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公開番号2024080398
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022193561
出願日2022-12-02
発明の名称電圧監視モジュール、及び、バッテリユニット
出願人日本メクトロン株式会社
代理人個人
主分類H01M 50/569 20210101AFI20240606BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バッテリセルの収縮又は膨張に伴うセル端子の移動量が大きい場合であっても、接続端子が当該セル端子の移動に良好に追従することが可能な構造の電圧監視モジュールを提供する。
【解決手段】本実施形態に係る電圧監視モジュール100は、複数の配線51を有するフレキシブルプリント基板10を備え、フレキシブルプリント基板10は、第1方向に延在する本体部11と、それぞれ本体部11から分岐し、第1方向において間欠的に配置されている複数の分岐部20と、を備え、分岐部20は、その先端側の部位に、バッテリセル210の端子であるセル端子220に接続される接続端子55を有し、複数の分岐部20のうち、第1方向において基準位置510からより遠くに位置する分岐部20の方が、当該分岐部20の基端から接続端子55までの当該分岐部20の長さ寸法が大きい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
積層された複数のバッテリセルを備えるバッテリパックの電圧の状態を監視する電圧監視モジュールであって、
複数の配線を有するフレキシブルプリント基板を備え、
前記フレキシブルプリント基板は、
第1方向に延在する本体部と、
それぞれ前記本体部から分岐し、前記第1方向において間欠的に配置されている複数の分岐部と、
を備え、
前記分岐部は、その先端側の部位に、前記バッテリセルの端子であるセル端子に接続される接続端子を有し、
前記複数の分岐部のうち、前記第1方向において基準位置からより遠くに位置する分岐部の方が、当該分岐部の基端から前記接続端子までの当該分岐部の長さ寸法が大きい電圧監視モジュール。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記分岐部は、前記第1方向に延在する第1方向延在部を含み、
前記複数の分岐部のうち、前記第1方向において基準位置からより遠くに位置する分岐部の方が、前記第1方向延在部の長さ寸法が大きい請求項1に記載の電圧監視モジュール。
【請求項3】
前記複数の分岐部には、前記本体部の法線方向と前記第1方向との双方に対して直交する第2方向において他の分岐部に対してオフセットされているオフセット分岐部が含まれ、
前記第2方向に視たときに、前記オフセット分岐部と前記他の分岐部との一部分同士が重なっている請求項1又は2に記載の電圧監視モジュール。
【請求項4】
前記複数の分岐部のうち、一部の分岐部の一部分は、平面視において、前記本体部に外接する矩形に収まっている請求項1又は2に記載の電圧監視モジュール。
【請求項5】
前記本体部の一部分は、蛇行しつつ前記第1方向に延在する本体蛇行部となっている請求項1又は2に記載の電圧監視モジュール。
【請求項6】
前記本体部の一部分は、当該本体部における他部に対して面直方向に湾曲した湾曲部となっている請求項1又は2に記載の電圧監視モジュール。
【請求項7】
前記分岐部は、
前記本体部の法線方向と前記第1方向との双方に対して直交する第2方向に前記本体部から突出している突出部と、
前記突出部の先端部から前記第1方向に延出している前記第1方向延在部と、
前記第1方向延在部の先端部から前記第2方向に突出している先端突出部と、
を有し、
前記先端突出部が前記接続端子を有する請求項2に記載の電圧監視モジュール。
【請求項8】
前記第1方向における一端側に位置する前記分岐部は、
前記第1方向における前記本体部の一端から前記第1方向に突出している突出部と、
前記本体部の法線方向と前記第1方向との双方に対して直交する第2方向に前記突出部の先端部から延出している一次延出部と、
前記一次延出部の先端部から前記突出部の突出方向とは反対方向に延出している前記第1方向延在部と、
前記第1方向延在部の先端部から前記第2方向に突出している先端突出部と、
を有し、
前記先端突出部が前記接続端子を有する請求項2に記載の電圧監視モジュール。
【請求項9】
前記第1方向における一端側に位置する前記分岐部は、
前記本体部の法線方向と前記第1方向との双方に対して直交する第2方向に前記本体部から突出している突出部と、
前記突出部の先端部から前記第1方向における前記本体部の一端を超えて前記第1方向に延出している一次延出部と、
前記一次延出部の先端部から、前記突出部の突出方向とは反対方向に、前記第2方向における前記本体部の縁を越えて延出している二次延出部と、
前記二次延出部の先端部から前記一次延出部の延出方向とは反対方向に延出している前記第1方向延在部と、
前記第1方向延在部の先端部から前記突出部の突出方向とは反対方向へ突出している先端突出部と、
を有し、
前記先端突出部が前記接続端子を有する請求項2に記載の電圧監視モジュール。
【請求項10】
前記第1方向延在部の一部分は、蛇行しつつ前記第1方向に延在している蛇行延在部となっている請求項2に記載の電圧監視モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電圧監視モジュール、及び、バッテリユニットに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、積層された複数のバッテリセル(同文献には、単電池と記載)を備えるバッテリパック(同文献には電池集合体と記載)の電圧の状態を監視する電圧監視モジュール(同文献には、バスバモジュールと記載)であって、複数の配線を有するフレキシブルプリント基板(同文献には、フレキシブル基板と記載)を備え、フレキシブルプリント基板は、第1方向に延在する本体部(同文献には、本線と記載)と、それぞれ本体部から分岐し、第1方向において間欠的に配置されている複数の分岐部(同文献には、支線と記載)と、を備え、分岐部は、その先端側の部位に、バッテリセルの端子であるセル端子に接続される接続端子(同文献には、接続部と記載)を有し、複数の分岐部の長さ寸法が互いに等しい構造の電圧監視モジュールが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-013766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者の検討によれば、特許文献1の技術では、バッテリパックの収縮又は膨張に伴うセル端子の移動量が大きい場合においても、接続端子がセル端子の移動に良好に追従できるようにする観点で、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、バッテリセルの収縮又は膨張に伴うセル端子の移動量が大きい場合であっても、接続端子が当該セル端子の移動に良好に追従することが可能な構造の電圧監視モジュールを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、積層された複数のバッテリセルを備えるバッテリパックの電圧の状態を監視する電圧監視モジュールであって、
複数の配線を有するフレキシブルプリント基板を備え、
前記フレキシブルプリント基板は、
第1方向に延在する本体部と、
それぞれ前記本体部から分岐し、前記第1方向において間欠的に配置されている複数の分岐部と、
を備え、
前記分岐部は、その先端側の部位に、前記バッテリセルの端子であるセル端子に接続される接続端子を有し、
前記複数の分岐部のうち、前記第1方向において基準位置からより遠くに位置する分岐部の方が、当該分岐部の基端から前記接続端子までの当該分岐部の長さ寸法が大きい電圧監視モジュールが提供される。
【0007】
また、本発明によれば、本発明の電圧監視モジュールと、
前記バッテリパックと、
を備え、
前記フレキシブルプリント基板の各接続端子が、前記バッテリパックの対応する前記セル端子に対して接続されているバッテリユニットが提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、バッテリセルの収縮又は膨張に伴うセル端子の移動量が大きい場合であっても、接続端子が当該セル端子の移動に良好に追従することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るバッテリユニットの斜視図である。
第1実施形態に係るバッテリユニットの平面図である。
図3(a)は第1実施形態におけるフレキシブルプリント基板の平面図であり、図3(b)は第1実施形態におけるオフセット分岐部及びその周辺構造の部分拡大の平面図である。
図4(a)及び図4(b)は第1実施形態に係るバッテリユニットの平面図であり、このうち図4(a)はバッテリパックの放電時の状態を示し、図4(b)はバッテリパックの充電時の状態を示す。
第1実施形態に係るバッテリユニットの部分拡大の斜視図であり、バッテリパックの放電時の状態を示す。
第1実施形態に係るバッテリユニットの部分拡大の斜視図であり、バッテリパックの充電時の状態を示す。
第1実施形態における分岐部及びその周辺構造の部分拡大の斜視図である。
図8(a)及び図8(b)は第1実施形態における接続端子及びその周辺構造の部分拡大図であり、このうち図8(a)は斜視図であり、図8(b)は平面図である。
第2実施形態における接続端子及びその周辺構造の部分拡大の斜視図である。
第3実施形態における本体蛇行部及びその周辺構造の部分拡大の平面図である。
図11(a)は第4実施形態における湾曲部及びその周辺構造の部分拡大の平面図であり、図11(b)は図11(a)に示すA-A線に沿った切断端面図である。
図12(a)及び図12(b)は第5実施形態における押さえ部及びその周辺構造の部分拡大図であり、このうち図12(a)は平面図であり、図12(b)は図12(a)に示すA-A線に沿った断面図である。
図13(a)及び図13(b)は図12(a)に示すA-A線に沿った切断端面図であり、このうち図13(a)はバッテリパックの放電時の状態を示し、図13(b)はバッテリパックの充電時の状態を示す。
第6実施形態における分岐部及びその周辺構造の部分拡大の平面図である。
第7実施形態における分岐部及びその周辺構造の部分拡大の平面図である。
第8実施形態における分岐部及びその周辺構造の部分拡大の平面図である。
図17(a)は第9実施形態におけるカバー部及びその周辺構造の部分拡大の斜視図であり、図17(b)は図17(a)に示すA-A線に沿った切断端面図である。
第9実施形態の変形例におけるカバー部及びその周辺構造を示す図であり、図17(a)に示すB-B線に沿った切断端面図である。
図19(a)は第10実施形態におけるフック部及びその周辺構造の部分拡大の斜視図であり、図19(b)は図19(a)に示すA-A線に沿った切断端面図である。
第11実施形態におけるバスバー及びその周辺構造の部分拡大の斜視図である。
第12実施形態におけるバスバー及びその周辺構造の部分拡大の斜視図である。
第13実施形態におけるバスバー及びその周辺構造の部分拡大の斜視図である。
第14実施形態に係るバッテリユニットの平面図である。
第15実施形態に係るバッテリユニットの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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