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公開番号2024077774
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189917
出願日2022-11-29
発明の名称照明装置
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 45/40 20200101AFI20240603BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】本開示は照明装置に関し、点灯回路からLEDに供給される駆動電流、LEDの順方向電圧、および点灯装置の出力両端に接続される平滑コンデンサの容量に影響されることなく、複数のLEDのうち一部を短時間で点灯させることができる照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の照明装置は、直列に接続された二組のLED装置を備えるLEDモジュールと、LEDモジュールを駆動する点灯装置を備える。点灯装置は、第一のコンデンサを備え、第一のコンデンサの両端電圧を当該二組のLED装置に印加することで第一電流を生成する、第一電流生成回路と、第二のコンデンサを備え、第二のコンデンサの両端電圧から生成した第二電流を、当該二組のLED装置のうち一方のLED装置に供給する第二電流生成回路とを備える。また、第二のコンデンサの静電容量と定格電圧の積は、第一のコンデンサの静電容量と定格電圧の積よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
調光の指令値に基づきLED装置を点灯させる照明装置であって、
直列に接続された二組のLED装置を備えるLEDモジュールと、
前記LEDモジュールを駆動する点灯装置と、
を備え、
前記点灯装置は、
第一のコンデンサを備え、前記第一のコンデンサの両端電圧を前記二組のLED装置に印加することで第一電流を生成する、第一電流生成回路と、
第二のコンデンサを備え、前記第二のコンデンサの両端電圧から生成した第二電流を、前記二組のLED装置のうち一方のLED装置に供給する第二電流生成回路と、
を備え、
前記第二のコンデンサの静電容量と定格電圧の積は、前記第一のコンデンサの静電容量と定格電圧の積よりも小さい、照明装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記一方のLED装置は、前記二組のLED装置のうち後段のLED装置である、請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記第二電流生成回路は、前記第二電流の供給を制御するスイッチング素子をさらに備え、
前記スイッチング素子は、前記第一のコンデンサの充電が完了するに伴い、前記第二電流の供給が停止するようにスイッチ状態を切り換える、請求項1に記載の照明装置。
【請求項4】
前記スイッチ状態の切り替えは、前記第一のコンデンサの両端電圧に基づき動作するツェナーダイオードにより行う、請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記スイッチ状態の切り替えは、前記第一のコンデンサの両端電圧を検出する前記点灯装置の制御部により行う、請求項3に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数のLED光源(以下LEDと称する)の一部にインピーダンス素子を並列に接続する技術が開示されている。これにより、インピーダンス素子が並列接続されたLEDよりも後段のLEDに先に電流を供給し、点灯開始時間を短縮することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5669604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
LEDモジュール光源とインピーダンス素子とを並列に接続する上述の方法においても、後段のLEDモジュールの点灯開始時間を早めることは可能である。しかしながら、この場合の点灯開始時間は、LEDに供給される駆動電流、LEDの順方向電圧、および点灯装置の出力両端に接続される平滑コンデンサの静電容量に依存する。したがって、これらの条件によっては点灯開始時間の短縮化ができないという課題があった。
【0005】
本開示は上述の問題を解決するため、点灯回路からLEDに供給される駆動電流、LEDの順方向電圧、および点灯装置の出力両端に接続される平滑コンデンサの静電容量に影響されることなく、複数のLEDのうち一部を短時間で点灯させることができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の態様は、調光の指令値に基づきLED装置を点灯させる照明装置であって、
直列に接続された二組のLED装置を備えるLEDモジュールと、
前記LEDモジュールを駆動する点灯装置と、
を備え、
前記点灯装置は、
第一のコンデンサを備え、前記第一のコンデンサの両端電圧を前記二組のLED装置に印加することで第一電流を生成する、第一電流生成回路と、
第二のコンデンサを備え、前記第二のコンデンサの両端電圧から生成した第二電流を、前記二組のLED装置のうち一方のLED装置に供給する第二電流生成回路と、
を備え、
前記第二のコンデンサの静電容量と定格電圧の積は、前記第一のコンデンサの静電容量と定格電圧の積よりも小さいことが好ましい。
【発明の効果】
【0007】
本開示の態様によれば、点灯回路からLEDに供給される駆動電流、LEDの順方向電圧、および点灯装置の出力両端に接続される平滑コンデンサの静電容量に影響されることなく、複数のLEDのうち一部を短時間で点灯させることができる照明装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態1に係る照明装置の回路ブロック図である。
本開示の実施の形態2に係る照明装置の回路ブロック図である。
本開示の実施の形態3に係る照明装置の回路ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係る照明装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
【0010】
実施の形態1
図1は、本開示の実施の形態1に係る照明装置の回路ブロック図である。照明装置100は、交流電源AC、点灯装置1、調光器80、およびLEDモジュール2を備える。なお、交流電源ACは商用電源とも呼ばれる。
(【0011】以降は省略されています)

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