特許ウォッチ

公開番号2024085350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022212897
出願日2022-12-14
発明の名称ミシン用ボビンの収納カプセル
出願人合同会社たなかプロ
代理人
主分類D05B 57/26 20060101AFI20240619BHJP(縫製;刺しゅう;タフティング)
要約【課題】本発明は、糸を巻き付けたボビンの糸がほどけないように蛇腹の機能を応用したボビン用収納カプセルを提供する。
【解決手段】縦方向蛇腹を全周囲に施したラッパ型パイプ、リング、六角形の受け皿をプラスチックで形成し、ラッパ型パイプ頭部にリングを取り付け、底部に六角形の受け皿を取り付け、受け皿に小孔を設けた蛇腹式ボビン用収納カプセル。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
縦方向蛇腹を全周囲に施したラッパ型パイプ、リング、六角形の受け皿をプラスチックで形成し、ラッパ型パイプの頭部にリングを取り付け、底部に六角形の受け皿を取り付け、受け皿に小孔を設けた蛇腹式ボビン用収納カプセル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、糸が巻かれたミシン用ボビンが保管時に糸がほどけないようにするためのミシン用ボビンの収納カプセルに関するものである。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、糸が巻かれたミシン用ボビン（以下「ボビン」と称す）を裁縫箱やポシェットに保管していると、糸がほどけてきて他のボビンの糸とからんでしまい困難を極めていた。これを解決すべく仕切り付き収納ケース、クリップ付きスタンド、リング状収納ケースなどがあるが、いずれも２０～３０個単位でボビンを収納するもので相応の場所をとり価格も高かった。本発明のように単独で収納できる容器はなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
なし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
これは、次のような欠点があった。
（イ）糸が巻かれた複数個のボビンを裁縫箱やポシェットに保管していると、糸がほどけてきて他の糸と幾重にも絡まってしまっていた。
（ロ）絡まないように、セロテープをボビンに貼り付けたり、透明な小瓶に数個ずつ入れるなどして保管が難儀であった。
本発明は、以上のような欠点をなくすために考えたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
縦方向蛇腹（１）を全周囲に施した中空ラッパ型パイプをプラスチックで形成する。頭部にリング（２）を取り付ける。底部に六角形の受け皿（３）を取り付け、受け皿に小孔（４）を設ける。
本発明は以上のような構成の蛇腹式ボビン用収納カプセルである。
【発明の効果】
【０００６】
（イ）本体が蛇腹になっているので伸縮性に富み、ボビンを入れるとしっかり捕捉してボビンが動かなくなる（回転しない）。ボビンが回転しないため『糸がほどけてこない』すなわち蛇腹がストッパーの役割を果たすのである。
（ロ）蛇腹とボビンの隙間から糸の先端が外に出ていても中のボビンが動かないのでそれ以上の糸が出て来ない（ほどけて来ない）。（ハ）使い方が簡単である。ボビンをリング中央に置いて指で押すだけ。取り出すときは底の小孔に指を当てて押し出す。
（ニ）受け皿が六角形のため転がりにくい。すなわち紛失しにくい。
（ホ）透明なカプセルで中の糸の色がはっきり分かる。
（ヘ）裁縫箱の中がごちゃごちゃにならず爽快。ストレスフリーに。
（ト）携帯に便利。ポシェットに入れて学校やワークショップ、イベント、作業場へ。
（チ）単純構造で製造コストも売価も安くできる．
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本発明の使用時斜視図である。
本発明の側面図である。
本発明の使用時断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下本発明を実施するための形態について説明する。
（イ）縦方向蛇腹（１）を全周囲に施したラッパ型パイプをプラスチックで形成する。
（ロ）頭部にリング（２）を取り付ける。
（ハ）底部に六角形の受け皿（３）を取り付ける。
（二）受け皿（３）に小孔（４）を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときはボビンを頭部のロト型リングの中に置いて指で押し込む。ボビンを取り出す時は受け皿の小孔に指を当てて押し出す。
【符号の説明】
【０００９】
１蛇腹本体
２リング
３受け皿
４小孔
５ボビン
６糸

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