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公開番号2024083766
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197768
出願日2022-12-12
発明の名称ヒューズ、及び当該ヒューズの製造方法
出願人太平洋精工株式会社
代理人弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
主分類H01H 85/175 20060101AFI20240617BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】
本願発明は、外部ヒューズを取り付け可能であっても、低背化を実現したヒューズ、及び当該ヒューズの製造方法を提供する。
【解決手段】
入力端子110と、外部端子120と、入力端子110と外部端子120との間に設けられた回路部200及び溶断部113を有するバスバー100と、バスバー100を覆うハウジング500と、を備えるヒューズ600であって、回路部200は、溶断部730と接続端子720を備えた外部ヒューズ700が取り付け可能に構成されていることを特徴とする。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
入力端子と、外部端子と、前記入力端子と前記外部端子との間に設けられた回路部及び溶断部を有するバスバーと、
前記バスバーの少なくとも1部を覆うハウジングと、
を備えるヒューズであって、
前記回路部は、溶断部と接続端子を備えた外部ヒューズが取り付け可能に構成されていることを特徴とするヒューズ。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記回路部の一部には、前記外部ヒューズを取り付け可能な取付用開口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヒューズ。
【請求項3】
前記回路部は、相対する本体部と側壁部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒューズ。
【請求項4】
前記回路部の上端側が折り返されることで、前記本体部と前記側壁部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のヒューズ。
【請求項5】
前記側壁部は、前記取付用開口から延出する板状のオス接続端子を備え、
前記オス接続端子は、前記外部ヒューズのメス接続端子と接続可能に構成されていることを特徴とする請求項3に記載のヒューズ。
【請求項6】
前記ハウジングには、前記外部ヒューズを収容可能な収容部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒューズ。
【請求項7】
入力端子と、外部端子と、前記入力端子と前記外部端子との間に設けられた回路部及び溶断部を備えるバスバーと、
前記バスバーの少なくとも一部を覆うハウジングと、
を備えるヒューズの製造方法であって、
前記回路部の上端側を折り返して、相対する本体部と側壁部と、前記本体部と前記側壁部とを連結する上壁部を形成し、
前記回路部の一部を切り欠いて、開口させた取付用開口を形成し、
前記取付用開口は、溶断部と接続端子を備えた外部ヒューズが取り付け可能に構成されていることを特徴とするヒューズの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、主に自動車用電気回路等に用いられるヒューズ、及び当該ヒューズの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ヒューズは、自動車等に搭載されている電気回路や、電気回路に接続されている各種電装品を保護するために用いられてきた。詳しくは、電気回路中に意図しない過電流が流れた場合に、溶断部が過電流による発熱により溶断して、各種電装品に過度な電流が流れないように保護している。
【0003】
そして、このヒューズは用途に応じて様々な種類があり、例えば、特許文献1のヒューズは、入力端子と、外部端子と、前記入力端子と前記外部端子との間に設けられた溶断部を備えるバスバーと、前記バスバーを覆うハウジングと、を備えている。そして、バスバーに連結されたヒューズ接続端子と、当該ヒューズ接続端子と対をなすヒューズ側外部端子を、バスバーの上方に備えており、そのヒューズ接続端子とヒューズ側外部端子に差し込むようにして、外部ヒューズを取り付けることができる。そのため、自動車の車種や各種電装品の負荷が変更された際は、定格の異なる外部ヒューズを差し替えることで、容易に対応していた。ただ、外部ヒューズを取り付けるための構造(ヒューズ側外部端子など)が、バスバーとは別に設けられているため、外部ヒューズの配置箇所を設計変更する場合は、バスバー側の構造と外部ヒューズを取り付けるための構造の両方を設計変更しなければならず、大変であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-010768号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本願発明は、上記問題に鑑み、外部ヒューズの配置箇所を、容易に尚且つ柔軟に設計変更可能なヒューズ、及び当該ヒューズの製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明のヒューズは、入力端子と、外部端子と、前記入力端子と前記外部端子との間に設けられた回路部及び溶断部を有するバスバーと、前記バスバーの少なくとも一部を覆うハウジングと、を備えるヒューズであって、前記回路部は、溶断部と接続端子を備えた外部ヒューズが取り付け可能に構成されていることを特徴とする。
【0007】
上記特徴によれば、外部ヒューズを回路部に直接取り付ける構成としたことで、回路部の構成を設計変更することにより、外部ヒューズの配置箇所を容易に尚且つ柔軟に変更可能なのである。例えば、図12に示すように、回路部を平坦な板状の構成とすれば、外部ヒューズは外部端子と上下に直線状に配置される。また、図14に示すように、回路部を、折曲部を備えた構成とすれば、回路部の高さが低くなり、外部ヒューズの配置箇所も低くなることから、低背化に寄与する。さらに、図1に示すように、回路部を、略U字状に折り曲げて、相対する本体部と側壁部を備える構成とすれば、回路部の高さがより低くなり、外部ヒューズの配置箇所も更に低くなることから、低背化に寄与する。
【0008】
本願発明のヒューズは、前記回路部の一部には、前記外部ヒューズを取り付け可能な取付用開口が形成されていることを特徴とする。
【0009】
上記特徴によれば、外部ヒューズの位置姿勢がより安定した状態で、外部ヒューズは回路部に接続される。
【0010】
本願発明のヒューズは、前記回路部は、相対する本体部と側壁部を備えていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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