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公開番号2024081882
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195414
出願日2022-12-07
発明の名称電気接続箱
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20240612BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】組立時の作業性を向上させることができる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、第二端子3が第一端子2に完全接触した状態で、第一ハウジング4と第二ハウジング5との間に介在する筒状の補助ハウジング6を備える。補助ハウジング6は、当該補助ハウジング6が第一ハウジング4の開口4a側に配置された状態で、第一ハウジング4との間に第一端子2を位置決めして保持する保持部52と、第二端子3を第一端子2に向けて案内する案内部53と有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
筒状に形成され、一方の開口から導電性を有する第一端子を収容する第一ハウジングと、
前記第一端子に接触して電気的に接続される第二端子を保持し、かつ前記開口を覆う蓋状の第二ハウジングと、
前記第二端子が前記第一端子に完全接触した状態で、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとの間に介在する筒状の補助ハウジングと、を備え、
前記補助ハウジングは、
当該補助ハウジングが前記第一ハウジングの前記開口側に配置された状態で、前記第一ハウジングとの間に前記第一端子を位置決めして保持する保持部と、
前記第二端子を前記第一端子に向けて案内する案内部と、有する、
ことを特徴とする電気接続箱。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記案内部は、
前記補助ハウジングの前記第二ハウジング側の開口から前記第一ハウジング側に向けて開口幅が徐々に狭くなるように形成される、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記保持部は、
前記第一ハウジングに対する前記第一端子の前記第二端子の抜去方向への前記第一端子の移動を規制する、
請求項1または2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記保持部は、
前記第一ハウジングに対する前記第一端子の前記第二端子の挿抜方向と交差する方向への前記第一端子の移動を規制する、
請求項1または2に記載の電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載され、当該車両のモータ等の制御回路に接続される電気接続箱がある。例えば、特許文献1には、ブロックに対して、電子部品の端子部が第一方向の他方側から差し込まれる際に、キャビティの第一方向の他方側の端部が当該端子部を拾うように構成される電気接続箱が記載されている。また、特許文献2には、コネクタハウジングに第二の側方支持リブを設け、これら一対の側方支持リブで接続端子の接続部を幅方向の両側から挟むように構成される電気接続箱が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-51876号公報
特開2014-3854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の電気接続箱では、当該電気接続箱の組立の際に、メス端子のガタつきによるオス端子との干渉があることから、組立作業性の点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、組立時の作業性を向上させることができる電気接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、筒状に形成され、一方の開口から導電性を有する第一端子を収容する第一ハウジングと、前記第一端子に接触して電気的に接続される第二端子を保持し、かつ前記開口を覆う蓋状の第二ハウジングと、前記第二端子が前記第一端子に完全接触した状態で、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとの間に介在する筒状の補助ハウジングと、を備え、前記補助ハウジングは、当該補助ハウジングが前記第一ハウジングの前記開口側に配置された状態で、前記第一ハウジングとの間に前記第一端子を位置決めして保持する保持部と、前記第二端子を前記第一端子に向けて案内する案内部と、有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電気接続箱によれば、組立時の作業性を向上させることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。
図2は、図1に示す電気接続箱の概略構成を示す分解斜視図である。
図3は、図1に示す電気接続箱の要部を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る電気接続箱の実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
【0010】
[実施形態]
図1、図2、図3に示す本実施形態に係る電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載され、制御用回路(不図示)とモータ(不図示)との間に介在して、それらを互いに電気的に接続するものである。電気接続箱1は、例えば、ワイヤハーネスWHに組み込まれる。ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各装置に接続するようにしたものである。
(【0011】以降は省略されています)

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