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公開番号2024111460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-19
出願番号2023015979
出願日2023-02-06
発明の名称容器残留物検出処理システム
出願人トーヨーカネツ株式会社
代理人弁理士法人友野国際特許事務所
主分類B07C 5/342 20060101AFI20240809BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約【課題】折り畳み容器を自動で折り畳み、集積するシステムにおいて、折り畳み前の容器内の残留物によって物流上のトラブルを生じたり、折り畳み機構あるいは折り畳み容器が破損することを防止する折り畳み容器残留物検出処理システムを提供する。
【解決手段】折り畳み容器残留物検出処理システム1であって、折り畳み容器をシステム内に供給するための容器供給部200と、容器供給部から供給された容器の内部の残留物を検知する容器残留物検知部300と、検知部で残留物が検知された該容器を排除する容器排除部400と、残留物が検知されなかった該容器を折り畳む容器折り畳み部102と、このシステムの各部を制御するシステム制御部500とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
-折り畳み容器をシステム内に供給するための容器供給部と、
-容器供給部から供給された前記折り畳み容器の内部の残留物を検知する容器残留物検知部と、
-前記検知部で残留物が検知された該容器を排除する容器排除部と、
-前記検知部で残留物が検知されなかった該容器を折り畳む容器折り畳み部と、
-このシステムの各部を制御するシステム制御部と
を有する折り畳み容器残留物検出処理システム。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
更に、折り畳まれた前記折り畳み容器を段積みする容器段積み部を有することを特徴とする請求項1に記載の折り畳み容器残留物検出処理システム。
【請求項3】
更に、段積みされた前記折り畳み容器を搭載するパレット部を有することを特徴とする請求項2に記載の折り畳み容器残留物検出処理システム。
【請求項4】
更に、前記残留物が検知されなかった前記容器を前記折り畳み部で折り畳む前及び/または折り畳んだ後に、該容器を洗浄する洗浄機構部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み容器残留物検出処理システム。
【請求項5】
-容器をシステム内に供給するための容器供給部と、
-前記容器供給部から供給された前記容器の内部の残留物を検知する容器残留物検知部と、
-前記検知部で残留物が検知された該容器を排除する容器排除部と、
-このシステムの各部を制御するシステム制御部と
を有する容器残留物検出処理システム。
【請求項6】
更に、前記残留物が検知されなかった該容器を洗浄する洗浄機構部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の容器残留物検出処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物流分野で用いられる主に樹脂製の折り畳み容器(折り畳み式のコンテナで「オリコン」とも称す)を処理するシステム、特に、折り畳み容器を自動で折り畳み、集積する際に、折り畳み前の容器内の残留物によって物流上のトラブルを生じたり、折り畳み機構あるいは折り畳み容器が破損することを防止する折り畳み容器残留物検出処理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【0002】
また、オリコンのような折り畳み容器に限定せず、物流に用いられる再利用される容器に関し、再利用前の容器内の残留物によって同様のトラブルが生じることを防止する容器残留物検出処理システムに関する。
【背景技術】
【0003】
物流の分野においては、特に生協などの個人宅配向けビジネスが良く知られているが、これら宅配向けにスナック菓子や缶詰などの常温品を配送する場合に折り畳み容器を使用する場合があり、牛乳やアイスクリームのような冷蔵品、冷凍品など温度管理が必要な物品を配送する場合には、発泡スチロール製のケース(「シッパー」とも呼ばれる)を利用する場合が多い。
【0004】
また、折り畳み容器は物流センター内での物品の集約作業の通い箱として用いられる場合も多い。すなわちこれらの容器は物品を保管・運送するための容器として多用途に使用しており、折り畳み容器の場合、使用しないときには折り畳んで容量を減じてコンパクトに保管・集積をしている。
【0005】
これらの容器は物流センター内で通い箱として用いられる場合はもちろん、客先に配送されるものも原則として再利用されるものであり、そのため、特に客先への集約作業に用いる前に容器内を清潔に保つため、ごみやビニール袋などの残置物がないか確認をしたうえで洗浄機にかけられ、折り畳み容器(オリコン)の場合は専用の折り畳み機械で折りたたまれて保管される。
【0006】
特許文献1には、折り畳み容器を自動的に折り畳み、一定量段積みし、更に段積みされた折り畳み容器を隣接するコンベヤ上に送り出す、スタッククローザーと称する折り畳み容器を自動的に折りたたむ装置の技術思想が開示されている。
【0007】
これによれば、折り畳み容器を折り畳み、集積し、送り出す一連の作業が自動化され、労力の削減に寄与するとの効果を奏している。
【0008】
しかしながら、この装置に送り込まれる折り畳み容器の中に残留物があるかどうか、残留物があった場合に、それを自動的に検知できるかどうかについては、何ら言及がないため、残留物があった場合の物流上のトラブル、折り畳み機構あるいは折り畳み容器の破損などの発生を防止することは困難であるという問題点がある。
【0009】
特に、トラブルの例としては、折り畳み容器内に残留物が存在したままスタッククローザーで折り畳まれ、保管されると、残留物が商品だった場合は商品の紛失となったり、商品が固いものの場合は容器を破損する場合もある。また、客先の玄関先に配送留置中に落ち葉のようなゴミが混入したり、ビニール袋などの残留物が残ったまま物流センターに戻され再利用されると、不衛生であり、後の利用者に不快感や混乱を与えることになる。
【0010】
そこで、折り畳み容器を自動の折り畳み装置に供給する前には、作業員が折り畳み容器の内部を目視にてチェックし、残留物がないことを確認したうえで、自動の折り畳み装置に供給することが通例である。
(【0011】以降は省略されています)

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