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公開番号2024083686
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197624
出願日2022-12-12
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人個人
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240617BHJP(計算;計数)
要約【課題】サイクリングユーザのコミュニティを好適に拡大でき、以て、人々のライフスタイルの中で、サイクリングを、文化的素養を伴って定着させることができる技術を提供する。
【解決手段】本開示の情報処理装置は、サイクリングユーザのライドデータを管理する情報処理装置である。この情報処理装置は、複数の個人又は/及び複数の集団のライドデータ群を取得することと、ライドデータ群の中から、所定の特性データ又は所定のイベントに関連付けられたライドデータを基礎データとして抽出することと、基礎データに基づいて、該基礎データに対応したサイクリングを行った個人又は集団についてのユーザ体験ストーリーを生成することと、所定のインタフェースを介して閲覧可能に、ユーザ体験ストーリーを配信することと、を実行する制御部を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
サイクリングユーザのライドデータを管理する情報処理装置であって、
複数の個人又は/及び複数の集団のライドデータ群を取得することと、
前記ライドデータ群の中から、所定の特性データ又は所定のイベントに関連付けられたライドデータを基礎データとして抽出することと、
前記基礎データに基づいて、該基礎データに対応したサイクリングを行った個人又は集団についてのユーザ体験ストーリーを生成することと、
所定のインタフェースを介して閲覧可能に、前記ユーザ体験ストーリーを配信することと、
を実行する制御部を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記特性データは、サイクリングの走行距離、又は/及びサイクリングの走行時間、又は/及びサイクリングによる身体的負荷データ、又は/及び走破したサイクリングコースの難易度に基づく経験値であって、
前記制御部は、
前記特性データに基づいてライドレベルを設定し、所定期間において該ライドレベルが所定の閾値以上上昇した個人又は集団についての前記ライドデータを前記基礎データとして抽出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記ライドレベルの上昇に寄与した要因情報を取得することを、更に実行し、
取得した前記要因情報を加えて前記ユーザ体験ストーリーを生成する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
配信された前記ユーザ体験ストーリーに対する所定の反応を取得することと、
前記反応を行った閲覧者に対して、前記ユーザ体験ストーリーの舞台となったサイクリングコース、又は/及び前記ユーザ体験ストーリーにおけるサイクリングの始まりとなったサイクルステーションに関する情報を配信することと、
を更に実行する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記特性データは、サイクリングの走行距離、又は/及びサイクリングの走行時間、又は/及びサイクリングによる身体的負荷データ、又は/及び走破したサイクリングコースの難易度に基づく経験値であって、
前記制御部は、
前記特性データに基づいてライドレベルを設定し、該ライドレベル毎に前記サイクリングユーザをマッチングさせて、集団でサイクリングを行うためのライドグループを生成することを、更に実行する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記ライドグループに属するユーザについて、ユーザ間で行った相互評価に関する評価データを取得することを、更に実行し、
取得した前記評価データを加えて前記ユーザ体験ストーリーを生成する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
サイクリングユーザのライドデータを管理する情報処理方法であって、
コンピュータが、
複数の個人又は/及び複数の集団のライドデータ群を取得することと、
前記ライドデータ群の中から、所定の特性データ又は所定のイベントに関連付けられたライドデータを基礎データとして抽出することと、
前記基礎データに基づいて、該基礎データに対応したサイクリングを行った個人又は集団についてのユーザ体験ストーリーを生成することと、
所定のインタフェースを介して閲覧可能に、前記ユーザ体験ストーリーを配信することと、
を実行する情報処理方法。
【請求項8】
サイクリングユーザのライドデータを管理する情報処理プログラムであって、
コンピュータに、
複数の個人又は/及び複数の集団のライドデータ群を取得することと、
前記ライドデータ群の中から、所定の特性データ又は所定のイベントに関連付けられたライドデータを基礎データとして抽出することと、
前記基礎データに基づいて、該基礎データに対応したサイクリングを行った個人又は集団についてのユーザ体験ストーリーを生成することと、
所定のインタフェースを介して閲覧可能に、前記ユーザ体験ストーリーを配信することと、
を実行させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サイクリングユーザのライドデータを管理する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、サイクリングは、環境と健康に優しいスポーツとして、地球温暖化の進展や超高齢化社会の到来と健康寿命伸長の要請から、その価値が見直されている。
【0003】
そして、サイクリングは、健康寿命を伸ばす有酸素運動としての素晴らしい機能的価値を有しているが、この点のみに着目すると、孤独な耐久トレーニングと捉えられてしまうことがある。そこで、このような有酸素運動にゲーム感覚をとり入れることが知られている。
【0004】
例えば、特許文献1には、定置式自転車において、インターネットに接続する対戦相手とオンラインによるサイクリングレースをしながらトレーニングすることを可能にする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-87417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
サイクリングには、健康寿命を伸ばす有酸素運動としての素晴らしい「機能的価値」と、自然の中で自己との対話を繰り返すことで自己実現欲求を充足する「情緒的価値」があり、スポーツやレジャーとして大きなポテンシャルを秘めている。しかしながら、例えば、サイクリング業界における機材販売やハード中心の業界慣行は、女性を含む幅広い顧客層にサイクリングの有する「情緒的価値」を促すまでに至っておらず、人々がライフスタイルの中にサイクリングを取り入れ、或いはそのきっかけとなるコミュニティを形成するのに資するソフト面のコンテンツやサービスの提供者が乏しいことが要因となって、このような素晴らしいサイクリングの世界に対して、人々がエントリーバリアを感じ、言わば目に見えぬカスタマー・ペインが置き去りのままにされてしまっている事態が生じている。
【0007】
ここで、特許文献1に記載の技術によれば、根気と努力を要する有酸素運動としての「機能的価値」を継続して得られるよう、定置式自転車にオンラインの対戦相手とのサイクリングレースというゲーム感覚をとり入れることで、サイクリング運動を大勢の人と一緒に楽しむことが可能になるようにも思われる。しかしながら、当該技術は、人々がライフスタイルの中で思い思いのサイクリングの物語を描くといった「情緒的価値」を含むものではない。そのため、サイクリングを人々のライフスタイルの中に広め、環境と健康に優しいサイクリングの社会認知度を拡大させることまではできない。このように、人々のライフスタイルの中で、サイクリングを、文化的素養を伴って定着させるための技術については、未だ改善の余地を残すものである。
【0008】
本開示の目的は、サイクリングユーザのコミュニティを好適に拡大でき、以て、人々のライフスタイルの中で、サイクリングを、文化的素養を伴って定着させることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の情報処理装置は、サイクリングユーザのライドデータを管理する情報処理装置である。そして、この情報処理装置は、複数の個人又は/及び複数の集団のライドデータ群を取得することと、前記ライドデータ群の中から、所定の特性データ又は所定のイベントに関連付けられたライドデータを基礎データとして抽出することと、前記基礎データに基づいて、該基礎データに対応したサイクリングを行った個人又は集団についてのユーザ体験ストーリーを生成することと、所定のインタフェースを介して閲覧可能に、前記ユーザ体験ストーリーを配信することと、を実行する制御部を備える。
【0010】
上記の情報処理装置では、サイクリングユーザのライドデータからそのサイクリングに関するユーザ体験ストーリーが生成され、更にそれが配信されることで、サイクリングの魅力を「機能的価値」と「情緒的価値」の両方の面から発信することができる。詳しくは、ライドデータに含まれるサイクリングの「機能的価値」が、ストーリーという「情緒的価値」を伴って発信されることになる。そうすると、これを閲覧するユーザに対して、サイクリングの魅力発信によりサイクリングの世界へのエントリーバリアが取り除かれ、サイクリングのコミュニティに誘引することができ、その結果、サイクリングユーザのコミュニティを好適に拡大させることができる。例えば、上記を閲覧したユーザがサイクリングユーザのコミュニティに参加し、次は、自らのサイクリングのユーザ体験ストーリーが発信されたり、また、コミュニティにおいて、語り合い、助け合い、コミュニティそのものに対するオーナーシップを感ずることでサイクリングの奥行きが増したりすることで、ひいては、サイクリングがライフスタイルとして社会に浸透していく。
(【0011】以降は省略されています)

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