TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024083228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2023125411
出願日2023-08-01
発明の名称印刷回路基板およびその製造方法
出願人サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
代理人弁理士法人共生国際特許事務所
主分類H05K 3/28 20060101AFI20240613BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】ワイヤボンディング環境に適した導電層の厚さを確保できる印刷回路基板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による印刷回路基板は、対向する第1面および第2面を有する絶縁層と、絶縁層に埋め込まれ、第1面から陥没して配置された表面を有する第1接続パッドと、第1接続パッド上に位置し、一部が絶縁層に埋め込まれ、他の一部が絶縁層の第1面から突出した導電層と、絶縁層の第1面に位置し、導電層の高さと同一であるか、より低い表面を有する第1ソルダレジスト層とを含む。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
対向する第1面および第2面を有する絶縁層と、
前記絶縁層に埋め込まれ、前記第1面から陥没して配置された表面を有する第1接続パッドと、
前記第1接続パッド上に位置し、一部が前記絶縁層に埋め込まれ、他の一部が前記絶縁層の前記第1面から突出した導電層と、
前記絶縁層の前記第1面に位置し、前記導電層の表面と高さが同一であるか、またはより低い表面を有する第1ソルダレジスト層と、
を含むことを特徴とする印刷回路基板。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記導電層の側面は、前記第1ソルダレジスト層と接触する部分を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷回路基板。
【請求項3】
前記導電層は、前記第1ソルダレジスト層の表面よりも突出し、
前記導電層の突出した厚さは、前記第1ソルダレジスト層の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の印刷回路基板。
【請求項4】
前記導電層は、前記第1接続パッド上に位置するニッケル(Ni)導電層と、前記ニッケル(Ni)導電層上に位置する金(Au)導電層とをさらに含み、
前記ニッケル導電層は、前記絶縁層の前記第1面よりも低い高さで前記第1接続パッドと接することを特徴とする請求項1に記載の印刷回路基板。
【請求項5】
前記ニッケル導電層の厚さは、前記第1ソルダレジスト層の厚さよりも厚いことを特徴とする請求項4に記載の印刷回路基板。
【請求項6】
前記ニッケル導電層は、前記第1ソルダレジスト層の表面よりも突出したことを特徴とする請求項4に記載の印刷回路基板。
【請求項7】
前記導電層が前記第1接続パッドと接する部分において、前記導電層の幅は、前記第1接続パッドの幅と同一であることを特徴とする請求項1に記載の印刷回路基板。
【請求項8】
前記第1ソルダレジスト層に埋め込まれた前記導電層部分の幅と、前記第1ソルダレジスト層から突出した前記導電層部分の幅とが互いに同一であることを特徴とする請求項1に記載の印刷回路基板。
【請求項9】
前記導電層は、前記第1接続パッド上に位置するニッケル(Ni)導電層と、前記ニッケル(Ni)導電層上に位置する金(Au)導電層とをさらに含み、
前記金導電層の幅は、前記ニッケル導電層の幅と同一であることを特徴とする請求項8に記載の印刷回路基板。
【請求項10】
前記絶縁層上において複数の前記導電層が互いに隣接して配置され、前記互いに隣接した複数の導電層の間に前記第1ソルダレジスト層が配置されたことを特徴とする請求項1に記載の印刷回路基板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷回路基板およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
電子産業の発達に伴い電子機器が次第に高性能化されるにつれ、半導体パッケージは小型化/薄型化されると同時に高密度化されることが要求されている。パッケージの高密度化のために実装されるICの個数増加に伴いI/O接続端子の個数も増加し、これによって、ボンディングパッドピッチが減少した微細回路実現のための工程能力の確保が必要になってきている。
【0003】
現在の高密度パッケージにおけるIC実装方法は、ワイヤボンディング方式と、フリップボンディング方式とが使用されている。I/O接続端子の個数が一定水準以上増加すると、実装時にかかる費用が考慮されてフリップボンディング方式が好まれている。しかし、ワイヤボンディングチップを実装する場合にも、微細回路で実現されたボンドフィンガーは必要になり、さらに、ワイヤボンディング環境を整えるようにニッケル導電層の適正な厚さを確保することが必要になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-29637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、ワイヤボンディングチップの実装のためのボンドフィンガーを微細回路で実現しながらも、ワイヤボンディング環境に適した導電層の厚さを確保できる印刷回路基板およびその製造方法を提供することにある。
【0006】
しかし、本発明が解決しようとする課題は上述した課題に限定されず、本発明に含まれている技術的思想の範囲で多様に拡張可能である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による印刷回路基板は、対向する第1面および第2面を有する絶縁層と、前記絶縁層に埋め込まれ、前記第1面から陥没して配置された表面を有する第1接続パッドと、前記第1接続パッド上に位置し、一部が前記絶縁層に埋め込まれ、他の一部が前記絶縁層の前記第1面から突出した導電層と、前記絶縁層の前記第1面に位置し、前記導電層の高さと同一であるか、より低い表面を有する第1ソルダレジスト層とを含む。
【0008】
前記導電層の側面は、前記第1ソルダレジスト層と接触する部分を有し得る。
前記導電層は、前記第1ソルダレジスト層の表面よりも突出し、前記導電層の突出した厚さは、前記第1ソルダレジスト層の厚さよりも厚いことが好ましい。
前記導電層は、前記第1接続パッド上に位置するニッケル(Ni)導電層と、前記ニッケル(Ni)導電層上に位置する金(Au)導電層とをさらに含み、前記ニッケル導電層は、前記絶縁層の前記第1面よりも低い高さで前記第1接続パッドと接することが好ましい。
前記ニッケル導電層の厚さは、前記第1ソルダレジスト層の厚さよりも厚いことが好ましい。
前記ニッケル導電層は、前記第1ソルダレジスト層の表面よりも突出することが好ましい。
前記導電層が前記第1接続パッドと接する部分において、前記導電層の幅は、前記第1接続パッドの幅と同一であってもよい。
前記第1ソルダレジスト層に埋め込まれる前記導電層部分の幅と、前記第1ソルダレジスト層から突出した前記導電層部分の幅とが互いに同一であってもよい。
前記導電層は、前記第1接続パッド上に位置するニッケル(Ni)導電層と、前記ニッケル(Ni)導電層上に位置する金(Au)導電層とをさらに含み、前記金導電層の幅は、前記ニッケル導電層の幅と同一であってもよい。
前記絶縁層上において複数の前記導電層が互いに隣接して配置され、前記互いに隣接した複数の導電層の間に前記第1ソルダレジスト層が配置され得る。
前記第1接続パッドは、ワイヤボンディングパッド用ボンドフィンガーを構成し得る。
前記半導体パッケージ用印刷回路基板は、前記絶縁層の前記第2面上に位置する第2接続パッドと、前記絶縁層の前記第2面において前記第2接続パッドの周囲に配置された第2ソルダレジスト層とをさらに含み得る。
前記第1ソルダレジスト層は、前記第2ソルダレジスト層よりも厚さが薄いことが好ましい。
前記絶縁層は、複数の絶縁層を含み、前記複数の絶縁層は、それぞれ回路層を含んでもよい。
前記印刷回路基板は、前記絶縁層に埋め込まれて前記回路層に連結され、前記絶縁層の厚さ方向に延びるビアをさらに含み得る。
【0009】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による印刷回路基板の製造方法は、対向する第1面および第2面を有する絶縁層に埋め込まれた第1接続パッドを含む埋め込みパターン基板を形成する段階と、前記絶縁層の前記第1面上に前記第1接続パッドを覆うように第1ソルダレジスト層を形成する段階と、前記第1接続パッドを露出させるように前記第1ソルダレジスト層に第1開口部をパターニングする段階と、メッキ工程を行って前記第1開口部に導電層を形成する段階と、前記第1ソルダレジスト層を薄型化(thinning)する段階を含む。
【0010】
前記第1ソルダレジスト層を薄型化する段階は、前記導電層を前記第1ソルダレジスト層の表面よりも突出させる段階をさらに含み得る。
前記導電層の突出した厚さは、前記第1ソルダレジスト層の厚さよりも厚く形成されることが好ましい。
前記導電層を形成する段階は、前記第1接続パッド上にニッケル(Ni)導電層を形成し、前記ニッケル導電層上に金(Au)導電層を形成する段階を含み得る。
前記第1ソルダレジスト層を薄型化する段階は、前記ニッケル導電層の厚さが前記第1ソルダレジスト層の厚さよりも厚くなるようにする段階を含むことが好ましい。
前記第1ソルダレジスト層を薄型化する段階は、前記ニッケル導電層を前記第1ソルダレジスト層の表面よりも高く突出させる段階をさらに含むことが好ましい。
前記第1ソルダレジスト層に前記第1開口部をパターニングする段階は、複数の前記第1開口部を互いに隣り合って位置するように形成する段階を含み得る。
前記第1ソルダレジスト層を薄型化する段階は、前記第1ソルダレジスト層をレーザを用いた物理的工程で薄型化する段階を含んでもよい。
前記第1ソルダレジスト層を薄型化する段階は、前記第1ソルダレジスト層を薬品を用いた化学的工程で薄型化する段階を含んでもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

イビデン株式会社
配線基板
9日前
株式会社カネカ
製造システム
2か月前
コーセル株式会社
部品ホルダ
1か月前
オムロン株式会社
基板
22日前
富士通株式会社
基板連結構造
1か月前
シャープ株式会社
装置
1か月前
株式会社エイム
半田配置方法
24日前
東レ株式会社
配線付き基材の製造方法
1か月前
中部電力株式会社
ホルダ
2か月前
個人
電流駆動型素子の電流制御器
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
18日前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
4日前
イビデン株式会社
プリント配線板
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
2か月前
レボックス株式会社
照明装置
1か月前
レボックス株式会社
照明装置
1か月前
リンナイ株式会社
加熱調理器
2か月前
アイホン株式会社
電気機器設置構造
26日前
レボックス株式会社
光源装置
1か月前
コックス株式会社
自動点灯制御一体化ランプ
2か月前
日東電工株式会社
配線回路基板
1か月前
日東電工株式会社
配線回路基板
2日前
株式会社クラベ
コード状ヒータと面状ヒータ
25日前
星和電機株式会社
シート状電波吸収体
1か月前
キヤノン株式会社
有機発光素子
2か月前
東芝ライテック株式会社
照明器具
2日前
株式会社ベスト
照明装置用センサ
2か月前
カヤバ株式会社
回路ユニットの製造方法
1か月前
株式会社デンソー
回路基板
2か月前
住友電装株式会社
サービスカバー
1か月前
日本特殊陶業株式会社
電波吸収体
12日前
富士フイルム株式会社
外部接続端子
22日前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
2か月前
株式会社ルミカ
発光具
1か月前
ニデック株式会社
冷媒循環装置及び電子機器
1か月前
続きを見る