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公開番号2024081810
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2021066219
出願日2021-04-09
発明の名称UE(User Equipment)
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04W 76/10 20180101AFI20240612BHJP(電気通信技術)
要約【課題】5GSにおいて、ネットワークスライスに関する情報の管理に関する機能を実現するための通信手段を提供する。
【解決手段】移動通信システムにおける登録手続きであって、UE_A10は、new AMF141に登録要求メッセージを含むRRCメッセージを、5G AN120に送信する。5G ANは、受信したRRCメッセージから登録要求メッセージを取り出し、選択したnew AMFに、登録要求メッセージを転送する。new AMFは、登録要求メッセージを受信した場合、ネットワークがUEの要求を受諾するか否かを判別する第1の条件判別を実行し、第1の条件判別が真の場合、UEコンテキストоld AMF142に要求し、UEコンテキストをоld AMFから受信し、UEコンテキストの受信に基づき、UEへ制御メッセージを送信し、5G ANを介して登録完了メッセージを受信する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
UE(User Equipment)であって、送受信部と記憶部とを備え、
前記記憶部は、Configured NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)と、前記Configured NSSAIのマップドS-NSSA(Single Network Slice Selection Assistance Information)Iを含める第1のリストと、を記憶し、
前記送受信部は、第1のS-NSSAIと、第1のマップドS-NSSAIと、を含めた登録要求メッセージに含めて送信し、
ここで、
第1の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIも第2の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIも記憶されず、前記S-NSSAIは第1の前記拒絶NSSAIにも、前記第2の拒絶NSSAIにも、第3のNSSAIにも、含まれない、又は
前記第1の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIまたは前記第2の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIが記憶され、前記S-NSSAIは、前記第1の拒絶NSSAI又は、前記第2の拒絶NSSAIに含まれ、更に前記UEは、前記第1の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIのリストにも前記第２の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIのリストにも含まれない、一又は複数のマップドS-NSSAIを前記第1のリストに記憶している、
ことを特徴とするUE。
続きを表示（約 830 文字）【請求項２】
前記第1のマップドS-NSSAIは、前記第1の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIのリストにも前記第２の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIのリストにも含まれない、
ことを特徴とする請求項1記載のUE。
【請求項３】
UE(User Equipment)であって、
記憶部と制御部と、を備え、
前記制御部は前記記憶部を制御し、
前記記憶部は
第1の拒絶NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)、及び/又は第2の拒絶NSSAIと、
前記第1の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)のリストまたは前記第2の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIのリストと、を記憶し、
Configured NSSAIと前記Configured NSSAIのマップドS-NSSAIのリストを記憶し、
前記記憶部は、更に
前記第1の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIのリストまたは前記第2の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIのリストに含まれず、前記Configured NSSAIのマップドS-NSSAIのリストに含まれる第1のマップドS-NSSAIを前記UEが記憶する場合、前記第1のマップドS-NSSAIがマップされたS-NSSAIを、登録要求メッセージに含めることができるS-NSSAIとして、記憶する、
ことを特徴とするUE。
【請求項４】
前記第1のマップドS-NSSAIは、前記第1の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIのリストにも前記第2の拒絶NSSAIのマップドS-NSSAIのリストにも含まれない、
ことを特徴とする請求項3記載のUE。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、UE(User Equipment)に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
近年の移動通信システムの標準化活動を行う3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、LTE(Long Term Evolution)のシステムアーキテクチャであるSAE(System Architecture Evolution)の検討を行っている。
【０００３】
また、近年3GPPでは、次世代移動通信システムである5G (5th Generation) 移動通信システムの次世代通信技術やシステムアーキテクチャの検討も行っており、特に、5G移動通信システムを実現するシステムとして、5GS(5G System)の仕様化を行っている(非特許文献1、及び非特許文献2参照)。5GSでは、多種多様な端末をセルラーネットワークに接続する為の技術課題を抽出し、解決策を仕様化している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
3GPP TS 24.501 V17.2.0 (2021-03); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3 (Release 17)
3GPP TR 23.700-40 V17.0.0 (2021-03); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on enhancement of network slicing; Phase 2 (Release 17)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
5GS(5G System)では、多種多様なサービスを提供するために、新たなコアネットワークである5GCN(5G Core Network)が検討されている。
【０００６】
さらに、5Gでは、特定のサービスタイプや、特定のグループの為に、特定のネットワーク機能や特定のネットワーク特性を提供する、論理ネットワークであるネットワークスライスが規定された。例えば、ネットワークスライスは、低遅延機能を備える端末の為に提供される論理ネットワークであってもよいし、IoT(Internet of Things)に用いられるセンサー端末の為に提供される論理ネットワークであってもよい。
【０００７】
3GPPでは、更に、ネットワークスライスに関連する更なる機能を検討するために、eNS(Enhancement of Network Slicing)の検討が行われている。3GPPでは、eNSのフェーズ2の検討として、スライスごとに許可するUE数又は接続するセッションの数の管理が行われるための機能の追加を検討している。
【０００８】
更に、3GPPでは、rejected NSSAIのmapped S-NSSAIを用いた制御機能も検討している。
【０００９】
しかし、上記要求を満たすための現実方法が明確になっていない。
【００１０】
本発明は、以上のような事情を鑑みてなされたものであり、5GSにおけるeNSのための機能の実現方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
（【００１１】以降は省略されています）

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