TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024080851
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-17
出願番号2022194143
出願日2022-12-05
発明の名称電気掃除機及び掃除機システム
出願人三菱電機株式会社,三菱電機ホーム機器株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47L 9/04 20060101AFI20240610BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】電気掃除機における吸引体の回転清掃体に絡みついた塵埃の除去が容易な電気掃除機を提供する。
【解決手段】塵埃を掻き上げる回転清掃体10、回転清掃体を回転させる駆動手段及び回転清掃体の回転軸方向に延び回転清掃体に対向して配置されて前回転清掃体に対し進退可能なバンパー部21を備える吸引体6と、負圧を発生する電動送風機を有し、吸引体に接続される掃除機本体4とを備える電気掃除機1であって、バンパー部は、回転清掃体方向に移動したときに回転清掃体に付着した塵埃を切断する刃部25aを有する塵埃除去機構25と、塵埃除去機構の近傍に、塵埃除去機構を挟むように設けられるとともに、回転清掃体に対向する側のバンパー部から回転清掃体方向に離れる方向を高さ方向として、刃部の上端よりも高く形成される保護部28を備える。
【選択図】 図13
特許請求の範囲【請求項1】
塵埃を吸い込む吸込口、前記吸込口に臨んで回転可能に配置され、被清掃面から塵埃を掻き上げる回転清掃体、前記回転清掃体を回転させる駆動手段及び前記回転清掃体の回転軸方向に延び、前記回転清掃体に対向して配置されて前記回転清掃体に対し進退可能なバンパー部を備える吸引体と、
負圧を発生する電動送風機を有し、前記吸引体に接続される掃除機本体と、を備える電気掃除機であって、
前記バンパー部は、前記回転清掃体方向に移動したときに前記回転清掃体に付着した塵埃を切断する刃部を有する塵埃除去機構と、前記塵埃除去機構の近傍に、前記塵埃除去機構を挟むように設けられるとともに、前記回転清掃体に対向する側のバンパー部から前記回転清掃体方向に離れる方向を高さ方向として、前記刃部の上端よりも高く形成される保護部を備える電気掃除機。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記バンパー部は、軟質材を用いて構成されることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
【請求項3】
塵埃を吸い込む吸引口、前記吸引口に臨んで回転可能に配置され、被清掃面から塵埃を掻き上げる回転清掃体、前記回転清掃体を回転させる駆動手段、及び、ケース体を備える吸引体と、
負圧を発生する電動送風機を有し、前記吸引体に接続される掃除機本体と、を備える電気掃除機であって、
前記ケース体は前記回転清掃体の一部を覆う回転清掃体室部を備え、
前記回転清掃体室部には、前記回転清掃体に付着した塵埃を切断する刃部を有する塵埃除去機構と、前記塵埃除去機構の近傍に前記塵埃除去機構を挟むように設けられるとともに、前記回転清掃体室部の内壁面から前記回転清掃体方向に離れる方向を高さ方向として、前記刃部の上端よりも高く形成される保護部を備える電気掃除機。
【請求項4】
前記塵埃除去機構は、前記回転清掃体が位置する領域において単体、または複数配置されていて、前記保護部は前記塵埃除去機構の配置に応じて単体、または複数配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気掃除機。
【請求項5】
前記塵埃除去機構は、前記回転清掃体の回転軸方向に直交する断面形状が直線状、凹凸形状、または円弧形状で構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気掃除機。
【請求項6】
前記塵埃除去機構は、前記回転清掃体の回転軸に対して、垂直または斜めの向きで配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気掃除機。
【請求項7】
塵埃を吸い込む吸込口、前記吸引口に臨んで回転可能に配置され、被清掃面から塵埃を掻き上げる回転清掃体及び前記回転清掃体を回転させる駆動手段を備える吸引体、及び、負圧を発生する電動送風機を有し、前記吸引体に接続される掃除機本体を備える電気掃除機と、
前記電気掃除機の前記吸引体が載置される載置部を有する電気スタンド部と、
を備える掃除機システムであって、
前記載置部には、前記回転清掃体に付着した塵埃を切断する刃部を有する塵埃除去機構と、前記塵埃除去機構の近傍に前記塵埃除去機構を挟むように設けられるとともに、前記載置部の上面から上方に離れる方向を高さ方向として、前記刃部の上端よりも高く形成される保護部を備える掃除機システム。
【請求項8】
前記塵埃除去機構は、前記回転清掃体が位置する領域において単体、または複数配置されていて、前記保護部は前記塵埃除去機構の配置に応じて単体、または複数配置されることを特徴とする請求項7記載の掃除機システム。
【請求項9】
前記塵埃除去機構は、前記回転清掃体の回転軸方向に直交する断面形状が直線状、凹凸形状、または円弧形状で構成されることを特徴とする請求項7記載の掃除機システム。
【請求項10】
前記塵埃除去機構は、前記回転清掃体の回転軸に対して、垂直または斜めの向きで配置されることを特徴とする請求項7記載の掃除機システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、電気掃除機及び掃除機システムに関するものであり、特に吸引体の塵埃除去機構に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
電気掃除機吸引体には回転清掃体が取り付けられており、この回転清掃体が回転することで被清掃面から塵埃を掻き上げるが、この回転清掃体に毛や糸などのごみが絡まってしまうと、塵埃除去の性能が低下してしまう。回転清掃体に絡まったごみは、使用者がカッター等を用いて除去する必要があり、除去作業が煩雑であった。そこで、回転中の回転清掃体に接触するように電気掃除機吸引体の内壁から突出した除塵部を設け、回転清掃体に絡まった塵埃を除塵部で引っ掛けて除去する電気掃除機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020―92974
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の電気掃除機においては、塵埃除去機構が単純な突起状の形状で構成されており、回転清掃体に絡まったごみを引っ掛けることしかできなかった。そして、回転清掃体に絡まったごみを引っ掛けて除去することができない場合、このごみが再度回転清掃体に絡まって、除去がますます困難になってしまうことを防止するため、使用者がカッター等を用いて手作業で除去する必要があり、使い勝手に問題があった。
【0005】
この開示は、上記問題を解決するためになされたものである。この開示の目的は、回転清掃体に付着した塵埃を効率的に除去できる吸引体を備えた電気掃除機及び掃除機システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この開示に係る電気掃除機は、塵埃を吸い込む吸込口、前記吸込口に臨んで回転可能に配置され、被清掃面から塵埃を掻き上げる回転清掃体、前記回転清掃体を回転させる駆動手段及び前記回転清掃体の回転軸方向に延び、前記回転清掃体に対向して配置されて前記回転清掃体に対し進退可能なバンパー部を備える吸引体と、負圧を発生する電動送風機を有し、前記吸引体に接続される掃除機本体と、を備える電気掃除機であって、前記バンパー部は、前記回転清掃体方向に移動したときに前記回転清掃体に付着した塵埃を切断する刃部を有する塵埃除去機構と、前記塵埃除去機構の近傍に、前記塵埃除去機構を挟むように設けられるとともに、前記回転清掃体に対向する側の前記バンパー部から前記回転清掃体方向に離れる方向を高さ方向として、前記刃部の上端よりも高く形成される保護部を備えるものである。
【0007】
また、この開示に係る電気掃除機は、塵埃を吸い込む吸引口、前記吸引口に臨んで回転可能に配置され、被清掃面から塵埃を掻き上げる回転清掃体、前記回転清掃体を回転させる駆動手段及びケース体を備える吸引体と、負圧を発生する電動送風機を有し、前記吸引体に接続される掃除機本体と、を備える電気掃除機であって、前記ケース体は前記回転清掃体の一部を覆う回転清掃体室部を備え、前記回転清掃体室部には、前記回転清掃体に付着した塵埃を切断する刃部を有する塵埃除去機構と、前記塵埃除去機構の近傍に前記塵埃除去機構を挟むように設けられるとともに、前記回転清掃体室部の内壁面から前記回転清掃体方向に離れる方向を高さ方向として、前記刃部の上端よりも高く形成される保護部を備えるものである。
【0008】
また、この開示に係る掃除機システムは、塵埃を吸い込む吸込口、前記吸引口に臨んで回転可能に配置され、被清掃面から塵埃を掻き上げる回転清掃体及び前記回転清掃体を回転させる駆動手段を備える吸引体、及び、負圧を発生する電動送風機を有し、前記吸引体に接続される掃除機本体を備える電気掃除機と、前記電気掃除機の前記吸引体が載置される載置部を有する電気スタンド部と、を備える掃除機システムであって、前記載置部には、前記回転清掃体に付着した塵埃を切断する刃部を有する塵埃除去機構と、前記塵埃除去機構の近傍に前記塵埃除去機構を挟むように設けられるとともに、前記載置部の上面から上方に離れる方向を高さ方向として、前記刃部の上端よりも高く形成される保護部を備えるものである。
【発明の効果】
【0009】
この開示によれば、回転清掃体に付着した塵埃を効率よく除塵することができる。また、塵埃除去機構の近傍に設けた保護部により、安全性を確保した塵埃除去機構を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
この開示の実施の形態1における電気掃除機を示す斜視図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機を示す側面図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機のホースの斜視図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機のホースの第一ピン受け部側から見た正面図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機の延長管の斜視図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機の延長管の第二ピン受け部側から見た正面図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機の延長管の第一ピン部側から見た背面図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機の吸引体の斜視図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機の吸引体の側面図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機の吸引体の背面図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機の吸引体の底面図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機の回転清掃体の斜視図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機の吸引体の要部断面図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機のバンパー部の表面の斜視図である。
この開示の実施の形態1における電気掃除機のバンパー部の裏面の斜視図である。
この開示の実施の形態2における電気掃除機の下ケース体を下方から見た斜視図である。
この開示の実施の形態2における電気掃除機の吸引体の側面断面図である。
この開示の実施の形態3における掃除機システムの電気掃除機を電気スタンドに取り付けた状態の斜視図である。
この開示の実施の形態3における掃除機システムの電気機掃除機の斜視図である。
この開示の実施の形態3における掃除機システムの電気スタンドの斜視図である。
この開示の実施の形態3における掃除機システムの電気スタンドの要部を拡大した斜視図である。
この開示の各実施の形態で共通する塵埃除去機構および保護部を拡大した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三菱電機株式会社
冷蔵庫
16日前
三菱電機株式会社
給湯機
2日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
2日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
20日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
20日前
三菱電機株式会社
照明装置
16日前
三菱電機株式会社
照明装置
23日前
三菱電機株式会社
半導体装置
今日
三菱電機株式会社
半導体装置
21日前
三菱電機株式会社
半導体装置
13日前
三菱電機株式会社
半導体装置
13日前
三菱電機株式会社
車両制御装置
15日前
三菱電機株式会社
照明システム
8日前
三菱電機株式会社
貯湯式給湯機
8日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
19日前
三菱電機株式会社
最適演算装置
13日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
13日前
三菱電機株式会社
腐食検知装置
今日
三菱電機株式会社
制御システム
6日前
三菱電機株式会社
堆肥の製造方法
13日前
三菱電機株式会社
リード矯正装置
1日前
三菱電機株式会社
風呂給湯システム
21日前
三菱電機株式会社
情報処理システム
23日前
三菱電機株式会社
空気調和システム
1日前
三菱電機株式会社
浴室換気システム
8日前
三菱電機株式会社
回転電機ユニット
9日前
三菱電機株式会社
調整装置、調整方法
20日前
三菱電機株式会社
給湯機管理システム
15日前
三菱電機株式会社
操作ガイドシステム
23日前
三菱電機株式会社
交流回転電機の制御装置
2日前
三菱電機株式会社
半導体装置および回路基板
13日前
三菱電機株式会社
光照射装置及び乗員監視装置
6日前
三菱電機株式会社
トランス装置及び半導体装置
6日前
三菱電機株式会社
画像表示装置及び画像表示方法
8日前
三菱電機株式会社
電気掃除機及び掃除機システム
9日前
三菱電機株式会社
訓練システム及び電波放射機器
23日前
続きを見る