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公開番号2024086143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201118
出願日2022-12-16
発明の名称配線モジュール
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H01M 50/507 20210101AFI20240620BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】回路基板と電線との接続部の損傷を抑制可能な配線モジュールを提供する。
【解決手段】配線モジュール20は、電極端子を有する複数の蓄電素子11に取り付けられる配線モジュール20であって、複数のバスバー30と、複数の回路基板と、複数の電線40と、複数のバスバー30、複数の回路基板、及び複数の電線40を保持するプロテクタ50と、を備え、各バスバー30は電極端子と接続され、各回路基板は各バスバー30と電気的に接続され、各電線40は各回路基板と接続され、プロテクタ50は、複数の電線40が収容される電線収容部52と、電線収容部52外に配された各電線40に接触可能とされ、各回路基板が載置される載置面54と、電線収容部52外に配された各電線40に対して、載置面54に直交する第1方向について載置面54と反対側から接触可能とされる接触部58と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、
複数のバスバーと、
複数の回路基板と、
複数の電線と、
前記複数のバスバー、前記複数の回路基板、及び前記複数の電線を保持するプロテクタと、を備え、
各前記バスバーは前記電極端子と接続され、
各前記回路基板は各前記バスバーと電気的に接続され、
各前記電線は各前記回路基板と接続され、
前記プロテクタは、前記複数の電線が収容される電線収容部と、前記電線収容部外に配された各前記電線に接触可能とされ、各前記回路基板が載置される載置面と、前記電線収容部外に配された各前記電線に対して、前記載置面に直交する第1方向について前記載置面と反対側から接触可能とされる接触部と、を有する、配線モジュール。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記プロテクタは、プロテクタ本体と、前記第1方向に前記プロテクタ本体と重ねられるカバーと、を備え、
前記プロテクタ本体は前記載置面を備え、
前記カバーは前記接触部を備える、請求項1に記載の配線モジュール。
【請求項3】
前記プロテクタは、前記載置面から凹む凹部を備え、
前記接触部は、前記第1方向から見て前記凹部と重畳している、請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。
【請求項4】
前記凹部の底面と前記接触部との前記第1方向における間隔は、各前記電線の径よりも大きく設定されている、請求項3に記載の配線モジュール。
【請求項5】
前記プロテクタは、前記第1方向に弾性変形可能とされ、前記接触部を備える弾性片を備え、
前記弾性片は前記載置面との間で各前記電線を挟持する、請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線モジュールに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッド自動車等に用いられる高圧のバッテリーパックは、通常、多数のバッテリが積層され、配線モジュールによって直列あるいは並列に電気接続されている。このような配線モジュールとして、従来、特開2019-23996号公報(下記特許文献1)に記載のバッテリ接続モジュールが知られている。特許文献1に記載のバッテリ接続モジュールは、バスバーと、バスバーに接続されるフレキシブル回路基板と、を備えて構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-23996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の構成とは異なり、配線モジュールは、バスバーと、バスバーに接続される回路基板と、回路基板に接続される電線と、を備えてもよい。回路基板と電線との接続は、例えば、半田付け等により行うことが考えられる。こうした配置モジュールにおいて、回路基板と電線との接続部は、例えば電線に振動あるいは応力が加わった場合に損傷することがありうる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の配線モジュールは、電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、複数のバスバーと、複数の回路基板と、複数の電線と、前記複数のバスバー、前記複数の回路基板、及び前記複数の電線を保持するプロテクタと、を備え、各前記バスバーは前記電極端子と接続され、各前記回路基板は各前記バスバーと電気的に接続され、各前記電線は各前記回路基板と接続され、前記プロテクタは、前記複数の電線が収容される電線収容部と、前記電線収容部外に配された各前記電線に接触可能とされ、各前記回路基板が載置される載置面と、前記電線収容部外に配された各前記電線に対して、前記載置面に直交する第1方向について前記載置面と反対側から接触可能とされる接触部と、を有する、配線モジュールである。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、回路基板と電線との接続部の損傷を抑制可能な配線モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態1にかかる蓄電モジュールが搭載された車両を示す模式図である。
図2は、配線モジュール及び蓄電素子の平面図である。
図3は、カバーを除いた配線モジュール及び蓄電素子の平面図である。
図4は、図2のA-A断面図である。
図5は、図2のB-B断面図である。
図6は、電線収容部外に配され、凹部内に配置された電線について示す配線モジュールの拡大斜視図である。
図7は、接触部について示すカバーの斜視図である。
図8は、実施形態2にかかる配線モジュールの拡大平面図である。
図9は、図8のC-C断面図である。
図10は、図8のD-D断面図である。
図11は、電線収容部外に配された電線について示す配線モジュールの拡大斜視図である。
図12は、弾性片について示すカバーの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
【0009】
(1)本開示の配線モジュールは、電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、複数のバスバーと、複数の回路基板と、複数の電線と、前記複数のバスバー、前記複数の回路基板、及び前記複数の電線を保持するプロテクタと、を備え、各前記バスバーは前記電極端子と接続され、各前記回路基板は各前記バスバーと電気的に接続され、各前記電線は各前記回路基板と接続され、前記プロテクタは、前記複数の電線が収容される電線収容部と、前記電線収容部外に配された各前記電線に接触可能とされ、各前記回路基板が載置される載置面と、前記電線収容部外に配された各前記電線に対して、前記載置面に直交する第1方向について前記載置面と反対側から接触可能とされる接触部と、を有する、配線モジュールである。なお、ここで、直交とは実質的に直交と認識される状態の交差も含むものとする。
【0010】
このような構成によると、複数の電線に振動が加えられた場合に、電線収容部外に配された各電線は載置面及び接触部に接触し、載置面及び接触部から摩擦を受ける。これにより、振動が各電線と各回路基板との接続部に伝わりにくい。したがって、各電線と各回路基板との接続部の損傷を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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