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公開番号2024085571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200153
出願日2022-12-15
発明の名称ラッチ回路、それを用いた車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人,個人,個人
主分類H05B 47/16 20200101AFI20240620BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】時間のばらつきを低減したラッチ回路を提供する。
【解決手段】第1キャパシタC1は、第1端が接地される。充電経路430は、第1キャパシタC1の第2端と接続され、第1キャパシタC1を充電する。入力回路410は、第1キャパシタC1の第2端と接続され、入力信号INがネゲートの状態において第1キャパシタC1から接地への放電経路を形成する。オペアンプOA1は、反転入力に基準電圧VTHを受ける。ダイオードD1は、第1キャパシタC1の第2端とオペアンプOA1の非反転入力の間に接続される。第1抵抗R1は、オペアンプOA1の非反転入力とオペアンプOA1の出力の間に接続される。出力回路420は、オペアンプOA1の出力の信号に応じた出力信号を出力ノードOUTに発生する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力信号を受ける入力ノードと、
出力ノードと、
第1端が接地された第1キャパシタと、
前記第1キャパシタの第2端と接続され、前記第1キャパシタを充電する充電経路と、
前記第1キャパシタの前記第2端と接続され、前記入力信号がネゲートの状態において前記第1キャパシタから接地への放電経路を形成する入力回路と、
反転入力に基準電圧を受けるオペアンプと、
前記第1キャパシタの前記第2端と前記オペアンプの非反転入力の間に接続されたダイオードと、
前記オペアンプの前記非反転入力と前記オペアンプの出力の間に接続された第1抵抗と、
を備え、
前記オペアンプの前記出力の信号に応じた出力信号を前記出力ノードに発生する出力回路と、
を備えることを特徴とするラッチ回路。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記充電経路は、電源ラインと前記第1キャパシタの前記第2端の間に接続された第2抵抗を含むことを特徴とする請求項1に記載のラッチ回路。
【請求項3】
前記入力信号は、アサートがロー、ネゲートがオープン状態であり、
前記入力回路は、
前記第1キャパシタの前記第2端と接地の間に直列に設けられた第3抵抗および第1トランジスタと、
第1端が接地され、第2端が前記第1トランジスタの制御電極と接続された第2キャパシタと、
電源ラインと前記第2キャパシタの前記第2端の間に接続された第4抵抗と、
前記入力ノードと前記第2キャパシタの前記第2端の間に接続された第5抵抗と、
を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のラッチ回路。
【請求項4】
前記入力信号は、アサートがオープン状態、ネゲートがローであり、
前記入力回路は、
前記入力ノードと前記第1キャパシタの前記第2端の間に接続された第3抵抗を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のラッチ回路。
【請求項5】
前記出力信号は、アサートがハイ、ネゲートがローであり、
前記出力回路は、
前記オペアンプの前記出力と接地の間に接続された第3キャパシタと、
電源ラインと前記オペアンプの前記出力の間に接続された第6抵抗と、
を含み、前記オペアンプの前記出力は前記出力ノードと接続されることを特徴とする請求項1または2に記載のラッチ回路。
【請求項6】
前記出力信号は、アサートがロー、ネゲートがハイであり、
前記出力回路は、
前記オペアンプの前記出力と接地の間に接続された第3キャパシタと、
電源ラインと前記オペアンプの前記出力の間に接続された第6抵抗と、
一端が接地され、他端が前記出力ノードと接続され、制御電極が前記オペアンプの前記出力と接続された第2トランジスタと、
電源ラインと前記出力ノードの間に接続された第7抵抗と、
前記出力ノードと接地の間に接続された第8抵抗と、
を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のラッチ回路。
【請求項7】
前記入力回路は、複数の入力信号を受け、前記複数の入力信号のすべてがネゲートの状態において、前記第1キャパシタからの前記放電経路を形成することを特徴とする請求項1または2に記載のラッチ回路。
【請求項8】
ディスクリート部品で構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のラッチ回路。
【請求項9】
半導体発光素子と、
前記半導体発光素子を点灯するとともに、異常を検出すると、フォルト信号をアサートする点灯回路と、
前記フォルト信号がアサートされると、停止信号をアサートするラッチ回路と、
を備え、
前記ラッチ回路は、請求項1または2に記載のラッチ回路であることを特徴とする車両用灯具。
【請求項10】
ロービーム用の第1半導体発光素子と、
ロービーム用の第2半導体発光素子と、
前記第1半導体発光素子を点灯するとともに、異常を検出すると、第1フォルト信号をアサートする第1点灯回路と、
前記第2半導体発光素子を点灯するとともに、異常を検出すると、第2フォルト信号をアサートする第2点灯回路と、
前記第1フォルト信号と前記第2フォルト信号の少なくとも一方がアサートされると、停止信号をアサートするラッチ回路と、
を備え、
前記第1点灯回路および前記第2点灯回路は、前記停止信号のアサートに応答して、前記第1半導体発光素子および前記第2半導体発光素子を消灯し、
前記ラッチ回路は、請求項7に記載のラッチ回路であることを特徴とする車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、タイマー付きのラッチ回路に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
異常検出や回路保護のために、あるデジタル信号(フラグ)を監視し、当該デジタル信号がアサートされた状態が所定時間継続すると、出力をラッチするラッチ回路が使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-266723号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は係る状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、時間のばらつきを低減したラッチ回路の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のある態様のラッチ回路は、入力信号を受ける入力ノードと、出力ノードと、第1端が接地された第1キャパシタと、第1キャパシタの第2端と接続され、第1キャパシタを充電する充電経路と、第1キャパシタの第2端と接続され、入力信号がネゲートの状態において第1キャパシタから接地への放電経路を形成する入力回路と、反転入力に基準電圧を受けるオペアンプと、第1キャパシタの第2端とオペアンプの非反転入力の間に接続されたダイオードと、オペアンプの非反転入力とオペアンプの出力の間に接続された第1抵抗と、を備える。オペアンプの出力の信号に応じた出力信号を出力ノードに発生する出力回路と、を備える。
【0006】
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明あるいは本開示の態様として有効である。さらに、この項目(課題を解決するための手段)の記載は、本発明の欠くべからざるすべての特徴を説明するものではなく、したがって、記載されるこれらの特徴のサブコンビネーションも、本発明たり得る。
【発明の効果】
【0007】
本開示のある態様によれば、入力信号がアサートされてから出力信号がアサートされるまでの時間のばらつきを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るラッチ回路の回路図である。
図1のラッチ回路の動作波形図である。
実施例1に係るラッチ回路の回路図である。
実施例2に係るラッチ回路の回路図である。
実施例3に係るラッチ回路の回路図である。
実施例4に係るラッチ回路の回路図である。
車両用灯具のブロック図である。
別の実施例に係る車両用灯具のブロック図である。
図8の車両用灯具のロービーム配光の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態の概要)
本開示のいくつかの例示的な実施形態の概要を説明する。この概要は、後述する詳細な説明の前置きとして、実施形態の基本的な理解を目的として、1つまたは複数の実施形態のいくつかの概念を簡略化して説明するものであり、発明あるいは開示の広さを限定するものではない。この概要は、考えられるすべての実施形態の包括的な概要ではなく、すべての実施形態の重要な要素を特定することも、一部またはすべての態様の範囲を線引きすることも意図していない。便宜上、「一実施形態」は、本明細書に開示するひとつの実施形態(実施例や変形例)または複数の実施形態(実施例や変形例)を指すものとして用いる場合がある。
【0010】
一実施形態に係るラッチ回路は、入力信号を受ける入力ノードと、出力ノードと、第1端が接地された第1キャパシタと、第1キャパシタの第2端と接続され、第1キャパシタを充電する充電経路と、第1キャパシタの第2端と接続され、入力信号がネゲートの状態において第1キャパシタから接地への放電経路を形成する入力回路と、第1キャパシタの第2端の電圧を受ける非反転入力、基準電圧を受ける反転入力を有するオペアンプと、オペアンプの非反転入力とオペアンプの出力の間に接続された第1抵抗と、を備える。オペアンプの出力の信号に応じた出力信号を出力ノードに発生する出力回路と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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