TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024086263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201300
出願日2022-12-16
発明の名称コンクリート部材の構築方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E04C 3/34 20060101AFI20240620BHJP(建築物)
要約【課題】建築コスト低減を図ることができるコンクリート部材の構築方法を提供する。
【解決手段】コンクリート部材である柱1の構築方法は、柱1の構築予定領域2内に、硬化した流動化処理土13を含むブロック3を構築するブロック構築工程S2と、ブロック3の周囲を埋めるように構築予定領域2内の残りの領域にコンクリートからなるコンクリート部5を形成するコンクリート部形成工程S3と、を備える。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
コンクリート部材の構築方法であって、
前記コンクリート部材の構築予定領域内に、硬化した流動化処理土を含むブロックを構築するブロック構築工程と、
前記構築予定領域内で前記ブロックが構築される領域を除く領域にコンクリートからなる部分を形成するコンクリート部形成工程と、を備えるコンクリート部材の構築方法。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記ブロック構築工程は、
前記コンクリート部材の構築予定領域の中に箱材を設置する箱材設置工程と、
前記箱材の内側の領域に前記流動化処理土を充填させて硬化させる流動化処理土充填工程と、を有する、請求項1に記載のコンクリート部材の構築方法。
【請求項3】
前記箱材は、
前記流動化処理土が充填される領域を仕切るシート材と、前記シート材を補強する補強材と、を有する、請求項2に記載のコンクリート部材の構築方法。
【請求項4】
前記箱材設置工程における前記箱材は、3Dプリンタによって製作される、請求項2に記載のコンクリート部材の構築方法。
【請求項5】
前記ブロック構築工程では、
前記コンクリート部材の構築予定領域の外で製作された前記ブロックが、前記コンクリート部材の構築予定領域の中に設置される、請求項1に記載のコンクリート部材の構築方法。
【請求項6】
前記コンクリート部形成工程では、
前記ブロックに埋め込まれたアンカーを介して前記ブロックに接続されたコンクリート型枠が用いられ、前記ブロックと前記コンクリート型枠との間にコンクリートが打設される、請求項1に記載のコンクリート部材の構築方法。
【請求項7】
前記ブロック構築工程の後に、前記コンクリート部形成工程が実行される、請求項1に記載のコンクリート部材の構築方法。
【請求項8】
前記コンクリート部形成工程の後に、前記ブロック構築工程が実行される、請求項1に記載のコンクリート部材の構築方法。
【請求項9】
前記ブロック構築工程と、前記コンクリート部形成工程と、が並行して実行される、請求項1に記載のコンクリート部材の構築方法。
【請求項10】
前記コンクリートからなる部分が形成される領域に鉄筋を設置する鉄筋設置工程を更に備える、請求項1~9の何れか1項に記載のコンクリート部材の構築方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート部材の構築方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1に記載の鉄筋コンクリート柱の構築方法が知られている。この構築方法では、コンクリート製の筒体と、筒体内に長手方向に沿って埋設される鉄筋と、筒体の外周を覆う鋼板製の筒状部材とを備えるプレキャストコンクリート柱が準備される。そして、プレキャストコンクリート柱の中空部にコンクリートが打設されて中実の鉄筋コンクリート柱が構築される。また、例えば地下構造物などにおいては、構造的には中空の部材で十分であっても地下水の浮力に抵抗する重量を得るために、中実のコンクリート部材が構築される場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公平08-033022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、中実のコンクリート部材を構築する場合にはコンクリートの使用量が大きくなり、建築コストが掛かる。そこで、本発明は、建築コスト低減を図ることができるコンクリート部材の構築方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の要旨は以下の通りである。
【0006】
〔1〕コンクリート部材の構築方法であって、前記コンクリート部材の構築予定領域内に、硬化した流動化処理土を含むブロックを構築するブロック構築工程と、前記構築予定領域内で前記ブロックが構築される領域を除く領域にコンクリートからなる部分を形成するコンクリート部形成工程と、を備えるコンクリート部材の構築方法。
【0007】
〔2〕前記ブロック構築工程は、前記コンクリート部材の構築予定領域の中に箱材を設置する箱材設置工程と、前記箱材の内側の領域に前記流動化処理土を充填させて硬化させる流動化処理土充填工程と、を有する、〔1〕に記載のコンクリート部材の構築方法。
【0008】
〔3〕前記箱材は、前記流動化処理土が充填される領域を仕切るシート材と、前記シート材を補強する補強材と、を有する、〔2〕に記載のコンクリート部材の構築方法。
【0009】
〔4〕前記箱材設置工程における前記箱材は、3Dプリンタによって製作される、〔2〕に記載のコンクリート部材の構築方法。
【0010】
〔5〕前記ブロック構築工程では、前記コンクリート部材の構築予定領域の外で製作された前記ブロックが、前記コンクリート部材の構築予定領域の中に設置される、〔1〕のコンクリート部材の構築方法。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

鹿島建設株式会社
コンクリート部材の構築方法
4日前
鹿島建設株式会社
洗掘防止マット敷設装置および洗掘防止マットの敷設方法
4日前
個人
耐震装置
1か月前
個人
接合金物
1か月前
個人
転落防止補助手摺り
21日前
個人
スマート型枠組立工法
2か月前
株式会社千都
手摺り
1か月前
有限会社成島畳店
防黴畳表
6日前
個人
地下食糧生産システム
2か月前
株式会社千都
手摺り
1か月前
積水樹脂株式会社
ガード装置
2か月前
個人
角形鋼管柱の梁接合装置
13日前
合同会社杢草舎
ツリーテント
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
株式会社日本設計
壁構造
5日前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
株式会社コンクレタス
1か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
コクヨ株式会社
パネル材
21日前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
株式会社ホーシン
養生蓋
1か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
2か月前
株式会社竹中工務店
庇構造
1か月前
個人
水回り設備構造
26日前
株式会社竹中工務店
建築物
20日前
個人
コンクリート形成型枠緊締具
1か月前
株式会社大林組
建物
2か月前
岡部株式会社
柱梁接合構造
28日前
続きを見る