TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024083852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197911
出願日2022-12-12
発明の名称コネクタ嵌合構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/631 20060101AFI20240617BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】嵌合不良の発生を抑制できるコネクタ嵌合構造を提供する。
【解決手段】相互に嵌合して電気的に接続されるインレットプラグ5とインレット1とのコネクタ嵌合構造であって、インレットプラグ5は、第1接続端子を収容するプラグハウジング80を有する。インレット1は、第2接続端子を収容するアウターケース51と、アウターケースの一部に設けられ、インレットプラグ5がインレット1と嵌合する前に、プラグハウジング80が突き当たる突き当て部11と、を有する。突き当て部11は、凹部及び凸部を有し、凸部の先端部が突き当て面として機能する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
相互に嵌合して電気的に接続される第1コネクタと第2コネクタとのコネクタ嵌合構造であって、
前記第1コネクタは、
第1接続端子を収容する第1ハウジングを有し、
前記第2コネクタは、
第2接続端子を収容する第2ハウジングと、
前記第2ハウジングの一部に設けられ、前記第1コネクタが前記第2コネクタと嵌合する前に、前記第1ハウジングが突き当たる突き当て部と、を有し、
前記突き当て部は、凹部及び凸部を有し、前記凸部の先端部が突き当て面として機能する、
コネクタ嵌合構造。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記凸部は、前記先端部の断面積が、前記第2ハウジング側の基端部の断面積よりも小さくなるように形成された、
請求項1に記載のコネクタ嵌合構造。
【請求項3】
前記突き当て部は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合方向に沿って延びる棒状部材を含む、
請求項1に記載のコネクタ嵌合構造。
【請求項4】
前記棒状部材は、前記第2接続端子に近い一端が開放されている、
請求項3に記載のコネクタ嵌合構造。
【請求項5】
前記第1コネクタは、前記第1ハウジングに設けられたガイド溝を有し、
前記第2コネクタは、前記ガイド溝に挿入されるガイド突部を有する、
請求項1から4のいずれか一項に記載のコネクタ嵌合構造。
【請求項6】
前記第2ハウジングの前記第2接続端子の収容空間への開口を覆う閉位置と、前記開口を覆わない開位置との間で回動可能に設けられたコネクタカバーを有し、
前記ガイド突部は、前記コネクタカバーに設けられ、前記コネクタカバーが前記閉位置にあるとき前記第2ハウジング内に収容され、前記コネクタカバーが前記開位置にあるとき前記第2ハウジング外に露出され前記第1コネクタ及び前記第2コネクタの嵌合方向に沿って延在する、
請求項5に記載のコネクタ嵌合構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ嵌合構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等に搭載される各種電装品間を電気的に接続するワイヤハーネス(電線)は、コネクタによって接続されている。例えば、バッテリが搭載された電気自動車等では、車体に組付けられた充電用のコネクタ(インレット)に、相手側のコネクタである給電用のコネクタ(プラグ)を嵌合することで、バッテリへの充電が行われる。このようなコネクタとして、例えば特許文献1に記載されたコネクタがある。
【0003】
特許文献1に記載されたコネクタ(インレット)は、接続端子を収容したハウジングを収容保持するアウターケースと、カム溝が貫通形成され、アウターケース内でコネクタ嵌合方向へ移動自在に配置される可動ケースとを備える。また、このコネクタは、シャッターと、可動ケースをインレットプラグ側へ弾性付勢するばねと、を備える。シャッターは、ハウジングの前面開口を覆うシャッター前壁と、カム溝に係合するシャッターボスと、を有する。カム溝が、シャッターボスと係合することで、可動ケースの移動に連動してシャッターボスを中心にシャッターを開閉方向へ回転させる。このコネクタによれば、可動ケースを介してシャッターを開閉方向へ回転させるので、シャッターの開閉軌跡を考慮して相手コネクタの嵌合フード部を長くする必要がなくなる。コネクタ(インレット)と相手コネクタとの篏合動作においては、まず、相手コネクタを、コネクタのアウターケースを構成する天板に突き当てた後、コネクタ側へ移動させて、相手コネクタのコネクタへの挿入嵌合を開始する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-133223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたコネクタにおいては、嵌合動作において相手コネクタが突き当たる天板は、常に露出しており、平面形状を有するため、泥や水などの異物が付着したり蓄積したりといった影響を受けやすい。この天板に異物が著しく付着した場合、コネクタと相手コネクタとが正しく嵌合されないおそれがある。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、嵌合不良の発生を抑制できるコネクタ嵌合構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタ嵌合構造は、下記を特徴としている。
相互に嵌合して電気的に接続される第1コネクタと第2コネクタとのコネクタ嵌合構造であって、
前記第1コネクタは、
第1接続端子を収容する第1ハウジングを有し、
前記第2コネクタは、
第2接続端子を収容する第2ハウジングと、
前記第2ハウジングの一部に設けられ、前記第1コネクタが前記第2コネクタと嵌合する前に、前記第1ハウジングが突き当たる突き当て部と、を有し、
前記突き当て部は、凹部及び凸部を有し、前記凸部の先端部が突き当て面として機能する、
コネクタ嵌合構造。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るコネクタ嵌合構造によれば、嵌合不良の発生を抑制できる効果を奏する。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るコネクタ嵌合構造を構成する第2コネクタの一例としてのインレットと、このインレットに嵌合される第1コネクタの一例としてのインレットプラグとを示す斜視図である。
図1に示したインレットの分解斜視図である。
図2に示した突き当て部を模式的に示す斜視図である。
図3におけるAA断面を詳細に示す図である。
図1に示したインレットとインレットプラグの嵌合前の状態を示す断面図である。
図1に示したインレットとインレットプラグの嵌合途中状態を示す断面図である。
図1に示したインレットとインレットプラグの嵌合完了状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
集積回路
13日前
株式会社コロナ
操作装置
27日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
5日前
HOYA株式会社
光源装置
26日前
株式会社PFA
異物除去具
3日前
ローム株式会社
半導体装置
3日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
19日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
19日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
株式会社魁半導体
プラズマ処理装置
6日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
25日前
日本航空電子工業株式会社
押釦
10日前
株式会社ヨコオ
変換回路
3日前
東レエンジニアリング株式会社
転写方法
10日前
シャープ株式会社
入力装置
10日前
ローム株式会社
半導体装置
12日前
東レ株式会社
ポリマー電解質および電池
20日前
個人
組み合わせアース端子
1か月前
三洲電線株式会社
撚線導体
6日前
TDK株式会社
アンテナ装置
13日前
三菱電機株式会社
半導体装置
25日前
住友電装株式会社
雌端子金具
4日前
三菱電機株式会社
半導体装置
17日前
オムロン株式会社
電磁継電器
12日前
三菱電機株式会社
半導体装置
17日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
3日前
オムロン株式会社
電磁石装置
3日前
オムロン株式会社
電磁石装置
3日前
日亜化学工業株式会社
面状光源の製造方法
19日前
レボックス株式会社
光源装置
23日前
三菱電機株式会社
半導体装置
4日前
オムロン株式会社
電磁継電器
12日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
25日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
株式会社ノーリツ
燃料電池ユニット
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
続きを見る