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公開番号2024081080
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-17
出願番号2022194538
出願日2022-12-05
発明の名称藻場形成構造
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A01G 33/00 20060101AFI20240610BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】食害による海藻類の枯死を抑制しつつ、生態系の保全・再生を図ることができる藻場形構造を提供する。
【解決手段】格子状に形成され、海草・海藻を育成する藻場基盤10と、藻場基盤10を海底から浮かした状態で浮遊させる浮き20(浮遊部)と、藻場基盤10に立ち上がるように設けられ、海草・海藻の育成を補助すると共に、藻場基盤10の上方において食害生物(例えば魚)の動作を規制する上側規制部と、藻場基盤10の下方に離れた状態で設けられ、藻場基盤10の下方において食害生物の動作を規制する下側規制部と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
格子状に形成され、海草・海藻を育成する藻場基盤と、
前記藻場基盤を海底から浮かした状態で浮遊させる浮遊部と、
前記藻場基盤に立ち上がるように設けられ、海草・海藻の育成を補助すると共に、前記藻場基盤の上方において食害生物の動作を規制する上側規制部と、
前記藻場基盤の下方に離れた状態で設けられ、前記藻場基盤の下方において食害生物の動作を規制する下側規制部と、
を具備する、
藻場形成構造。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記下側規制部は、
格子状に形成されると共に、前記藻場基盤の下方を覆うように形成される下側第一規制部を有する、
請求項1に記載の藻場形成構造。
【請求項3】
前記下側規制部は、
格子状に形成されると共に、前記藻場基盤と前記下側第一規制部との間を外側から覆うように形成される下側第二規制部を有する、
請求項2に記載の藻場形成構造。
【請求項4】
前記上側規制部及び前記下側規制部は、互いに連結される、
請求項1に記載の藻場形成構造。
【請求項5】
前記上側規制部は、
前記下側規制部を介して前記藻場基盤に取り付けられる、
請求項4に記載の藻場形成構造。
【請求項6】
前記下側規制部は、
前記下側規制部のうち上側に位置する下側第一規制部と、
前記下側規制部のうち下側に位置すると共に、前記下側第一規制部と連結される下側第二規制部と、を有し、
互いに連結された前記下側第一規制部と前記下側第二規制部との間に、前記藻場基盤の少なくとも一部が通過するように形成される、
請求項5に記載の藻場形成構造。
【請求項7】
前記下側規制部は、
前記下側規制部のうち上側に位置すると共に、前記上側規制部と連結される下側第一規制部と、
前記下側規制部のうち下側に位置し、前記下側第一規制部と連結されると共に前記下側第一規制部よりも側方に拡がるように形成された下側第二規制部と、を有し、
前記下側第一規制部に、前記藻場基盤の少なくとも一部が取り付けられる、
請求項5に記載の藻場形成構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、藻場を形成するための藻場形成構造の技術に関する。
続きを表示(約 970 文字)【背景技術】
【0002】
従来、藻場を形成するための藻場形成構造の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1においては、光量が十分に確保できる水深を選択し、海草・海藻の着生した着生床を、フロートを用いて海面下の任意の位置に係留させる。これによれば、海草・海藻が成熟することなく枯死するのを抑制できる。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、海中に生息する生物の食害について考慮されておらず、当該生物の食害が発生する可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-061509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、食害による海藻類の枯死を抑制しつつ、生態系の保全・再生を図ることができる藻場形成構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、格子状に形成され、海草・海藻を育成する藻場基盤と、前記藻場基盤を海底から浮かした状態で浮遊させる浮遊部と、前記藻場基盤に立ち上がるように設けられ、海草・海藻の育成を補助すると共に、前記藻場基盤の上方において食害生物の動作を規制する上側規制部と、前記藻場基盤の下方に離れた状態で設けられ、前記藻場基盤の下方において食害生物の動作を規制する下側規制部と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記下側規制部は、格子状に形成されると共に、前記藻場基盤の下方を覆うように形成される下側第一規制部を有するものである。
【0010】
請求項3においては、前記下側規制部は、格子状に形成されると共に、前記藻場基盤と前記下側第一規制部との間を外側から覆うように形成される下側第二規制部を有するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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