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公開番号2024079712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2024038399,2020142975
出願日2024-03-12,2020-08-26
発明の名称液体収容容器、液体入り容器、所定量の薬液を製造する方法、組合体、組合体の製造方法、及び液体入り容器の製造方法
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 77/00 20060101AFI20240604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】液体収容容器に収容された液体を取り出す際に、液体収容容器内への液残りを抑制することが可能な、液体収容容器、液体入り容器、所定量の薬液を製造する方法、組合体、組合体の製造方法、及び液体入り容器の製造方法を提供する。
【解決手段】液体収容容器10Cは、液体を収容可能な容器本体11と、容器本体の第1側端に形成された密封部20と、を備え、容器本体は、筒状の胴部と、胴部と密封部との間に連続的に形成されたつなぎ部13とを有し、つなぎ部と密封部との間にシール線21が形成され、シール線の両端の位置で、それぞれシール線とつなぎ部とによって第1コーナー部22C、23Cが形成され、密封部の主たる面に平行かつシール線を含む仮想面の法線方向から見たとき、第1コーナー部は、全て100°以上の角度となっており、シール線の途中に50°以下又は100°以上の角度となる第2コーナー部27Cが形成される。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
液体収容容器であって、
液体を収容可能な容器本体と、
前記容器本体の第1側端に形成された密封部と、を備え、
前記容器本体は、筒状の胴部と、前記胴部と前記密封部との間に連続的に形成されたつなぎ部とを有し、
前記つなぎ部と前記密封部との間にシール線が形成され、前記シール線の両端の位置で、それぞれ前記シール線と前記つなぎ部とによって第1コーナー部が形成され、
前記密封部の主たる面に平行かつ前記シール線を含む仮想面の法線方向から見たとき、前記第1コーナー部は、全て100°以上の角度となっており、
前記シール線の途中に第2コーナー部が形成され、前記仮想面の法線方向から見たとき、前記第2コーナー部は、50°以下又は100°以上の角度となる、液体収容容器。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記容器本体の内面の、前記液体に対する接触角が20°以上である、請求項1に記載の液体収容容器。
【請求項3】
前記容器本体の第2側端に、前記容器本体の内部に収容された前記液体を取り出す取出部が設けられている、請求項1又は2に記載の液体収容容器。
【請求項4】
前記取出部に連通するように配置された液体用包装袋を更に備えた、請求項3に記載の液体収容容器。
【請求項5】
前記仮想面の法線方向から見て、角度が100°以上となる第2コーナー部について、当該第2コーナー部を前記シール線に対して垂直な平面で切断したとき、前記容器本体がなす角度が40°以上である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液体収容容器。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液体収容容器と、
前記液体収容容器に収容された液体と、を備えた、液体入り容器。
【請求項7】
請求項6に記載の液体入り容器を準備する工程と、
前記容器本体に、内部と連通する開口を形成する工程と、
前記開口から前記容器本体内の液体を取り出す工程と、を備えた、所定量の薬液を製造する方法。
【請求項8】
前記開口は注射針によって形成され、前記注射針によって前記開口から前記容器本体内の液体を取り出す、請求項7に記載の所定量の薬液を製造する方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体収容容器、液体入り容器、所定量の薬液を製造する方法、組合体、組合体の製造方法、及び液体入り容器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
薬液を輸送又は保存するための容器には、密封状態を安定して保持することが求められている。このような容器として、例えばガラス製や樹脂製のバイアルが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、円筒状の本体胴部と、ドーナツ状の天面部と、天面部と熱融着するためのフランジ部を有する合成樹脂製の口栓と、口栓に嵌合するキャップとを有する液体用紙容器が開示されている。特許文献1によれば、高価な金型を使用するインモールド射出成形法によらずに、低コストに供給することができ、紙の使用比率の高いチューブ型液体用紙容器を提供できるという効果を奏する。また、特許文献2には、内容物の注出口を有するヘッドと、このヘッドにつながりその尾端をフィッシュテール状に成形した胴部からなるチューブであり、胴部が積層構造体からなる多層チューブが開示されている。特許文献2によれば、外部からの酸素の侵入を確実に防止するとともに、容器の内部空間内に存在する酸素の影響を軽減し長期にわたり安定した品質を維持できる新規な多層チューブを提案できるという効果を奏する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-025471号公報
特開2004-148628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、医療用容器等の液体収容容器から薬液等の液体を取り出す際、液体収容容器内に液体が残ってしまうという問題がある。このような問題が生じると、例えば、液体収容容器に決まった量で収容された薬液を全て取り出して患者に投与することができなくなってしまう。また、液体収容容器に収容された液体が高価な場合には、液体を無駄なく使用することが困難になってしまう。
【0006】
本開示は、液体収容容器に収容された液体を取り出す際に、液体収容容器内への液残りを抑制することが可能な、液体収容容器、液体入り容器、所定量の薬液を製造する方法、組合体、組合体の製造方法、及び液体入り容器の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施の形態による液体収容容器は、液体収容容器であって、液体を収容可能な容器本体と、前記容器本体の第1側端に形成された密封部と、を備え、前記容器本体は、筒状の胴部と、前記胴部と前記密封部との間に連続的に形成されたつなぎ部とを有し、前記つなぎ部と前記密封部との間にシール線が形成され、前記シール線の両端の位置で、それぞれ前記シール線と前記つなぎ部とによって第1コーナー部が形成され、前記密封部の主たる面に平行かつ前記シール線を含む仮想面の法線方向から見たとき、前記第1コーナー部は、全て50°以下の角度となっているか、又は、50°以下の角度となる第1コーナー部と100°以上の角度となる第1コーナー部との両方を有する。
【0008】
本実施の形態による液体収容容器において、前記容器本体の内面の、前記液体に対する接触角が20°以上であっても良い。
【0009】
本実施の形態による液体収容容器において、前記仮想面の法線方向から見て、角度が50°以下となる第1コーナー部について、当該第1コーナー部を前記仮想面に平行かつ前記シール線に対して垂直な方向から観察したとき、前記容器本体がなす角度が35°以下であっても良い。
【0010】
本実施の形態による液体収容容器において、前記容器本体の第2側端に、前記容器本体の内部に収容された前記液体を取り出す取出部が設けられていても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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