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公開番号2024082434
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196282
出願日2022-12-08
発明の名称無人搬送システム
出願人株式会社FUJI
代理人弁理士法人 共立特許事務所
主分類H05K 13/02 20060101AFI20240613BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】一つの台車によって複数種類の物品を搬送して交換対象の装置との間で物品を交換可能な無人搬送システムを開示する。
【解決手段】無人搬送システムは、台車と、アタッチメントと、走行装置とを備える。台車は、基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に使用される物品であって交換可能な複数種類の物品のうちの少なくとも一種類の特定物品を交換対象の装置との間で自動交換可能な交換部を備える。アタッチメントは、複数種類の物品のうちの特定物品以外の一般物品の種類に応じて設けられ、交換部に取り付け可能である。走行装置は、自動走行して台車を搬送する。台車が特定物品を交換物品として搬送する場合には、交換部が交換物品の交換を行い、台車が一般物品を交換物品として搬送する場合には、交換部が交換物品の種類に応じたアタッチメントを取り付けた状態で交換物品の交換を行う。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に使用される物品であって交換可能な複数種類の物品のうちの少なくとも一種類の特定物品を交換対象の装置との間で自動交換可能な交換部を備える台車と、
前記複数種類の物品のうちの前記特定物品以外の一般物品の種類に応じて設けられ、前記交換部に取り付け可能なアタッチメントと、
自動走行して前記台車を搬送する走行装置と、
を具備し、
前記台車が前記特定物品を交換物品として搬送する場合には、前記交換部が前記交換物品の交換を行い、前記台車が前記一般物品を前記交換物品として搬送する場合には、前記交換部が前記交換物品の種類に応じた前記アタッチメントを取り付けた状態で前記交換物品の交換を行う無人搬送システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記交換部は、前記交換対象の装置との間で前記特定物品を交換する場合に、前記特定物品または前記特定物品を収容する特定収容ラックを前記交換対象の装置との間で移動させる搬送コンベアである請求項1に記載の無人搬送システム。
【請求項3】
前記アタッチメントは、
前記一般物品または前記一般物品を収容する一般収容ラックである収納物を収納可能な収納部と、
前記収納部を支持する部材であって前記交換部に取り付け可能な台座部と、
を備える請求項1または請求項2に記載の無人搬送システム。
【請求項4】
前記交換対象の装置との間で前記一般物品を交換する場合に、交換する前記収納物を収納可能な前記収納部を備える前記アタッチメントに、前記交換部を使用して取り換える準備部を備える請求項3に記載の無人搬送システム。
【請求項5】
前記台座部が前記交換部の所定位置に固定された状態で、前記交換対象の装置に前記収納物を移動させる移動部を備える請求項4に記載の無人搬送システム。
【請求項6】
前記台座部は、前記交換部に収まるように、幅寸法および奥行き寸法が設定されている請求項3に記載の無人搬送システム。
【請求項7】
前記台座部は、前記交換対象の装置との間で前記収納物を移動可能な高さ寸法に設定されている固定部材、または、前記交換対象の装置との間で前記収納物を移動可能に前記収納部の高さを調整可能な可動部材である請求項3に記載の無人搬送システム。
【請求項8】
前記アタッチメントは、前記収納部と前記台座部が一体に形成されている一体部材、または、前記収納部と前記台座部が着脱可能に固定されている結合部材である請求項3に記載の無人搬送システム。
【請求項9】
前記アタッチメントは、前記台座部が前記交換部の所定位置に固定された場合に前記収納物の重心と前記走行装置の重心とを結ぶ仮想直線が鉛直方向に沿うように、前記台座部に対する前記収納部の相対位置が設定されている請求項3に記載の無人搬送システム。
【請求項10】
前記特定物品は、前記基板に装着する部品を収容するキャリアテープが巻回されているフィーダであり、
前記一般物品は、前記基板にはんだを印刷する印刷機のマスクである請求項1に記載の無人搬送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、無人搬送システムに関する技術を開示する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の物品搬送システムは、対基板作業機に使用される物品を無人搬送車によって目的のステーションに搬送する。搬送する物品は、フィーダに限定されず、無人搬送車は、トレイ、ノズル、印刷機で使用されるスキージなどの種々の物品を搬送することができる。
【0003】
特許文献2に記載の無人搬送車は、無人搬送車と被牽引車とが特定の相対的位置関係を維持するように、被牽引車と係合し得る連結部材と、無人搬送車の底面に設けられマーカ磁気テープを検知可能な前方センサとを備えている。無人搬送車は、被牽引車を定置位置に置くために、後退して被牽引車を後方へ押し込みながらマーカ磁気テープ上を通った後に、所定距離だけ前進して、前方センサによってマーカ磁気テープの前端を検知して停止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2021/144866号
特開2020-44859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、対基板作業機に使用される物品の種類に応じて、物品の外形寸法や交換対象の装置との間で交換する際の交換方法が異なる場合がある。そのため、一つの台車によって複数種類の物品を搬送して交換対象の装置との間で物品を交換することが困難な場合がある。
【0006】
このような事情に鑑みて、本明細書は、一つの台車によって複数種類の物品を搬送して交換対象の装置との間で物品を交換可能な無人搬送システムを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書は、台車と、アタッチメントと、走行装置とを備える無人搬送システムを開示する。前記台車は、基板に所定の対基板作業を行う対基板作業機に使用される物品であって交換可能な複数種類の物品のうちの少なくとも一種類の特定物品を交換対象の装置との間で自動交換可能な交換部を備える。前記アタッチメントは、前記複数種類の物品のうちの前記特定物品以外の一般物品の種類に応じて設けられ、前記交換部に取り付け可能である。前記走行装置は、自動走行して前記台車を搬送する。前記台車が前記特定物品を交換物品として搬送する場合には、前記交換部が前記交換物品の交換を行い、前記台車が前記一般物品を前記交換物品として搬送する場合には、前記交換部が前記交換物品の種類に応じた前記アタッチメントを取り付けた状態で前記交換物品の交換を行う。
【0008】
なお、本明細書には、願書に最初に添付した特許請求の範囲(以下、当初特許請求の範囲という。)に記載の請求項5において、「請求項4に記載の無人搬送システム」を「請求項3または請求項4に記載の無人搬送システム」に変更した技術的思想が開示されている。また、本明細書には、当初特許請求の範囲に記載の請求項6において、「請求項3に記載の無人搬送システム」を「請求項3~請求項5のいずれか一項に記載の無人搬送システム」に変更した技術的思想が開示されている。さらに、本明細書には、当初特許請求の範囲に記載の請求項7において、「請求項3に記載の無人搬送システム」を「請求項3~請求項6のいずれか一項に記載の無人搬送システム」に変更した技術的思想が開示されている。
【0009】
また、本明細書には、当初特許請求の範囲に記載の請求項8において、「請求項3に記載の無人搬送システム」を「請求項3~請求項7のいずれか一項に記載の無人搬送システム」に変更した技術的思想が開示されている。さらに、本明細書には、当初特許請求の範囲に記載の請求項9において、「請求項3に記載の無人搬送システム」を「請求項3~請求項8のいずれか一項に記載の無人搬送システム」に変更した技術的思想が開示されている。また、本明細書には、当初特許請求の範囲に記載の請求項10において、「請求項1に記載の無人搬送システム」を「請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の無人搬送システム」に変更した技術的思想が開示されている。
【発明の効果】
【0010】
上記の無人搬送システムによれば、一つの台車によって複数種類の物品を搬送して交換対象の装置との間で物品を交換することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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