードインコネクタが前記第1の凸形状部および前記第2の凸形状部を有している場合、前記コネクタホルダは第1の穴部および第2の穴部を有しており、
前記ボードインコネクタは、前記第1の穴部および前記第2の穴部にそれぞれ係合する第3の凸形状部および第4の凸形状部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項7】
前記ボードインコネクタに設けられた前記第1の凸形状部と前記第3の凸形状部、前記第2の凸形状部と前記第4の凸形状部は、それぞれ同一軸上に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
【請求項8】
前記ボードインコネクタに設けられた前記第1の凸形状部から前記第4の凸形状部は、一体成形で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
【請求項9】
前記ボードインコネクタに設けられた前記第1の凸形状部から前記第4の凸形状部は、樹脂製部品または金属製部品で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
【請求項10】
前記コネクタホルダに設けられた前記第2の穴部の径が前記第1の穴部の径よりも大きいことを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、電力変換装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えば電気自動車またはハイブリッド車には、インバータ、DC/DCコンバータ、車載充電器等の電力変換装置が搭載されている。従来の電力変換装置においては、外部機器と電力変換装置内に設けられた制御基板との電気信号の入出力用に、ボードインコネクタが広く採用されている。
【0003】
ボードインコネクタを用いた電力変換装置として、ボードインコネクタを保持するコネクタホルダが筐体に固定されており、半田固定されるまでのボードインコネクタを保持し、かつ制御基板の実装および組立作業の作業時間を短縮できる構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6687291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された従来の電力変換装置では、コネクタホルダによって筐体に固定されたボードインコネクタと、ボードインコネクタと半田付けによって接合される制御基板との相対位置を規制する構造については言及されていない。組付け不良の発生を防止するためには位置決め精度の向上が望ましく、生産性向上のためのロボットによる自動組付けを考慮すると、更なる位置決め精度が要求される。
組付け不良を低減する手段として挿通孔への誘い形状を形成するガイドの設置が挙げられるが、部品点数の増加及びそれに伴うコストが増加するとともにガイド搭載空間が新たに必要となるため大型化してしまうという問題があった。
【0006】
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、制御基板のボードインコネクタへの組付け時に高精度に位置決めを行うことで組付け不良を低減させ、小型低コストを達成できる電力変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願に開示される電力変換装置は、筐体上に固定されたコネクタホルダと、前記コネクタホルダの上に配置され、外部機器との電気信号の経路となるハーネスを有するボードインコネクタと、前記ボードインコネクタと電気的に接続されるとともに前記筐体に固定され、第1の孔および第2の孔を有する制御基板と、を備え、前記ボードインコネクタまたは前記コネクタホルダは、第1の凸形状部および第2の凸形状部を有しており、前記第1の凸形状部および前記第2の凸形状部は、前記第1の孔および前記第2の孔にそれぞれ係合することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
本願に開示される電力変換装置によれば、制御基板のボードインコネクタへの組付け時に高精度に位置決めを行うことで組付け不良を低減させ、小型低コストを達成できる電力変換装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1による電力変換装置を示す斜視図である。
実施の形態1による電力変換装置のカバーを外した状態を示す斜視図である。
実施の形態1による電力変換装置の制御基板を取り外した状態を示す斜視図である。
実施の形態1による電力変換装置のボードインコネクタ部を示す上面図である。
実施の形態1による電力変換装置のボードインコネクタ部を示す断面図である。
実施の形態2による電力変換装置のボードインコネクタ部を示す断面図である。
実施の形態3による電力変換装置のボードインコネクタ部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
以下、図面に基づいて実施の形態1について説明する。なお、各図面において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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