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公開番号2024086102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201038
出願日2022-12-16
発明の名称固液分離装置
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類B07B 1/08 20060101AFI20240620BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】測定液が流れる流路を詰まりにくくする。
【解決手段】固液分離装置10は、流路81内の測定液の液質を測定する測定部80とともに使用され、流路81に測定液を供給する装置である。固液分離装置10は、測定液に固体の異物が混じった分離対象を固液分離する固液分離部(多孔部材22、貯留部30)を備える。固液分離装置10は、分離対象を固液分離することによって、測定液に混じった固体の異物を除去することができる。これにより、流路81に供給される測定液の流動性が高まり、測定液が流路81内で詰まりにくくなる。したがって、固液分離装置10は、測定液が流れる流路81を詰まりにくくすることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
流路内の測定液の液質を測定する測定部とともに使用され、前記流路に前記測定液を供給する固液分離装置であって、
前記測定液に固体の異物が混じった分離対象を固液分離する固液分離部を備える
固液分離装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記固液分離部は、複数の孔が形成された多孔部材を有し、
前記多孔部材は、前記孔を通過するか否かによって前記分離対象を固液分離する
請求項1に記載の固液分離装置。
【請求項3】
前記多孔部材の前記孔を通過せずに残った固体の異物を粉砕させる粉砕部と、
前記多孔部材よりも前記測定部側の経路に設けられる切替弁と、
前記粉砕部及び前記切替弁を制御する制御部と、
前記多孔部材で分離された固体の異物が排出される廃棄部と、を備え、
前記切替弁は、前記多孔部材を有する前記固液分離部からの排出物を前記測定部側に供給する第1状態と、前記多孔部材を有する前記固液分離部からの排出物を前記廃棄部側に排出する第2状態とに切り替わり、
前記制御部は、前記粉砕部を停止させた状態で前記切替弁を前記第1状態に制御する第1制御を実行し、前記第1制御の終了後に、前記孔を通過せずに残った固体の異物を前記粉砕部に粉砕させるとともに前記切替弁を前記第2状態に制御する第2制御を実行する
請求項2に記載の固液分離装置。
【請求項4】
前記固液分離部は、前記分離対象を貯留する貯留部を有し、
前記貯留部は、前記分離対象に含まれる固体を沈殿させ、沈殿物と、上澄み液とに分離する
請求項1に記載の固液分離装置。
【請求項5】
前記固液分離部は、前記貯留部よりも上流側に設けられる上流側固液分離部を有し、
更に、前記上流側固液分離部で分離された固体の異物が排出される廃棄部と、
前記貯留部の前記沈殿物を前記廃棄部側に排出する排出部と、備える
請求項4に記載の固液分離装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、固液分離装置に関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された熱水水質測定装置は、熱水が通流する主配管に設けられた水質センサを備え、水質センサによる水質測定を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-83293号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、測定対象の液体である測定液として工場からの排水や下水を流路に流す場合、測定液に混じった固体の異物によって流路が詰まることが懸念される。
【0005】
本開示は、測定液が流れる流路を詰まりにくくする技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の固液分離装置は、流路内の測定液の液質を測定する測定部とともに使用され、前記流路に前記測定液を供給する固液分離装置であって、
前記測定液に固体の異物が混じった分離対象を固液分離する固液分離部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、測定液が流れる流路を詰まりにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、固液分離装置と測定部の概略的な構成図である。
図2は、清掃制御中の動作を説明するための説明図である。
図3は、第1制御中の動作を説明するための説明図である。
図4は、第2制御中の動作を説明するための説明図である。
図5は、第1廃棄制御中の動作を説明するための説明図である。
図6は、第2廃棄制御中の動作を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、本開示の実施形態が列記されて例示される。
【0010】
〔1〕流路内の測定液の液質を測定する測定部とともに使用され、前記流路に前記測定液を供給する固液分離装置であって、
前記測定液に固体の異物が混じった分離対象を固液分離する固液分離部を備える
固液分離装置。
(【0011】以降は省略されています)

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